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29巻特典小説まとめ

こんにちは!こんばんは!
今回はRe:ゼロから始める異世界生活の最新29巻の店舗特典をまとめて紹介しますよ。
注:29巻(web七章54)までのネタバレも含まれます。

親竜の国/迷子探索記録④

とらのあな特典
今回でプレアデス監視塔組も4冊目。前回のあらすじはロズワール邸にてプリステラ組と合流したエミリア陣営一行がピックタットに向かうことを決めるところで終わった。

あらすじ
今回はピックタットに到着した所から始まる。
場所はスーウェン商会と思われる。マゼラン・スーウェン(オットーの父親)とロズワールがヴォラキア入国の方法について交渉する。
オットーがピックタットから旅立つ原因ともなった殺し屋について(アニメ40話参照)もロズワールの名前を出して解決した。
交渉の間ベアトリスはスバルから長らくマナ供給がないため「しょーえね」中(おねんね中)。
エミリア陣営はピックタットからアナスタシア陣営はカララギからヴォラキア入国を試みる。
ヴォラキア潜入に参加するメンバー:エミリア、ベアトリス、ラム、ロズワール、フレデリカ、ペトラ、オットー、ガーフィール。メィリィやミロード邸のメンバー以外全員参戦する模様。

感想など
ペトラとロズワールの関係も16巻〜20巻のメロンブックス特典「ペトラのエミリア陣営奮闘記」を経て上手い距離感を保っている。ロズワールがもしまた悪い方向へ走ることがあっても牽制できる最有力候補はペトラだろう。今後案外いいペアになるかもしれません(^ν^)
ラムの辛口で萎えるガーフ「がお…」って言うのがかわいい。

ペトラのエミリア陣営奮闘記Page.4より

暫定レムの疑心暗鬼/渡る世間に鬼はなし編

メロンブックス特典
暫定レム編もこれで4冊目。今回もレムの心情に沿ったお話。

あらすじ
ある朝レムが料理に必要な水を汲みに行くとそこには剣をひたすら振る人物がいた。その人物の名はハインケル・アストレア。ハインケルは昼から酒を飲むほど落ちぶれているが剣を扱う所作は美しいとプリシラも評価している。レムがハインケルは「ちぐはぐ」だと言う。シュルトが合流してハインケルにも料理を手伝ってもらうことに。

後半は前回に引き続きプリシラの哲学回。

「妾の如く、あらゆる角度から見て美しいものは限られる。努々世界の在り方を狭めて見るでない。ーーレム、いつなりとでも杖を持て」

「ーー?杖ならいつも持っていますけど」

「たわけ。物理的な杖ではない。この、世界を広く歩くための杖よ。シュルトにはそれを知識と、アルには雄渾さと伝えた。貴様も貴様の杖を持て」
渡る世間に鬼はなし編より

プリシラは美しいもの(完璧なもの)を望む。それにも関わらずシュルトやハインケルを従者に置くことに疑問を抱いたレムがプリシラに問う。プリシラはハインケルの剣の所作を高く評価しておりレムにも見所があると言う。

感想
ハインケルについて。親と子があれだけ凄い上に自分の妻は眠り姫という状況で自分への劣等感で堕落するのも理解できてしまう。どうして自分だけ不憫なんだと下へ下への悪循環なのかも。
それでも毎朝剣振ったり鍛錬するのはヴィルヘルムの血引いてると思わせるし父への尊敬もあるのだろう。レムの料理の手伝いも断りきれない辺りいい人感が隠しきれてない所も好印象。セシルスの父親であるロウアンと出会いお互いの境遇を理解し合うことで何か変わるのかもしれない。

29巻の幕間にて平和なグァラルに九神将の玖マデリン・エッシャルトが襲撃を開始することが分かりました。ヴォラキア帝国ではグァラル、カオスフレーム、剣奴孤島で何かが起きそうです!

狼の国/弱者死すべし慈悲はない4


ゲーマーズ特典
毎度帝国人に焦点が当たる"弱者死すべし慈悲はない"シリーズの4話目。

あらすじ
帝都についたトッドとアラキア。トッドは褒美としてすぐに婚約者でありジャマルの妹であるカチュア・オーレリーに会うことを望む。
カチュアにジャマルが死んだことを言うもトッドはボロカスに言われる。
アラキアは帝国宰相(皇帝裏切りの首謀者とされる)のベルステツ・フォンダルフォンに会い、剣奴孤島へ向かわされる。剣奴孤島で何が起こっているのかは不明。

「この……っ、変態! 卑劣漢! 何のつもりなの…!」
弱者死すべし慈悲はない4より
カチュアのセリフ

感想
トッド話が進むにつれサイコパスさが増してる。カチュアにボロカスに言われながらもジャマルはカチュアを自分のものにするための引き合いとしか思ってない辺り色々ヤバイ(語彙力)。
アラキアとプリシラの再再会はまだ先…。


まとめ

今回3つとも濃密で面白かったです。個人的にはレム特典が一番良かったです。レムが常に成長しようという意思が垣間見えて今後の展開が更に気になります。七章はまだまだ終わらないだろうな…。

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