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【DTMer、バンドマン向け】ライブでシーケンス(同期)を流すときのセッティング解説【シアノタイプライブ用】
今回はライブでシーケンスを流す時のセッティングを僕なりに解説させて頂きます。
ライブでシーケンスを流したいと思っている方には役に立つかなーと思っております。
最初に断っておくと、僕の本業は作編曲家であり、専業のマニピュレーターではない事だけ頭に入れておいて頂けたらと思います!
メインマシンとサブマシン
僕は基本的に音楽業務にはMacを使っております。
メインはMacBookProの15インチ2019年モデルで、
サブは同じくMacBookProの15インチ2015年モデルでございます。
この2台で同じシーケンスを流し、どちらかが止まったら切り替えるシステムになっております。
メインDAW
DAWは制作するときと同じくStudioOneを使っております。
Digital Performerなどマニピュレーターに絶大な人気を誇るものもありますが、僕がStudioOneを使う理由は普段から使っているので、ある程度のトラブルに対応出来ると言う点です。
ライブ仕事だと何が起きるかわかりません。
急な変更やトラブルがおきた際、すぐに対応できるくらい使いこなしている必要があります。
残念ながら、そうなると僕はStudioOneしか使いこなしているとは言えません。
なので、StudioOneを使っているという感じです。
ちなみにStudioOneにもライブモードというシーケンスを流したりするのに特化したモードが搭載されておりますが、
何かあった時に対処出来る自信がない。
という理由でまだ導入出来ておりません。非常に恥ずかしい限りです。
チキンな僕をお許しください。
オーディオインターフェイス
ライブでは2台の同期を取るため、iConnectivity PlayAUDIO12というオーディオインターフェースを使っております。
このインターフェースは2台のMacを同時に繋ぐ事ができ、止まった場合はサブの方に切り替える事が出来る素晴らしいものです。
アウト数も10アウトあるという痒いところに手が届く仕様。
ただこのインターフェース、
インプットがない
という完全にライブに振り切った仕様になっております。
制作だとちょっと厳しいかもですが、ライブにおいては最高です。
値段も5~6万円と手が届きやすいのも嬉しい所。
本格的なものを組もうとすると、桁が違うますからね!
ちなみにオーディオインターフェースが止まった場合はどうするの?と思う方いるかと思いますが、結論をいうとインターフェースが止まったら
終わりです。
その瞬間にシーケンスが止まることになります。
今の所、止まったことはないですが、何が起こるかわかりません。
毎回止まらないでくれと祈っています。
祈っていても壊れるときは壊れるので、
サブとしてRMEのFirefaceUCも持っていっております。
移動中に落として壊れた!とかもないとは限らないので、
インターフェースは2台持っていくようにしております。
ちなみにサブの方が2倍位高いインターフェースですが、
2台をつなげたりとかは出来ません。
ただRMEは安定感抜群です。
もし1台で運用するのであれば僕はRMEを選ぶかと思います。
コントローラー
2台のPCを同時に操作する場合、同じ信号送ってあげて制御して上げる必要があります。いわゆるコントローラーが必要です。
僕はnanoKONTROL2をPlayAUDIO12につなぎ、使っております。
お求め易い値段で軽く持ち運びにも便利です!
注意点として、nanoKONTROL2をStudioOneで使うには一つやらないと行けない作業があります。
それはMARKER SETボタンと巻き戻しボタンを押しながら電源を入れるということです。
そうしないと僕の環境ではマーカーの移動や再生など基本動作が反応しませんでした!
最後に
昨今のライブではシーケンスを流すことは当たり前となっており、
インディーズシーンでも使っているバンドも多いかと思います。
もし、ご要望があればバンドマンやアマチュアミュージシャンがシーケンスを流すために何が必要か?など1から解説した記事も制作しますので、
コメントなど頂けると幸いです!
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