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🇰🇪ケニア② ナイロビ滞在

ナイロビ行きのバス

ナイロビ行きバスの車内
暗くてほとんど何も見えない

ウガンダ第2の都市ジンジャから夜行バスで14時間ほどかけ、ケニアの首都ナイロビに到着。
終点のバスターミナルは治安が悪いとされるエリアなので、10分ほど手前のウェストランドという高級エリアで降ろしてもらった。

途中の休憩は10時間ほど走って初めて与えられた。
その間、トイレはどうするのか?
我慢できなくなった男がバスを止めさせ、路肩で立ちションするのだ。
すると男達が続々と続く。もちろん僕も。
皆が横一列に並んで中々面白い光景だったが、流石に写真は撮らなかった。

女性達はバスに留まっていたが、時折ペットボトルから黄色い液体を窓越しに捨てていたので、それで対応していたのかもしれない。

ここでも外国人らしき人は僕だけだった。

ナイロビの発展ぶり

ショッピングモール「Sarit」
とても広い
外国人や地元の人で賑わうレストラン街
どことなく猿田彦珈琲を思わせるカフェ「Connect Coffee」
中で焙煎しており、オリジナルコーヒーを飲める
ローカルな食堂「Tamu Tamu dishes」

ナイロビは東アフリカ最大の都市とも言われているが、今まで訪れた東アフリカ諸国よりも格段に発展していた。

ダウンタウンは治安の懸念があるため、主に外国人が居住するウェストランド地区に滞在したが、大型ショッピングモール、カフェ、レストラン、スーパーとどれも先進国に遜色ない施設があった。

ただ人口も多いためか、日中の渋滞は酷い。
ダウンタウンの大通りは殆ど車が進まず、車よりもバイクの方が便利そうだ。

16時頃には決まって大雨が降るが、そこまで暑くもなく、日中の気温は20〜25度程度と過ごしやすかった。

物価

高級エリアのお洒落なバーで頼んだビール
500円ほどだった

ウガンダやエチオピアなどと比較すると高い気がするが、安いことには変わりない。
ローカルな(割と綺麗な)店では300〜400円程度でお腹いっぱい食べられる。
路肩ではパイナップルが1つ50円程度で売っている。
ビールは高級スーパーで買うと1缶200〜300円程度だった。

Uberは30〜40分乗っても1,000円弱。

またケニアの通貨は1円≒1シリングのため、価格がとても分かりやすい

ケニア料理

ケニア料理というよりも東アフリカに共通する料理が多い。

白いのがウガリ(Ugali)

ウガリは穀物を粉にしたものをお湯に溶かして練ったもの。

個人的には可もなく不可もなくと言った感じだが、立ち位置的にお米と被るので、ならば米の方が良いな、という感じ。

奥の黄緑色のものがムキモ(Mukimo)

ムキモはジャガイモにコーンや緑黄色野菜を混ぜ、マッシュしたもの(マッシュドポテト)。

これはとても美味しく、また食べたいと思える味だった。
結構鮮やかな黄緑色をしているので、見かけはあまり食欲をそそられないかもしれない。

1番よく見た銘柄「TUSKER」

ケニアはビールの種類が豊富だ。
1番人気は上記のTUSKERだが、このブランドだけでもラガーやモルトをはじめ様々な種類を展開している。

ナイロビの治安

ダウンタウン
それなりに発展しているが人も多く、スリが気になる

ナイロビはアフリカ3大凶悪都市と言われる。
あと2つはタンザニアのダルエスサラームと南アフリカのヨハネスブルク。

噂が1人歩きしているだけでは、と思いダウンタウンも歩いてみたが、実際のところ治安面は良い印象を受けなかった。

ほんの何分か歩くだけでもバイクタクシーはかなりアグレッシブに寄ってくるし、通行人にイチャモンをつけられて絡まれたりもした。

これは他の多くのアフリカの首都でも共通していたが、ダウンタウンには外国人がいない。ましてアジア人は一切いないため歩くだけで非常に目立つ上、体格も劣ることから良からぬ輩のターゲットになりやすいと考えられる。

僕が絡まれたケースは以下の通り。

街の写真を撮っていたら通行人に腕を掴まれる。

ケニア人「俺はセキュリティだ。この建物の写真を撮ることは違法だ。」

その建物は撮っていないので無視して去ろうとするが、しつこく食い下がってくる。
一度本物のセキュリティの可能性を考慮して会話することに。

僕「その建物は撮ってない。」

ケニア人「お前、逮捕されるぞ。それともテロリストか?」と脅してくる

僕「なら、そこにいる警察官を呼ぼう」

ケニア人は口籠る

僕「どうして欲しいんだ?街の写真を消せば良いのか?」

ケニア人「いや、落ち着いて俺と話せ。パスポートを見せろ。」

実際このケニア人は堂々としており、話の流れ的にも慣れていない人はパスポートを出してしまうかもしれない。
けれども警察官を呼びたがらない時点で怪しく、セキュリティのフリをしてパスポートを担保に賄賂を要求してくるのは明らかだ。
なので近くにいた本物の警察官を呼ぶ。
警察官に撮影が違法じゃないことを確認できると、男は諦めて去っていった。

もちろん良からぬ輩はほんの一部で、話したケニア人は感じの良い人が多く、何かと親切にしてもらったりもした。

治安の悪いダウンタウンを避けて外国人の多いウェストランドに滞在すれば、楽しく過ごせるだろう。

おまけ 郊外にあるジラフセンター

市内から30分ほど行くとジラフセンターがあり、キリンに餌やりができる。
料金は約1,500円。

手に餌を乗せると舌で食べてくれる。
餌に群がるキリンというより、キリンに群がる人間という感じだった

癒されるのでおすすめ。
ちなみにサファリで見れるキリンとは種類が異なるようで、写真で見比べると模様の違いが一目瞭然。

こちらがサファリにいたキリン
模様がギザギザだ


他にもジラフセンターの近くにあるナイロビ国立公園では、高層ビルを背景にサファリで出会える動物たちを写真に収められるようだ。

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