【研究員コミュニティレポ②】講座に感動してしまって書いた文章-シモカタさんのブランディング講座
新しい働き方LABの研究員制度がスタートして1週間!
っていうか、1週間しか経ってなかったのか。なんか、もの凄く時が流れたような気になってました。LABはもしや精神と時の部屋ですか?皆さんの情報発信速度がヤバすぎて、サイヤ人並の重力修行している気になりました。
あんまりずっと追いかけていると出口がなくなって中から出られなくなりそうなので、修行したいときだけログインしてます。反応遅くてすんません。
さて、今日は昨日参加したシモカタさんのブランディング講座を終えて感じたことについて書きたいと思います。
なぜシモカタさんの講座について書くのか
すっごい面白かった。勉強になった。それは間違いなくて、モニターで無料なんて信じられない。超お得だった。だけど、それでは僕はこんな記事書こうとは思わないんですよ。それなら、この時間子どもと遊んでます。
でも、どうしても書きたくなった。
それは、昨日のシモカタさんのオンライン講座のうまさをじわじわ感じて、教えてもらったmindmeisterで深掘りするうちに、感動したからです。あの素晴らしい講座運営の中には、シモカタさんの蓄積された経験と技術が詰まってるんじゃないかと。(彼の何を知ってるんだお前は。)
ビビったところ
まずビビったのは、チャットへのレスポンスの自然さでした。ラグが全然なく、あたかもチャットで会話できているようなスムーズさがある。でも、それが成されるには、自分の講座の内容を話す/機器を操作する/チャットを読む/チャット内容の取捨選択をするということを併行して進められなければならない。
いや、無理でしょ。それって、手と頭と足と口と別々に動いているようなものじゃないの?かといって、頑張っている感じがない。処理の必死さが一切出てなくて、チャットに対して笑って反応している。
どれだけこうした同時処理をこなしてきたらこうなるんだと。目の前の一つの作業しかこなしてこなかった自分にとっては衝撃だったわけですよ。
講座設計にもビビりました。1時間から1時間半の時間設定の中、30分ぐらいで説明を終えて、あとは余白。勿論そこには「質疑応答か誰かのペルソナ構築実践」という枠組みは作ってあるわけだけど・・・そこ、自分のしゃべりでなく空けておけるの?だって、それってめっちゃ怖くないですか?だって、どんな展開になるか分からないじゃないですか。
僕は怖いから、自分のしゃべりでどうしても埋めたくなってしまう。授業で余白を作るとしても2割が限界だったんじゃないかな。
けど、シモカタさんは5割以上をLiveでその空白を埋めるデザインを選んでいた。すごい。でも、確かに5割以上Liveだったら、次行っても5割違う内容になる。だから同じ講座でも聴きたいと思う。そこには違う学びが必ず生まれるから。でも、それはめちゃくちゃ難しいことのはずだ。
例えばレストランで、半分固定メニューで半分その時で変わるメニューが出てくるお店があったとする。でも、その時々で変わるメニューって「相手に合わせて」じゃないでしょ。
相手の質問や反応を見て講座作るって・・・トニオトラサルディーか。
そして、あの講座の落ち着いた雰囲気にもビビりました。なんだろう、参加型の講座って、もっと緊張するんですよね。吉野家みたいな感じっていうのかな・・・やるかやられるか、みたいな。
でも昨日の講座はそうじゃなかった。それはなんでだったか考えると、まず「基本ビデオ・音声オフ」であること、そして、シモカタさんがカメラに対して正対していないこと、いかにも講座しますという雰囲気でないこと、BGMがさりげなく流れていたことが関係していると思う。
でも、チャットはスムーズに拾うから観客はアクティブな状態で、ストレスの少ない心地良い参加感があったんですよ。
あの講座は多分ライブだった
ZOOM講座って難しいですよね。参加者との音声の切替とか、なんというか「一体になりきれない」という感じがある。
ファシリテーション側は対面と違って音や資格情報で反応が伝わってこないから、語り手がうまく乗っていきづらい。また会場の雰囲気をポッカポカになかなかできない部分がある。機器操作やチャットをさばくわずかなタイムロスが一体感を阻害する。
そうした中で、新しい働き方LABのイベントを見ていると「チャットを上手に使う」というのがオーディエンスと一緒にイベントを作る鍵なんだろうなとは思っていました。
けど、けどね・・・
こんなうまく出来る人いるんか・・・。
ZOOM講座は家で受ける。だから、リラックスしていたい。けど、充実した学びも欲しい。双方向のやりとりがしたい。ある程度のオシャレさもあったら嬉しい。
全部叶ってる・・・。
家で参加する、本当の意味でのライブ講座。
すごい。未来だ・・・。
単線キャリアではないからこそ生まれ得る色
教師やキャリコン、こども支援などで僕は今まで非常に多くの講座を受けてきました。だからこそ、すごいなって思うんです。
対面じゃ先生の圧で質問できない人も結構いると思うんですよ。
でも、チャットだったらできる人も、音声までだったらいける人もいる。講座に足を運べない人もオンラインで家という落ち着いた環境だったら参加できるという人もいる。でも、オンラインにはオンラインの弱点もある。
けど、昨日の講座は、オンラインの弱点をほぼ無にして、長所を最大限引き出していました。
単線のキャリアを描いて来た人には、あの講座は絶対できないんではないかと、僕は思います。マルチタスク、環境づくり、参加者と一体になって講座をつくる設計、オンラインイベントの場数、論理的な説明、リサーチ・・・様々な経験が混ざり合っているからこそ、あの絶妙にポカポカした雰囲気は生まれたのではないかと。
言ってみれば、草木染め。
化学染料で染めた赤と、草木染めの茜などで染めた赤には大きな違いがあって、前者は単色のヴィヴィッドな色合いで、後者は様々な色素が入り交じった落ち着いた色合いです。様々色素の調和は「温かみ」をもたらします。
シモカタさんの講座は、草木染めのように様々な色素が混ざり合いつつ、絶妙に染め手によってその配分がコントロールされていました。
それは、一つのことだけやっていれば出せるという色ではないと思うんです。
シモカタさんの講座を受け、様々な要素を人生の中で集めてきた人が見せる素晴らしい色を感じさせてもらったこと、それは自分自身の単線ではないキャリアへの励みにもなったからこそ、僕は感動して訳知り顔でこんな文章を勢いに任せて書いている。そんな所です。(的外れだったらDMください。シモカタさん。赤面&謝罪しながら即刻消します)
今回受けられなかった人、ぜひシモカタさんのブランディング講座を受けてみてくださいね!
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