自分で占いをするススメ
最近占いにハマっている。占われる方ではなく、占う方で。
元々私は占い大好きで、よくネットの相性占いだとかタロットだとか事あるごとにやっていた。しかし本場の占い師さんには片手で数えるくらいしか行ったことがない。自分の行動を占いで左右しすぎるのは良くないと分かっていたから。あくまで、迷った時の背中押し。困った時の助け舟として。
とは言いつつも、やはり占いというジャンルは大好きなのだ。でも、しすぎるのはなんだか嫌だ…他の人に運命を左右されているようで。ならば……自分でやればいいんじゃない!!??に行きついた。
そのきっかけが、今テレビで放送中の「突然ですが占っていいですか?」というテレビ番組だ。これはすごい。ズバズバ当たる。「あなた、洗面台に飛び散った水拭いてるでしょ?」「R-1飲んでる星があります」って事まで当てる。(むしろ占いではなく透視してるのでは…?と疑うレベル)
それで、大体「人生の転機」「人生のヤバい時」が当てられていて、「あぁ、人にはそういうイベントが用意されているんだ」と思わざるを得ないのだ。
そこでまず「当たる占いは当たる」ということを知った。そして私が興味を持ったのは西洋占星術。いわゆる星座占いだ。
一気にほれ込んだのは、人生で一番つらかった時期を自分で解析できたこと。その辛い時期に、人生で1度あるかないかの「破壊と再生の星」がガッツリ出ていたのだ。マジやんこれ。ってなった。そこからガッツリのめりこんでいく。
そして過去の検証。「あ~こういう時、こういう事があったのはこういう星があったからね、把握しましたよっと☆彡」って感じで、全て府に落ちていくのだ。起こった現象に通る星あり。これが結構救われる。例えばあるショックな出来事が起こった時期があるとして、「自分の選択が間違ってたからだ…」と悲観していたとしたら、そうではなく「そういう気持ちになる時期だったんだ」と思えるのです。ホントであれ嘘であれ、納得材料にできるのは楽になる。
もちろん、日々の細かい出来事がイチイチ出ているわけではない。過去にあった「印象的な出来事」は、大体星が出ているのだ。こんなことある!?(未だに半信半疑でもある)
更に言うと、私が占星術に激ハマりした時期というのも「現実味を感じにくい時期」「アーティスティックな事をしやすい時期」「占星術」を表す、海王星という星が私をガンガンに刺激しているからなのだ。こういう時は本来の自分の軸がぶらされる。そして、占いにハマるのも納得だった。おかげで習得スピードが早い早い。(作業動画が西洋占星術で染まる日々)
自分で占いをするメリットは、「他人の解釈に左右されない」ということ。占いをやってみると、「解釈の違い」に度々遭遇する。違うサイトで違う事を言っている、みたいな。でも、それぞれ自分の持論がある。間違ってはいない。
自分で占いをすれば、自分自身で納得できる解釈を考えることができるのだ。他人から見れば凶でも、自分にとっては大吉にもなり得る。それが楽しい。「え~相性悪いの?!信じたくな~い!」ってなっていたのが「なるほど、恋愛の相性がいい反面、相手を見ると無条件でイラっとしちゃうわけね」とか、良い所と悪い所の両面が見えるのだ。トータルの結果ではなく、細分化の結果で見られる。納得できるし、悪い部分が妥協できるなら見過ごすこともできる。それに、悪い部分を知っていれば備えられる。
何より、「占いに頼りたい」から「占いを勉強したい」という生産的な方にチェンジできたのも嬉しい。こうなれば1つの立派な趣味だし、周りの人のためにもなるのだ。そして自分の為の。占いを始めてから、他人の悪い部分を大分許容できるようになってきた。他人のミスを許せない指摘グセのある乙女座(私)にこれは嬉しすぎる収穫である。
(そもそも自分は完璧主義なんかじゃないと思っていた…12星座で比べるとかなり完璧主義だな~と今なら思える。他の星座は他人への許容量がすごい。乙女座はそもそも許容という認識が薄い。)
ここまで読んで、もし西洋占星術に興味を持った人は、身近な「星座あるある」で人間の多様さから実感してみてはいかがだろうか。占いとか差し引いても普通に面白いですよ。
ちょっと待って!!自分のやつだけ見ないで!!!
プレイリストの12星座を通して見て、「この星座にとってはこれが正義なわけね……ありえないわ~(笑)」と、自分と比べる事が大事なのです。それが面白いのです。
星の世界でお待ちしております☆彡(漫画家だけどね!!)
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