しゃけとらサイクル2【スタンダード】本戦出場までの備忘録
はじめまして
イキリギャンブラーのしゃけとらと申します。
周りがみんなnote書いてて感化されてこちらを書きました。
まずなぜMTGを始めたか。
あれは忘れもしない2年前、池袋ぶらついてたときにとあるトリオのお笑い芸人さんのライブに行きました。
なんとなく毎週顔出すようになって、主催のライブに行ったとき
推し「MTGやってる」
あ、やるか
これで始めました。
遊戯王を何年もやってたのでTCGに抵抗なく何も考えずふわっと参入。
とりあえず最新パック買えばええんやろと当時最新だった
時のらせんリマスター
基本セット2021
こちらを購入
え????なに????最新パックのくせに使えないカード入ってんの????
意味分かんなくない????
新参者に優しくねえなあ!!?!?!
なお中身はしょっぱすぎて何も覚えていません
。
で、その後ツイッターで何を買えばいいのか聞いたところ
カルドハイム
ゼンディカー
これを買ったほうがいいと
時のらせんリマスターはマジでやめろと
最初から聞けばよかったよ!!!!!!!!!
と思いつつ
再度購入
これでワイのMTGライフが始まるぞ!!っと思ったのですが
ここで問題にぶち当たります。
…あれ?…デッキ組めなくない?
はい、このあと発売したスタンの構築済みを結局3つ買いました。
なにやってるんやほんと。
ここからワイの本当のMTGライフがスタートしました。
コロナ禍真っ只中だったので大会もなく、どこのショップが有名とかもわからずただただ川崎のバトロコで仲間内とフリプを楽しんだり、
大会ないなら開けばいいやんとしゃけとら会を数回開いたり(みんな参加してくれて本当にありがとう!!)、
ドヤ顔で悲嘆ブリンクを飛ばし散らかしたりしていた日々が続いておりました。
そしてコロナ禍が少し落ち着き、知識のないワイがドヤ顔で組んだディミーアよわよわでイキりちらかし、大会でもこれ勝てるんじゃね?と間抜け全開で高みを目指し、初めて高田馬場の晴れる屋の大会に出ました。
上記の2枚でずっとカード引けるやんくそつよ!って思ってました。
常設大会結果1-2
ワイ、、、、雑魚、、、、、よわよわ、、、、とはならず、たまたまだよね!っと
頭の悪いほうに開き直り間違った方向に紙をしばいていたある日、
運命の再会をしました。
我らがボス(ずーかー)です。
もともと9年前くらいに遊戯王をやっていたときの知り合いでした。
本当に偶然たまたま再開し、MTGの教えを請いました。
イキリ散らかしていたワイの心をボキボキの粉々にし、競技勢への扉を開けることとなりました。
彼、すごいんです(意味深)
ワイ氏ADHDを持っており、ちょっと人とちぐはぐになったり
伝えたい言葉が上手に伝えられなかったり
文字が読み取れない時がある(理解ができない)、集中力が削がれやすいなどのことがあるのですが
彼はそれをよく理解してくれ、ワイにわかりやすいようにカードを教えてくれました。
当時の環境トップ(スタンダード)はイゼット天啓、白単、緑単でした。
遊戯王出身者としては追加ターンとか意味わからなさ過ぎてビビりちらかしました。
追加得たら勝ち格やんけ!つよ!
でも、MTGはこれだけじゃ勝たないんですよね。
しこたま言われました。
「遊戯王の時の脳みそ捨てろ、MTGの感覚はぜんぜん違うぞ」
今は身にしみて感じます。
よく考えたら遊戯王の時のほうが脳みそとかなかったわ。
最初に握ったデッキは白単でした。
まずはコンバットのやり方を仕込まれました(意味深)
これはマリガン、これはキープ、ここは死んでも殴る。
マナを立てる意味と相手のデッキに何が入っているかを考えて戦う。
あったら負け、割り切り大事。
このスパルタ指導があったお陰で白単で2回ほど常設以外の大会でリストを残すことができました。(メンタル折れそうでした)
MTGを競技で初めて2ヶ月未満だったと思います。マジ彼はすげえよ。
やはり勝てるようになってくるとモチベーションが上がり、この頃からもっと上を目指したいと思うようになりました。
この時期くらいからプロツアー経験者の横田さんと
カジュアル勢ののりおさんとよく絡むようになったような気がします。
このメンツとは本当に気が合うことが多く、現在でも一緒に行動することが多いです。
いつの間にかしゃけとらカンパニーと呼ばれるチームになったような気がします。ワイが一番雑魚ちん。
そして2022年環境が変わり、天啓が禁止になりました。
猛威をふるっていたイゼットが姿を見せなくなり、
環境はエスパーミッドレンジ、ナヤルーン、ラクドスサクリファイス、ジェスカイコン、ティムコンなど多様性のあるデッキが出てきました。
ワイが環境初期に握ったのはイゼットコントロールでした。
前期でアグロよりのデッキを握っていたので他のアーキタイプを擦って学ぼうと思い、イゼットコントロールを揃えました。
ですが、あまりにも勝てず(下手なため)途中セレズニアミッドにしたり緑単握ったり右往左往してました。
そんな中、ボスが環境にいない新しいデッキを作り上げました。
イゼットドラゴン
これがすごくよく出来たデッキでした。ほんとに。
何が強いって寓話がつええ。
あとデッキの完成度本当にたけえ。
ワイみたいな雑魚が回しても勝てる本当に良いデッキだった。
このデッキのお陰で2022年日本選手権本戦へ出場する切符を手に入れることができました。
すごく…目立ちました…(照
たまたま偶然公式に一瞬だけすっぱ抜かれたり、
かの有名な常盤ゆいちゃんにインタビューしていただいたおかげで
知名度が上がったような気がします。
しゃけとらカンパニー4人無事に本戦に出場できて本当に嬉しかった。ワイが1番抜けないと思ってた。シコォ…
本戦ではボス以外の3人は初日で敗退し、ボスはTOP8まで上り詰めました。
ほぼ同じデッキを握ってここまで差があるってことはそういうことです。
横田さんだけは違うデッキ握ってました。
大会が終了し、頑張れば結果が出るんだなということを知ったので
ますます競技への意欲が高まりました。
この次の大きな大会はチャンピオンズカップサイクル1【パイオニア】でした。
2022年の年始にチラッとウィノータを回したくらいにしかパイオニア触っていなかったので環境もわからなければカードのテキストもわからない状態で参入しました。
とりあえず環境にいるデッキを組めばいいのか!と思い握ったのは青単スピリットでした。
ほぼ借り物でデッキ組みました。サンキューのやさん!
これはこれで楽しいけど、個人的にはもっと動きのあるデッキをにぎりたいなーとバントスピリットにしてみたり、ラクドスちょっと触ってみたりと再度右往左往してました。
デッキビルダーのボスはデッキを作っては壊し、作っては壊し、大会に出ては壊しとなかなか納得のいかない状況が続いていたのですが
ある日ひらめいたようです。
「ハルクオパスパッケージが強いならイゼットドラゴンでいいのでは」
上記2枚を軸にしたイゼットドラゴン(改)ができあがりました。
中身は下の画像参照。
ほとんど前期スタンのカードで出来上がったこのデッキ、すんごい腕前がでました。ええ。。。。ワイには無理だったよ…。
しゃけとらカンパニーからはのりおさんとボスがエリア予選に行き、本戦に出たのはボスのみでした。
弱くてすみませんほんと。ワイは箸にも棒にもかからない人でした。
雑魚は罪。ワイは雑魚。
ちなみにボスの結果は1日目で敗退。お疲れ様でした…!
ワイは名古屋のコンベンションではしゃぎまくり、色んな人とお話させていただきました。
あの開封大好きよしひろさんの質問コーナーみたいなやつで壇上に上がればよかった。ずっと心残り…!!!!!(選ばれてない
そして大会が終了し、チャンピオンズカップサイクル2【スタンダード】が始まりました。
今回こそは絶対に抜けてやる、と意気込みデッキビルダーにデッキを作ってもらいました。
ワイが組んだわけでもないのに名前が使われ何故か有名になったしゃけとらスペシャルです。
最初に戦績残したのはワイじゃなくてボスだったんだけどなあ…!
これもまたよくできたデッキでした。
このデッキのおかげで店舗予選も突破し、エリア予選へ出場となりました。
エリア予選開催時、ワイは環境トップのグリクシスミッドレンジに握るデッキを変えました。
今まで「メタ外のデッキ」を握りすぎて、考え方が少しズレてきている気がしたのでトップメタでも腕前が出やすいデッキにシフトチェンジ。
まー負ける負ける。
マジで右手が光ったあずまやさんのPWCS優勝したとき以外の戦績はなかったと思います。
関東のエリア予選は全て敗退、心折れまくり。
アリーナで擦り、対面で擦り、試行錯誤していたなか
一番相談に乗ってくれたのはグリクシスの貴公子、さやまさんでした。
夜な夜な3時まであーだこーだ付き合っていただいた日もありました。
さやまさん本人は柏のエリア予選ですでに権利を獲得しており、実力は本物です。
アリーナ死ぬほどやってた、マジすげえ。
このとき気が付いたことがありました。
今までボスを盲信して他の人の言ってることあんまり聞いてこなかったな。
深く反省しました。本当に。反省。
一人の意見だけを絶対だと思うことはよくないことだと気がつくきっかけとなりました。
これも成長。
気を取り直してボスと宮崎遠征へ。
仕事をサボって前乗りし、チキン南蛮食べてホテルで休んでエリア予選へ挑みました。
秒の0-2でした。(オツカレシター
ボスは抜けてました。チッ
メンタルバキバキになっても時間は待ってくれません。
翌週の三重・大阪が最終の予選となりました。
正直、行くかどうかはものすごく迷いました。
勝てない気がしない、負けて帰ってきたらどうしよう。自分にはまだ早かったのか。
マイナス思考だらけになりました。
ですが、周りのメンツが「もう走り切るしかねえだろ」と言ってくれたおかげで行くことを決意しました。
2月4日(土)三重のエリア予選。
ファイレクシアの新カードが使用できるルールになっていました。辛かった。
個人的には白単、エスパーが多くいるだろうなと思いメインから兄弟仲の終焉を採用したグリクシスミッドレンジを持っていきました。
結果、3-2
ドラブのボックスだけもらいました。
新カードのテキストやアーキタイプが覚えられず、ダニに喉首狙い(打てない)を打ったりしてボロボロでした。
白目を向きながら三重を後にし、大阪へ。
これが、本当のラストチャンス。
当日、大会が始まる直前までデッキの内容悩みました。
勅令と否認、眼識などなど…
そしてカードボックスオーサカエリア予選がスタートしました。
1戦目グリ ◯◯
2戦目青単 ◯×◯
お、なんか今日調子いいぞ!と思ったのもここまででした。
3戦目白単 ◯××
4戦目青単 ×◯×
重くのしかかる2敗
絶望でした。もうドロップしようかと思いました。
ですが、一緒に大阪にきていたのりおさん(すでにめなし)から
「しゃけさん、ギリまだワンチャンあると思う」
これがなかったら絶対ドロップしてました。
気分は沈みっぱなしでしたが、耐えて続けました。
5戦目エスパー ◯×◯
6戦目ラクドス ◯◯
結果4-2
オポで1人だけ権利がもらえる状態。
のりおさんは「しゃけさん絶対上がってる!大丈夫!」と声をかけてくれましたが結果が出るまで不安でした。
全ての試合が終わり、エリア予選獲者の名前が呼ばれていきます。
「8位、しゃけとらさん(本当は本名で呼ばれてます)、おめでとうございます。」
ファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最後の最後、最下位。
走りきって権利を掴み取ることができました。
嬉しくて嬉しくてずっと「よかった…!よかった…!」とのりおさんに言い続けてました。
他の仲間内からも電話で「しゃけちゃんおめでとう!よく頑張った!」と声をかけてもらえました。
本当にがんばれた!仲間のおかげすぎて感謝しかない!
Twitterの方々もワイみたいなパッパラパーを応援してくれて本当にありがとうございます!
こうして、ワイのエリア予選は終わりを迎えました。
仲間に恵まれ、環境に恵まれ、諦めずに走りきった結果だと思います。
本戦も気合を入れて参加したいと思います。勝つぞ!勝つぞ!
長くなりましたが、備忘録はここでおわり。
次回は本戦後いい報告の記事をかけるようにまた努力をします。
読んでいただきありがとうございました!!!勝つぞおおおお!!!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?