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予習しなくても、たのしい

やあ、いらっしゃい。よくこの記事を見つけましたね。
言いたいことを先に言っておくと、このページで言いたいのは「娯楽を100%味わおうとしなくても、楽しいよ」っていうことなんです。

ついさっき、父と一緒に「トップガン マーヴェリック」を見てきたんです。楽しかったです。終わったあと「あれはエースコンバットだよな」なんて話たりして。
私は前作を見たことがありません。その予定が立ったのは昨日だったんですけれど、十分前作を見る時間はありました。でもあえて、予習をせずに見てみようと思ったんですなぁ。それは「予習に時間を割かないで娯楽作品を楽しんでも、十分楽しいんじゃないかな」っていう仮説が私の中にあったからなんですよ。
それはね、最近シン・ウルトラマンを見て、十分楽しい! って思ったことがきっかけだったんです。当時すでにシン・ウルトラマンを見た人が、TLで「ウルトラマンを好きな人にとって最大限のご褒美」というような感想を出していたのです。わたしだって世代的に、ウルトラマンシリーズの影響は受けて育ってきているし、初代ウルトラマンの大雑把なあらすじだって知ってる。でもマニアックな知識は持ってないし、出てくる怪獣だって詳しくない。だから「ウルトラマンをずっと好きだった人」と比較して、作品の髄まで味わえる下地はないだろうなと思っていました。
だけどね、それでも十分に面白かったんです。シン・ウルトラマン。

そこでこう思ったんです。今まで何か楽しみたい! と思ったとき、それを100%味わうために関連作品の情報を集めたり、前作を見たり…って準備をしてからいざ、ってしていたのだけど、そう身構えなくて出てきた作品をそのまま楽しませてもらうだけで十分楽しいんじゃないか、って。
そんなわけでトップガンを見ずにトップガン マーヴェリックをみにいったんですねー。そして読みどおり、十分楽しかったのです。

このことをね、私は心に留めて置こうかなと思っているし、よかったらあなたもどうですか? というお誘いなのです。
シリーズ物とか、関連作品を見ないとそのお話のすべてを楽しめないかもしれない。前作ファンへの目配せに気づけないかもしれない。でもそれでもいいかー、って。それでも十分に楽しいし、それで娯楽を楽しむきっかけが、めんどくさくなっちゃって減ってしまうのならそのほうがつまらないと思うのでございますよ。

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