孫正義さんの話を聞いてみた。
なんとなくnoteを始めてみました。
なんでかといわれると前livedoorでブログ少し書いていたのですが、半年くらい放置してて「今更そこに書くのもなぁ。」と思ったから。
あとはnoteのがみんな最近書く人多いし見てくれるかなっていうのと、気軽に投稿しやすいからですね。
さて自己紹介とかしてもしゃあないので、今日聞いてきた孫正義さんの話について書いてみようかと思います。全部書いてもしゃあないので3つくらい。ちなみにこのイベントは「ソフトバンクキャリアLIVE2019」というおそらく20卒か21卒向けのモノでした。無料で孫さんの話を二時間聞けるという素晴らしさ。
➀「熱狂せよ」
孫さんの今回のキーワード伝えたいことは「熱狂せよ」でした。
孫さん自身が今ソフトバンクを起業して60過ぎても情熱を持って「情報革命で人々を幸せに」という志のもと仕事ができているのかというと、若いころのきっかけがあるようでした。
それは「マイクロチップとの出会い」だったようです。
マイクロチップを初めて見たとき彼は「涙が出てきて手が震えた。」そうです。そんな衝撃的で感動的な原体験があるからこそあれだけ情熱を持つことができるのでしょう。
「狂ったように何かに熱中して、それを通して人々を幸せにできる」そんなに素晴らしいことはあるのでしょうか。孫さんは自分が狂えるような何かを若者に見つけてほしい。そう強くおっしゃっていました。
自分には原体験といえるものがなくてそんなに強く思えるものを早く見つけたいと思う一方、話を聞いていく中で自分に足りないものが少し見えました。それは①知識が足りないこと、➁そしてなにより社会、言葉に対する感度が低いことです。
孫さんはマイクロチップにあれだけ感動したようですが、インターネットに関する知識があったからこそ感動したのだし、それだけ高い感度があるからこそ刺さったのだと自分は捉えました。誰かも言っていましたがきっかけはあらゆるところに落ちていて自分がただそれに気づいていないだけなのだと思います。そうやって意識するだけでも少し変わるのかもしれません。自分も強烈な原体験を得て「熱狂」したいですね。
➁未来を予見できることは力だ。
当たり前なのですが未来を知っていることにはもの凄い価値があります。
たとえばタイムマシーンにでも乗って未来に行き3か月後に100倍に上がる株があるとわかっていればその株を買いますよね。で三か月後に打って元金の100倍をもらうことができます。
孫さんはスマホのような「手元でインターネットが使える端末がこれだけ広がる世界」が30年以上前にすでに見えていたそうです。だからこそあれだけの投資ができるわけで会社もあれだけ大きくなるわけです。
さてそうだとして自分に何ができるんだろうかという話なのですが、未来を知ることはできなくても推論することはできるわけです。
だからこれからは「人よりも先をみる意識を持つこと」、「具体的な期限、数字を根拠を持って表すこと」を大事にしたいと思います。そんなすぐにはできないと思いますが、そういう目的を持つだけでも変わるのではないでしょうか?
心理学の世界に「カラーバス効果」なるものがあるらしくこれは「目的意識」があるかないかで思考や行動が変わることを言うそうです。たとえば普通に1日を過ごしていると「丸いものがどれくらいあるか」なんてことは気にしませんが、もし授業で「次の授業までに生活環境にある丸いものを50個書き出してきてください。それの達成率が成績の60%です」などといわれたら普段気にしない「丸いもの」に意識が向きますよね。そういうことらしいです。
はいちょっと最近なんて名前なのか知ったのでアウトプットしただけです。まあ、あそこまで未来を読めなくても少しでも未来が見えたら自分の人生のプラスになるんじゃないのかなって思いました、ということですね!最後うすい!!
➂AIがあらゆる産業を再定義する
孫さんは「AIがあらゆる産業を再定義する」「人類史上最大のパラダイムシフトがAIによって起きる」「情報革命はもっとも大きな革命だ」と強調していました。もちろんどの革命が一番インパクトがあったのかなんて測れませんが、大きいことは間違いないと思います。
そんな情報革命ですが具体的になにが起こるのか。未来予想屋である孫さんによると
➀2035年のNY通りではAI自動運転車がほとんど。
➁30年後にはAIが人間の脳を超える。
➂30年後にはITデバイスが1兆個に達する。(IoT)
とのこと。
さてこの➂で言いたいのは「AIは産業を再定義するのであって決して人間の職を奪うわけではない」ということです。
孫さんもおっしゃっていましたが、約100年前日本人の労働者のおよそ90%は農業に従事していました。産業の構造が変わって90%の人が職を失ったのでしょうか?違いますよね。僕は「より、人間らしい仕事ができるようになった」のではないかということです。
もちろん未来のことはわからないけれど、AIが影響力を増すことで人間らしくない仕事、人間じゃなくても構わない仕事をAIがやってくれるようになり、人間はより人間らしい仕事や人間だからこそできることをやるのだと思います。ちょっと楽観的かもしれませんが、「AIがいろいろできるから仕事を奪うのだ」という考え方はそれはそれで少し安直すぎるのではないかと感じます。
※今は「AIを導入するよりも安い労働者のほうがコストが抑えられるから導入されていない」というような話も聞きますが、間違いなくコストは下がるしいずれかそんな状況は変わると思います。
だからこそこんな時代だからこそ「なんでやるのか」「何のためにあるのか」なんてことを考えてみてもいいのかもしれません。
最後に
さていろいろ話しましたが、いかがだったでしょうか?
最後に付け加えたいのは孫さんの視野の広さについてです。彼は日本の企業で働いてはいますが投資している会社はほとんど海外だし、見ているところが日本じゃなくて世界あるいは宇宙、今でも5年後でもなくて30年後。
投資家さんが「ソフトバンクにというよりは孫正義のビジョンに投資する」なんていうことをいう理由が少しわかった気もします。自分の視野の狭さを改めて感じさせられました。
これ以外にも書きたいこと話していたことは山ほどあるのですがこのくらいにしておこうと思います。最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
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