七章　26巻、27巻　特典ss

今回はリゼロの店舗特典のショートストーリーのあらすじを紹介します。非売品なので今は店舗での入手は不可能です。

最新巻までのネタバレが含まれます。

神竜の国/迷子捜索記録①

26巻とらのあな特典ショートストーリー

あらすじ
スバルとレム、そして「暴食」の大罪司教ルイ・アルネブの三人が影に呑まれどこかへ連れて行かれた後の、エミリア陣営とアナスタシア陣営の合同会議の様子。場所はプレアデス監視塔。メンバーはエミリア、ベアトリス、ラム、メィリィ、アナスタシア、エキドナ、ユリウス。
試験をクリアし解放されたプレアデス監視塔の使い道とボルカニカの処遇について話し合う。

要点
スバルたちをすぐに探しに行こうにも事態はそう簡単で無い。一度ロズワール邸に帰還することに。

プレアデス監視塔を国の有識者を招くにはアウグリア砂丘を越える必要がある為、メィリィの存在価値が跳ね上がる。

メィリィの殺し屋としての罪を贖う機会に最適。

神竜の国/迷子捜索記録②

27巻とらのあな特典ショートストーリー

あらすじ
前半は場所はプレアデス監視塔の第一層マイア。ボルカニカに対してエミリアがお願いをする。内容は監視塔より更に東にある魔女の祠の封印を解こうとする輩を迎撃すること。

後半はロズワール邸でロズワールと今後の行動について話し合う。アナスタシア陣営もスバル、レムの捜索の協力を快諾してくれる。プリステラ残留組の帰還を待つことになる。

要点
ボルカニカが自分の爪の破片をエミリア達に渡す。それが監視塔の通行手形である。

ボルカニカを含む「龍」は巨大なマナの塊であり、それが「竜」との最大の違い。


ヴォラキアとルグニカは現在国境が封鎖されており、自由に行き来できない。ロズワールが飛空術での入国もヴォラキアの飛竜に撃ち落とされかねない。

暫定レムの疑心暗鬼/鬼の空念仏編

26巻メロンブックス特典ショートストーリー

あらすじ
場所は帝国軍の陣地の中で、時間は捕虜としてルイと共に捉えられている所。スバルが血盟の儀を受けている間。
レムがスバルに対して、魔女の臭いと行動の相反性から葛藤している心理描写を主に描いている。「どうして」という疑問でレムの心中はいっぱいである。血盟の儀を終え、ホーリーがレムとルイを救出する。

要点
レムはエピソード記憶の欠落によりスバルを覚えていない上に、魔女の瘴気から本能的に拒絶し嫌悪している。

暫定レムの疑心暗鬼/鬼の霍乱編

27巻メロンブックス特典ショートストーリー

あらすじ
主にレムとアベルの対話とレムの心情描写で進行する。アベルから

「その男の目的は、今さら語るまでもあるまい。それは最初から最後まで、貴様の身の安全と心の安寧だけを望んでいた。死をも覚悟するほどに、だ。」

と言われ更にレムの葛藤は高まる。

要点
アベルからスバルがこれからどう行動するか聞かされる。レムはこれを聞いていた為、27巻本編においてグァラルで荷解きをせず、脱出の準備をしていた。

狼の国/弱者死すべし慈悲はない①

26巻ゲーマーズ特典ショートストーリー

あらすじ
ヴォラキア帝国の皇帝ヴィンセント・ヴォラキア視点で描かれる。場所は「名もなき王の墓場」という広大な国土を持つヴォラキア帝国の最東端の地。ヴィンセントは部下の裏切りを前に、帝都にある水晶宮からはるか遠いこの地まで転移することとなった。前半が転移してすぐの場面。これからの動きについて思案する。
中盤がナツキ・スバルと出会った後、彼について思案する。隣国の情報を耳にする立場の皇帝はナツキ・スバルという名前に聞き覚えがあった。
終盤は、今唯一頼ることができるであろうシュドラクの民に取り入ってもらう前までのお話。
全体を通して26巻の裏側がこの一冊に詰まっていると言っても過言ではない。これから一歩たりとも歩みを止められない戦いが始まるのだと元皇帝は自覚することとなる。

狼の国/弱者死すべし慈悲はない②

27巻ゲーマーズ特典ショートストーリー

あらすじ
主にトッド視点で進行する。
場面は27巻本編でスバルが大蛇の魔獣を前に帝国兵を置いて逃げた後のお話。帝国兵たちはその魔獣との戦闘を余儀なくされる。しかし、帝国兵のジャマル・オーレリー上等兵は戦闘力が高く、ほぼ一人で大蛇の魔獣を倒してしまう。
ジャマルに血を川で洗い流すように指示したトッドは出発に備えて部下たちに水を飲むように指示する。次の瞬間水を飲んだ兵たちは意識が朦朧とする。トッドは二将に会いに行くべきと考えていたが、部下たちが自分の言い分を聞かないだろうと思い、それだけの理由で部下たちに大蛇の毒を飲ませた。そして、

「まぁ、疑問はたくさんあると思う。けど、それにわざわざ答えてやってると、ジャマルが戻ってきて面倒になるからな。だから」
「ーー答え合わせは、好きにしてくれ」

と言い振り上げた斧を振り下ろす。
戻ってきたジャマルを言い包め、トッドはグァラルへ戻ることにする。

要点
トッドの精神性は異常。28巻でもそれは垣間見れるだろう。。

以上、七章の店舗特典でした！

次回予告
特典ss魔女のアフターティーパーティ