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キャプテンは奥様

Kiwi Coyote は50フィートクラスのピカピカの豪華クルージングセイリングボートです。
マスト高も22mあります。

建築士のサイモンはとても物静かな紳士で。よく働くご主人です。

2016年にインドネシアラリーに参加されていて日本のラリー参加を打診したところ、来年参加希望との事でした。 同じNZのSagataと一緒に翌年ラリースタートの地である広島観音マリーナまで航海してきました。

このインドネシアラリーは規模が大きく50艇前後が参加する様です。 日本からの参加艇も時々いる様です。

奥様であるロビンが艇長、パートナーであるご主人がクルーとして整備を完璧にこなす。彼女はアメリカのシアトルから世界一周をヨットでする途中結局ニュージーランドで暮らす事になったとの事でした。

彼らが凄いのは、沖縄から広島までほぼノンストップで航海を行い、ラリーのスタートに駆けつけてくれたとの事でした。 クルージングプランはアメリカ人の奥様であるロビンが建て、航海しているとの事です。 彼らもアラスカルートで北米に船を進め現在はバンクーバーに居るようです。

日本からのヨットは太平洋横断の堀江さんの影響か、一気にサンフランシスコを目指すヨットが多いのですが、一般的なルートはもっと北に上り、ダッチハーバーやアラスカ沿岸からインサイドパッセージ経由でバンクーバー、というのが、一般的で、みなアラスカの大自然や、海の恵みを楽しんで航海をするのがポピュラーなルートのようです。

どの船もまたその乗り手もみなユニークですね。 日本はやはりまだ乗り手もヨットも個性がないなと感じてしまいます。



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