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野食ハンターに鯉料理を学ぶ

先日、野食ハンターの茸本さんに鯉釣りを学び、その鯉を丸焼きにして美味しく食べるイベントがありました。詳細はこの動画を見ていただきたいのですが、「都内の川で釣った鯉を炭火で丸焼き」というとどうしても「キワモノ料理」の印象が出ちゃうんじゃないかと思います。

 実際僕も、茸本さんに「焚火で丸焼きにする」と提案された時は「焚火のセッティングは得意ですが、それはめちゃめちゃ難しい料理ですよ、成り立たないかもしれないから素直に炭を使った方がいいのでは…」と言ってしまいました。しかし、結果は動画の通り。「鯉を焼くなら、焚火で丸焼きが最良」という僕の予想を大きく裏切る結果になり、これが野食ハンターのセンスかと心底驚かされました。

 いや、あれは茸本さん以外には予想できないですよ。だって、鯉以外の魚だったら絶対成立しないもの…。「都内で釣った鯉の焚火丸焼き」は、あらゆる意味で「高度な料理」です。いや、僕も正直驚いたんですよ…。

念のため用意した炭火設備が熾火で肉を焼くのに使われている
いい感じに焼ける鯉と野食ハンター茸本さん

 さて、そんなわけで野食ハンター動画のBパートとして、焚火及び設営担当としてお手伝いさせていただいた借金玉の感想を書いていこうと思います。正直、敗北感がある。「茸本さんやっぱムチャでしたよ~、僕がまとめときました~~」って言おうと思ったら、そんな隙はなかった。普通に完璧だった。

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