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【麻雀】実際に出会ったフリー雀荘のうざ客

定期的にフリー麻雀を打っていると、それはもう、人をイラつかせる才能が半端ない客と出会うことがある。

ということで、フリー雀荘で出会った「うざ客」を漏れることなく書き綴っていきたいのだが、ちょっとまってくれ。

本記事で伝えたいのは、「こういううざ客がいたんですよーw」という紹介もあるが、もっと伝えたいのは、今から書く前置きにある。長いけど読んでくれよな。


まず麻雀てのはな、勝ち負けだけで考えるとそもそもマイナス要素しかない娯楽だ。場代はかさむし、勝っても雀の涙程度、負けると大損。

しかも、勝った負けたを繰り返しているうちに取られるのは場代だけじゃない。

有限である「時間」も常に吸われ続けるのだ。

以上のような背景がある中、麻雀で「勝つ」ためにはどうしたらいいのか?

それはな、麻雀を「アミューズメント」として捉える思考。この思考こそ至高なのだ。

「いかに麻雀という遊戯を心の底から楽しめるか」

フリー麻雀で一番重要なのはこの視点なわけですよ。

麻雀牌をツモって切る。この所作を行う時間に価値を感じ場代を払う人もいれば、メンバーと楽しくコミュニケーションを取りながら麻雀を打つ時間にお金を払う人だって、いる。

「金以外に感じる価値が麻雀の遊戯中にどれだけ発生しているのか」

が、フリー麻雀においては真に重要なわけですよ。

負け続けながら俺は、以上のような視座が磨かれた。「浮いた」とか「刺さった」とかそういう話はもう、遥かにどうでもよくなっている。まあでも刺さるとぶちぎれるんだけど

で、でですよ。本題に戻りますとですね、

こういう視座を持って打ってる中、うざ客が来るとそれはもう本当に本当にはらわたが煮えたぎるわけですよ。

こっちはな?楽しく麻雀を打とうとしてんだよ?「麻雀を楽しむためにはどうしたらいいのか」を常に真剣に考え、麻雀と向き合い、人生から切っても切れないこの石ころ並べ遊びとどう付き合っていけば良いのかを毎日毎晩刺さりながら結果上のようなプロセスを経て俺は「麻雀を楽しく打つ☆」と決めたのによ!!そんな苦労も知らねえ、人の気持ちも分からねえ、育ちの悪いおっさんに気分を害されることに俺はもう本当に本当にもうくそくそくそ!くそ!!!

文章が崩壊する恐れがあるため、本題に戻ります。

本記事では、俺が実際に出会った「フリー雀荘のうざ客」を挙げていきたい。
少しでも共感していただけたら嬉しい。

うざ客①おれ川作ったぜアピールマン

12巡目、対面の40前半くらいの角刈りリーマンからリーチが入る。

タンピン赤赤の完全シャンテン俺、場に1切れの西をツモ切る。

「ロン。リーチ一発チートイ、、、(ゆっくり裏をめくる)、、、あ、裏裏」

パツキャッチするんじゃないよと思いながら12000点を払っていると、何やらおっさんがぼそぼそつぶやいている。耳をすますと、それはそれは身の毛がよだつような言葉を発していた。

「まぁ、、、これ出ちゃうのはしょうがないよね。川、チートイに見えないように作ってたから」




「うんうんうんいやいやいやうんうん、別に1切れの西だろうがド無筋だろうが赤5mだろうがゼブラ5pだろうがオールマイティ白ぽっちだろうが全部切ってたようんうんうんてか別にお前の川がたとえ国士模様でも西4枚全部切ってあげるから大丈夫うんうんうんてかまずお前の川32巡目まで見てないから大丈夫うんうんあ、もしかしてお前あれか、常に自分がマークされてると勝手に勘違いしちゃう系の痛客かうんうんうんいるよねいるよねなんか別に誰も聞いてないのに「俺さー前の局終盤に56m手出しで切ったじゃんさすがにあれ染めに向かってるってバレたからあえて違う色をテンパった時に手出しして場濁したんだよけどさすがにバレてた?」とか言ってくるタイプかうんうんごめんまじでなんっっっっっっにも気にしてねえんだごめんなてか前の局の牌姿とか川とかお前の手出しとかもう牌を落とした時点でぜんっっっっぶ記憶から消し飛ぶから本当そういう話ふるのやめてほしいんだうんうんうんうん(いやー全然チートイに見えないっすね、、wりゃんしゃんてんで普通に切っちゃいましたよー;;)」


と言って点棒を支払い、その場は丸くおさまった。


うざ客②分かってたアピールマン

新規で卓に入ろうとすると、対面に「常連」感マックスな40前半のおっさんが座っていた。

「おれラス半にしたいんだけど卓割れちゃうー?繋いだ方が良い?だったら全然やるんだけど」

とメンバーにそのおっさんは言う。

※ごめんまた本題からズレるんだけど聞いてくれ。頼む。俺はこういう、客のくせにやたら店の運営を気にするうまぶりがまじで腹立つ。いやお前会社とか本業で実績残せず誰からも承認されていないからってフリー雀荘で急に存在意義確立しようとしてるんじゃあないよここまでくるともはやウマビュリ。ウマビュッフェ。しかもこういうやつに限って絶対メンバーに引き止められたい女々しいやつだから本当に気持ちが悪い。(いや○○さんまだ打ってくださいよ〜!○○さんありきでこの店成り立ってるんですから〜!笑)待ち。いい歳してきついって..てか「繋いだ方が良いー?」じゃねえよ、お前まだ全然打ちてえんだろ。今何時だと思ってんだよ土曜の午前11時だぞ今終わってどこいくん?めちゃくちゃ打ちたい気持ちをなにクールに「俺は別に打っても打たなくてもいいけど」感を出すためにメンバーや店の運営状況をダシに使うお前まじでイケてねえぞ大丈夫か?しかも結局メンバーの返答は「どっちでもいいっすよ」とあっさりしててお前めっちゃ目まるくしてんのやべえだろ。挙げ句の果てに「まぁでもまだ午前11時だしやるかぁ」って、いやいや、やるだろ普通に考えてよ11時だぞwwこんな朝っぱらか来てめちゃくちゃ打つ気マンマンやんもう丸一日打つ勢いやんその勢いを持ってして「繋ごうかー?」ってどういうテンションで言ったん?おい?もしかしてお前あれか前のめりに麻雀打ってるやつをバカにするタイプだな?お前どこでプライド出してんだよまず本業でプライド出せよてかまじでもう一回引き出して申し訳ないんだけど「繋いだ方が良い?」っていう質問まじでウマビュッフェゼリフすぎて吐きそういや〜それにしてもメンバーの返答は非常に痛快だった。あのメンバー、打てるな。

本題に戻る。

俺、タンヤオドラ1のカン3mを14巡目にテンパイ。リーチ。

一人はベタオリ、もう一人は生牌の役牌や無筋の端牌を打ちつつ少し攻め体勢、そして本日の主役ウマビュッフェおっさんも無筋の4s、6mと強打で押してくる。

愚形だしこのまま押されるときついかもなー、とか思っていたら、さっきから強打オンパレードエレクトリカルパレードだったおっさんが、置き切りで3mを切る。

裏が乗ってマンガンの1枚を申告すると、ウマビュッフェは言い放った。

「もうそこしかないよな〜分かってるんだけどもういくしかないから」




「うんうんうんじゃあ打たないでねうんうんそこしかないならそこは打たない方が良いってロジックは幼稚園児でも俺が昔飼ってたジャンガリアンハムスターでも分かるよねうんうんてかお前さっきまで強打オンパレードエレクトリカルパレードだったのに急に置き切りってお前それ保留の一打だったよな明らかにうんうんむしろ当たらなさそうと思って切ってるよなうんうんド無筋で当たってその一言ならまぁまぁげきのしぶのどしぶしぶで許すけど筋牌を置き切りして「分かってた」はさすがに苦しすぎるどれくらい苦しいかと言うと客の分際で店の運営を気にして急に「繋いだ方が良いー?」とかしらこい顔で朝11時に聞いちゃうウマビュッフェ常連並にどぎついうんうん(あー、それはいくしかないっすねw)」


と言って点棒をもらい、その場は丸くおさまった。



紹介したいうざ客があと50人くらいいるのですが、このペースでやってると広辞苑3冊分くらいのボリュームになるので続きは次回にします。

▼続き


お財布の中身がたりんちゅしていて死にそうです