海外から日本を訪れたヨット乗り その1

画像1 さて、2014年は海外からのヨットの当たり年でした。 瀬戸内のヨットラリーへも、カナダ、シンガポール、ニュージーランド、そしてオーストラリアから2艇に加えて、日本からも参加があり、10艇を超える規模となりました。 彼らとは一緒に広島の宮島観光、 尾道観光、仁尾からは金毘羅さんを回り、楽しい時間を共有させていただきました。 この中から2艇を紹介いたします。
画像2 オーストラリアのタスマニアから参加してくれたのは、50フィートの鋼鉄製ヨットアストロラーベ1です。 水流発電装置を持っていたり非常に素晴らしい外洋志向のヨットでした。 イアンとキムはアドベンチャーツアー会社を経営していたのですが会社を売却して、旅に出たとのことでした。
画像3 Avant Garde はNZの実業家コリン氏(舵誌にも彼の航海は紹介されました)が奥様と娘さんと家族で参加してくれました。 写真はちょうど弓削島から新居浜に向かう途中追手の風でジェネカーランをしている様子です。 マスト高さが23mあり、瀬戸内では通過できない橋がいくつかありました。 因みにこのヨットはワンオフで、カウリ材で作られた木造ハルのヨットでおそらく建造費は相当なものだと思います。 私は運良く事務局スタッフとして一週間コリン達と一緒にクルーズさせて頂きました。感謝!
画像4 イアンとキムはその後北海道の小樽マリーナに冬の間雪囲いをした船に住み続け、北海道でスキー三昧の毎日を過ごしたようです。 その後も北海道を満喫して、アラスカに抜けていきました。
画像5 ヨットで旅をしていると朝早出をすることが多くなります。 瀬戸内の朝焼けや夕焼けは、時としてとても絵になる景色となります。
画像6 鋼鉄製の船体は仮に氷山と衝突しても穴が開くような事は無いので局地を冒険するスタイルのヨットはFRPではなくアルミや鋼鉄製が多い様です。 ヨーロッパは特にアルミのプロダクション艇も選択肢が多いようです。

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