成人男性が渋谷でプリキュアの映画を観てきました
好きな人がいるならばその人の事をより深く、より詳しく知りたいと思うのはごく自然な感覚であるはず。
スキップができない、箸が正しく持てない等、あらゆる自然を不自然に変えてきた私でさえそう感じるのだから、間違いありません。
好きな人が好きなものに触れたい。
同じものを「好きだ」と笑い合いたい。
その結果、齢19にして生まれて初めて、かの国民的幼児向けアニメ
「プリキュア」
を映画館で観るという有難い機会に恵まれたので、鑑賞を通して私が感じたことをまとめ、完全なるプリキュア初心者だからこその視点からズバズバと鋭い指摘を連発
できればよかったのですが、あいにく
上映中にこっそりちゅーでもできたらいいな…///
などとしか考えていなかったため、大事なシーンを見逃している可能性があります。なので、分からない箇所は想像で補いながら、頑張って書いていきたいと思います。
とは言いつつ、今この記事を読んでいる貴方がプリキュアに関して何の知識も持たずにやってきた不届き者であるという可能性も十分考えられるので、私自身の復習も兼ねて、まずは今期放送のアニメプリキュアシリーズ19作目『デリシャスパーティ♡プリキュア』の簡単なおさらいから始めていきましょう。
登場人物
和実ゆい/キュアプレシャス
今期プリキュアの主人公。まさに主人公といった真っ直ぐな性格でどんな困難にも立ち向かう。映画しか観ていないため間違っていないとは言いきれないが、恐らく決めゼリフは「お前らを八つ裂きにする」「お遊びは終わりだ」。CVが私の小学校の同級生。
コメコメ
"米"をモチーフにした妖怪エナジー妖精。エナジー妖精というのは主人公達がプリキュアに変身するときに力を貸す特別な存在。「コメ〜!」しか言わないと思ってたらそんな事なかった。
芙羽ここね/キュアスパイシー
絵に描いた様なクールビューティ。彼女の登場シーンでことごとく寝ていたためあまり覚えていないが、多分犬を飼っている。
パムパム
"パン"をモチーフにしたエナジー妖精。エナジー妖精というのは主人公達がプリキュアに変身するときに力を貸す特別な存在。キャラが薄い。
華満らん/キュアヤムヤム
そのコードネームに反して明るい性格が持ち味。多分犬を飼っていない。
メンメン
言うまでもなく"men"つまり"男性"をモチーフにした妖怪。
菓彩あまね/キュアフィナーレ
この人だけ何故かパートナーの妖精がいない。
マリちゃん(ローズマリー)
主人公達の保護者的立場。IKKOみたいなタイミングでIKKOみたいなことを言う。
公式サイトによれば口癖は「〇〇盛り〜!」らしいが、映画でそれらしいセリフを口にする様子は一切見受けられなかった。
ケットシー
猫を自称していたが、猫ではないと思う。
感想とか
あんまり書くとネタバレになってしまうので、ここまで読んで気になった方は是非とも実際に映画館へ足を運んで頂き、その目でプリキュア達の活躍を確かめて欲しいと思うのですが、その上でいくつか感想を絞り出したので暇な人だけ読んでいってください。
ということで、まずは
上映開始直後に登場したコメコメがかわいすぎて映画の内容が2割くらいしか入ってこなかった
という話です。
主人公のゆい以上に主人公なコメコメ。
悩みや葛藤を抱えながらも自分らしさを信じ、憧れの存在へ近づいてゆこうとするその姿はまさに主人公です。今作の主人公はコメコメと言っても過言ではありません。
気付けば私は画面の中で尻尾をふりふりさせているその生き物を夢中で応援。その生き物はその生き物で、たまに「コメ〜♡」と鳴いたかと思えば思わせぶりな態度でこちらを誘惑してくるし、もう何が何だか分かりません。途中あまりのかわいさに助けを求めようと隣を見ると、彼女は大粒の涙を零していました。まだ全然泣く場面ではなかったと思います。
さて、続いては
あまねさんだけ色々仲間外れすぎる
というお話です。
「あまねさんだけ色々仲間外れすぎる」。
正直これに関しては上に書いたそれ以上でもそれ以下でもないので詳細は割愛させていただきます。
最後に忘れてはいけないのが「ライトを振ってプリキュアを応援しよう」システムですね。
幼児向けアニメの醍醐味とも言える、まさに作品の根幹を成す部分。私達は大人の事情で入場者特典のペンライトが貰えなかったので代わりにケツを振って応援しました。
そんな応援の甲斐もあってか、思ったより苦戦することなくプリキュア達は勝利。なんだかこちらまで誇らしい気分になりますね。ちなみにあとで聞いた話によれば、応援が足りないとプリキュアがボロ負けするらしいです。負けなくてよかった。
おわりに
はい、そんなこんなで映画が終わる頃には二人で大号泣。頬をびしょびしょに濡らしながらハッピーエンドに感動する彼女を横目に、上映中トイレを我慢した結果股間をびしょびしょに濡らしてしまった私はこのピンチをどう切り抜けるかで頭がいっぱいでした。
お誕生日おめでとうございます。
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