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理解はした。その上で僕は納得しない。未来に期待し続ける。書き続ける。

 人生にはやらなくていいことがたくさんあります。例えば、著作が10万部売れて作家としての地歩を築いた後に、稼いだ資金をオールインする覚悟を決めてネットの誹謗中傷やデマと全力で戦うなんて、間違ってもやらなくていい。実際、やる必要が本質的にあったかと言われればなかったでしょう。放置しても本の売り上げは別に変らなかったでしょうし、仕事の利益も別に下がったりしなかったと思います。「ここまで来れば大丈夫」みたいな感覚は、流石の僕にだってありました。でも、やらずにはいられませんでした。

 多くの人に「愚かなことはやめろ、やる必要がない」と言われました。まさしく正論。「まぁ、やるんだろうけどね」と言い添えられるたびに、「すいません、やります」と答えて、まるで人生みたいだな、と。「すいません、やります」と言い続けて生きて来た気がします。すいません、やります。そうだな、これが僕の人生だな。不意に諦めがつくとともに、いろんなことが楽になりました。現実はとても厳しいんですけどね。僕は一生納得なんてできないのだと納得しました。とてもよかったです。いつも本当にありがとうございます。みなさまのおかげでここまで来れました。読んでくれてありがとうございます。

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