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カントリーガール

しばらくnoteに集中して書いてたら全然ギターを練習してなかった。朝な夕なに横目で見ながら「あ、弾きたい弾きたい」とつぶやくだけの日がずっと続いてどのくらいたったか忘れたけれど、指先がふわふわに軟弱になってしまった。Bmの音が出るくらいは堅くなっていたのに...いや、ほんとに出てたかそれは怪しい、かなり怪しい。
そのうえ、中指と薬指を軽くヤケドしていたのを忘れて久しぶりにちょっと弾いてみたら、痛いこと痛いこと。
Dコードさえポコポコした音しか出なかった。がーん。Dなんて1番得意だったのに。

私はその日によってギターの弾け(ひけ)具合が全然ちがう。
ほとんどポコポコの日もあれば、まぐれで「こんなもんかな」と言えるくらい調子よく(個人の感想です)弾ける日もたまにだけどあるようになったような気もしないでもなくない。あくまでもまぐれで。

最近はそれが常に全然だめだめだった。ポコポコだった。指は痛いし。
そんな時もあるさと挫けずに続けることが大切だと40年かかってやっとわかったので、それでもやるのみである。
気を取り直して爪を切って、今日もさらう。
課題曲は何となく「カントリーガール」谷山浩子。
心なしか音は少し出るようになった。
分数コードは難しいのでスルーして練習してる(ゴメンなさい)。

この歌、最近真意がわかって?好きになった。4番まで来てキザな男と僕は同じ人物だったんだ(ですよね?)。
時系列モノの短編を見るような感覚。こういうのをサラっと作ってしまう浩子さんはやっぱりすごい。私はまだその世界を完全には把握出来ていないけれど。

「谷山浩子童話館」や「悪魔祓いの浩子さん」を昔は夢中になって読んだけど、谷山さんはますます難しい世界へ行ってしまったので気づいたらついて行けなくなってた(笑)。
でもある時「おはようクレヨン」で戻って来たので(私が食いついた、笑)「カントリーガール」にも再会出来た。
それよりも先に「風の子供」の方が好きだったけれど、30年以上経った今は断然「カントリーガール」である。
最近は聴き方が適当過ぎて、理解出来てるのかどうか定かではないのだけれど、でも真面目にじっくり聴いてみると脈々と途切れない時間の流れの中で、浩子さんの歌は繋がっていた。

カントリーガール、それは私?
違うな。
カントリーガールにすらなれていなかったよ。多分(笑)。

そんなことよりさっさと練習しよ。