受精確認(2回目)
前回地獄の採卵を終えたものの、あいかわらず咳は続いています。
OHSSこそならなかったものの、お腹の張りが少しだけあったりなんとなくしんどい…。もうこれが採卵のせいなのかはわかりません。ワーママあるあるの常に疲れてる状態です。
採卵から5日目には生理が来ました。採卵後の生理は早く来るらしいですがかなり早く来た模様。しかも量が多い…。
そうこうしている間に私は39歳になっていました。30代最後の歳です。
40歳になったら不妊治療は終わりにしようと決めているのですが…本当に終われるのか、そもそも保険適用回数内で妊娠できなかったら自費で続けていくのか…相変わらず出口は見えず迷いそうになる毎日です。
◆受精結果は…!?
さて、肝心の受精結果です。
この日のクリニックは待ちに待ちまして呼ばれたのは2時間後。病みが加速しているので「妊娠出来ないのに結果なんて聞きとうないわい」なんてヤケになってましたが先生の出してきた結果は…
「ぺろよしさん、今回すごくいいですよ!4つ凍結出来ました」
「(この先生BBでもすごくいいとか言うからな…)そうですか」
「グレードは4AAが1つ、4ABが3つで合計4つの凍結胚盤胞です」
\ねんがんのAAのはいばんほうをてにいれたぞ!/
ストレスMAX状態で泣き叫びながら採取したもんだから絶対前回と同じく悪いかよくてそこそこのグレードだと思ってました。ふりかけだし。最後の最後で大逆転した訳ですね。
本当に私よく頑張った!!
でも気付いてしまいました。4つ…この4つで体外の保険適用を使い切ってしまうんだ、と…。
ともかくまだ移植すらしていないのでその考えはいったん脇に置いておいて、先生からはラクトフェリンのサプリが処方されました。お値段5500円。これと膣錠(次回以降処方)を併用して万全な状態で移植に臨みます。
「今周期はお休みとなりますが人工受精はされますか?」と聞かれたので「はい」と答えましたが…。後になって「もし万が一AIHで陽性が出たらせっかくの4AA勿体ないし(取らぬ狸の何とやら)、やっぱり完全フリーになりたい」と思ってキャンセルしました。
そしてお会計は95000円…。自費治療のタイムラプス37500円とラクトフェリンサプリ5500円が地味にダメージでかいですね。
やっとの思いで帰宅して改めて結果の紙を見てみると12個の内分割したのが9個→7個が胚盤胞に成長→凍結出来たのが4個との事。
採卵2回目なので比較しても仕方がありませんが、今回のPPOS法での刺激が私には合っていたという事でしょうか。
とはいえ受精卵のグレードは見た目だけで染色体異常があるかどうかはわかりません。年齢を考えると過度に期待しない方がいいのでしょう、きっと。いや無理だ。これ絶対期待してしまう。
とりあえずつかの間のお休み期間、気持ちを切り替えて過ごしたいと思います。
◆先輩と話をする
ちょっとここでどうしても書きたい事を書かせてください。前々回の病み病みnoteでも書いた後輩の件です。ネガティブな事見聞きしたくない人は回れ右だよ!!
別のワーママ先輩から「ねえ、あの子(後輩の事)ずっと来てないけどもしかして…」と言われ言葉には出さずともやっぱり二人目なんだよねという話題になりました。
と、ここで先輩も数年前にAIHを7回も行い、二人のお子さんを授かった不妊治療経験者だったのが判明し話に花が咲きました。無理解な昭和企業で初のワーママになった先輩。この方が会社と戦って暴れてくれたからこそ私や他の人が育休取得し何とか復帰出来ているくらい偉大な存在です(それまでは結婚した時点で退職に追い込まれるようなクソ会社)
先輩に流産した事、今現在体外で治療中な事、だけどなかなかうまくいっていない事、そんな中で後輩が二人目妊娠出来て辛い事…全部話してしまいました。
というか精神的に辛くてぶっちゃけすぎてしまいました。
先輩「そっか…ぺろよしさんがそこまで頑張ってるって全然知らんでごめんね。私より治療辛いはずなのにホントよく頑張ってるよ」
これやーーーーーーーーー!!!!
私が欲しかった言葉はこれなんやーーーーーーー!!!!!!!
先輩は会社の無理解や金銭的な問題、一人目のお子さんの育児に忙しく、体外の様な高度不妊治療はあきらめざるを得なかった様です。そして仕事・家事育児と通院の両立が精神的に限界となり治療を辞めた途端二人目を授かったとか。
そして話は件の後輩へ…
先輩「あの子ずっと来てないけどどうするの?」
私「わかりません。一人目と同じで特例で特休扱いするんじゃないですかね…」
先輩「そんなん絶対おかしいでしょ!!私の時なんてつわりでしんどいって言ったら有給使わせてもらえなくて即欠勤扱いだったのに!!何であの子だけ特別扱いされてる訳??欠勤扱いして傷病手当出したらすむ話でしょ!?本人もしんどいんだろうけど、あの子のフォローしてあげる人達が一番大変なのに」
先輩ィィイーーーー!!!同意しかないーーーーーーーー!!!!!!!
(っていうかつわりでしんどいのに休んだら即欠勤扱いって…鬼畜すぎる)
後輩の特別扱いの件は一人目の時から周囲には「おかしい」と思われていたようです。そりゃそうだよね…。うちの会社の「特休」は有給と同じ扱いなので給料も満額払われるし、欠勤のマイナス査定をされないからボーナスや人事評価にも影響はありません。加えて他にも異様なくらいの好待遇。妊娠出産に不利益はあってはならないけど…あまりにも一人だけ特別扱いすぎるのです。
私「恥ずかしい話ですけど…彼女への妬みや嫉妬がすごいんです…」
先輩「ぺろよしさんが精神的にしんどくなるの当たり前でしょ。私だってイライラするもん。こんな事言ったらダメだろうけどさ…そこまでして仕事続ける理由って何?周りの為にも自分の為にもなってないじゃん」
ああああああーーーーーーー!!!!!!先輩!!!!!
すいません…私達の会話ってぶっちゃけ悪口陰口…ですよね。でも先輩との会話で私はすごく救われたんです。治療の辛さ・孤独さ、メンタルの落ち込み具合、仕事との両立・二人目不妊だからこその大変さ、そして何より後輩への妬みを共感してくれた事…。社内状況を知っている先輩の言葉だからこそ嬉しかったんですよね。
そして先輩がくれた「頑張ってるよ」という言葉。本当は夫からかけて欲しかったんだと痛感しました。「採卵結果を聞きに行く」と言ったら「採卵…??」と返されましたが当事者なんだから不妊治療にもっと興味を持ってほしいのです。それを言ったら「聞いちゃいけない話題なのかと…」
なんでそうなる?????
カウンセラーさんにはどこの夫も大体そんなもんだから潔く諦めろと言われたけど私はやっぱり「二人で」不妊治療をしたい。痛みは私が全部引き受ける、だから興味くらいは持ってほしい……のに。なーのーにー!!
男心難しいですね、本当に。
そしてどうすれば心が楽になれるのかなと考えています。何か新しい趣味を見つけねば…!
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