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稼ぎ方を教える業界の闇を考察してみた

これまでの経験で自分が提供するサービスや製品には自信がある、これまでなんとかビジネスを作り上げてきた自負もある。

なのに、、、

・マーケティングや集客の仕組化について学び実践したけど、思ったように事業が拡大しない

・ノウハウを学んで実践しても競合との差別化がうまくできずに思ったような結果が出ない

・集客や売上が安定したら嬉しいけど、何年間も安定するイメージが持てない

・自社の強みを活かそうとしたけどそもそも分からなかった、活かせなかった

といったことで行き詰まってはいませんか?

もし、これらのことが1つでも当てはまるのなら、もしかしたらあなたは業界の闇にはめられている可能性があります。

その理由は、、、

◆ノウハウ・テクニックばかりに気を取られていませんか?

どうも、山本です。

僕は元々、コピーライターとして起業し、プロモーターとして集客の仕組みづくり、ビジネス全体の底上げをサポートしてきました。

コンセプト設計からサービス作り、マーケティングフローの整備に販促ツールのライティング、制作ディレクション、プロモーション全体のディレクションなど企画の上流から実施までを何度も何度も経験してきています。

その中で、様々な業種の増収増益に少なからず貢献してきた自負はあるのですが、どうしてもぶち当たる壁がありました。

それは

◆既存のマーケティングシステムの限界

です。

集客ノウハウ、セールスノウハウ、USP作成ノウハウ、生産性アップのノウハウ、、、世の中には素晴らしいノウハウはたくさんあるのですが、どれも万人に当てはまるものはありませんでした。

ノウハウを追い求め、様々な施策を導入・実践するものの、

・思ったような成果が出ない
・何かが噛み合わない
・忙しくて毎日疲労感が抜けない
・短期的には結果が出たけど長続きせず、結局新たなノウハウを追い求めるばかり


と嘆く人々にもたくさん出会ってきましたし、僕自身がサポートした案件でも思ったような結果が出ないことが何度もありました。

うまくいっている人もそうでない人も使っている方法は変わらないのに思ったような結果が出ない。

これは一体何なんだと・・・。

僕もコピーライターという仕事柄、常に最先端のマーケティングノウハウなどは追い求めてきましたが、猛スピードで変化する時代の中では今日効果があった方法が明日は効果があるか分からないくらい、ノウハウも刻々と変化していることがよく分かります。

そうこうしている内に分かったことは、

◆集客やセールス、生産性アップの方法を追い求め、学び・実践することは一昔前の成功法則

になってしまっているということです。

なので、集客、セールス、生産性アップなどを学ぶこと自体があなたのビジネスの発展を阻んでいる可能性が高いです。

なぜ、そんなことを言い切れるのか?

◆表向きには言えない業界の裏事情を暴露しましょう

僕の仕事を平たく言うと、仕掛ける側に回り売上を作ることです。

その中で、仕掛ける側の人間の闇もたくさん見てきましたし、非人道的な方法で売上を上げるマインドセットなどにもたくさん触れてきました。

普段は表向きに発言することができないのですが、今回、僕のこのメッセージを読んでくださっているあなたにはまずは業界の真実を知ってもらい、行き詰まってばかりで苦しみ続けるサイクルから抜け出してもらいたいと考えています。

なので、あまり言いたくはないことですがここだけの話の業界の闇を暴露します。

まず最初の大きな闇はこれ。

◆そもそも必要のないノウハウやテクニックが堂々と販売されている

集客の仕組み化やセールス、生産性アップ、ブランディングなど、ビジネスを進める上で、必要だと一般的に言われている方法がありますが、これらは本当に必要なのでしょうか?

学んでも学んでも思ったような成果が出ない人が蔓延している一方で、何も学ばなくても圧倒的な成果をあげている人や人知れず穏やかな生活をしながらも誰もが驚くような成果を上げている人がたくさんいます。

しかし、仕掛ける側のマーケターや講師は、「学ばなければ遠回り」「学ばなければ失敗する」ということをいつでもどこでも刷り込み続けています。

また、学ばなかったことで起きた大失敗をネタにして、こんなにならないようにするためにも学びは必要だということをひたすらネタにします。

それに、
「集客の仕組み化で売上を安定させよう」
「セールスできない起業家は売れない」
「何よりも大事なのは時間だから生産性を上げることが大事だ」

などと、〇〇さえすれば成功するといったノウハウも数多く出回っています。

一見、説得力のありそうな話ではあるものの、これは果たして本当なのでしょうか?

◆現実はノウハウが役に立つ人もいれば、役に立たない人もいる

しかし、世の中のマーケターたちはノウハウやスキルが必要だと言い続けることで、本来は買う必要がない人たちも、「これは自分に役立つのでは?」と思うようになり、本来買う必要の無い人にまで買わせてしまっているのです。

そして、こう自己正当化します。

「多くの人を救うために、より多くの人に届ける必要があるのです!」

と。

これも一理はありますが、より多くの人に届けることで、

◆一握りの成功者が生まれる反面、それ以上に不幸な人が生まれている

この現実から目を背けてはいけません。

世の中のノウハウやセミナーの成功率は1〜3割程度と言われていて、100人いると10〜30人が成功、残りの70〜90人は思ったような変化を手に入れられないという結果が標準です。

つまり、世の中の仕掛ける側の人たちが何かを仕掛けるたびに、思ったような成果を出せない人が増え続けていくことになるのです。

さらに、「より多くの人を救うために」という大義名分の裏側には、「より多くのお金を稼いでやる!」という心の声が見え透いています。

というか、「より多くのお金を稼いでやる!」という心の声を押し殺して、「より多くの人を救うために!」と言い換えることで、

◆自分たちがやっていることで成功しない人がいるにも関わらず、「100%いいことをやっているんだ」と自分を騙しながら前に進んでいるといっても過言ではありません。

また、純粋にこの方法であれば人を幸せにできる!と100%心の底から信じている人でも、角度を変えればその方法は穴だらけだったりします。

人によっては成果が出る方法かもしれませんが、それも一部の人だけで、その方法がハマらない人にとっては何の役にも立ちません。

どんな人でも救える全能の神みたいなサービスは基本的に存在しませんから。

そんな人たちがどんどん世の中に対して仕掛けていくものですから、被害者ばかりがどんどん増え続けていくんです。

◆「より多くの人に届ける」という発想がそもそも被害者を増やし続けている

と断言してもいいでしょう。

そして、もう一つ、ひどい悪習慣が存在します。

「今までうまくいかなかった人でも大丈夫!これで最後にしてください」

という売り込み。

この言葉を信じて、今度こそは最後!と思って投資をしてもまた失敗、そして次こそは最後!と思ってまた失敗、そして次もまた、、、
とギャンブル依存症のようにビジネスに打ち込んでいる人も数多く存在します。

これは消費者側の責任でもあるのですが、仕掛ける側が自制しなければ、被害者が増え続けるだけの構図になるのです。

あと一つ、これは伝えるどうか迷ったのですが伝えることにしますね。

ノウハウ、テクニック系を教える人たちに行動を一言にまとめると、

◆人間の稼ぎたい欲求を餌にしたネズミ講ビジネス

とも言えることでしょう。

お金を稼ぎたい人に、実績を1度でも出したことある人が「こうすれば儲かるよ!」とお金儲けの方法を教える。

そして、その方法でたまたま成果が出た人が、「これで儲かるよ!」とお金の儲けの方法を教える。

そこでまた、成果が出た人が「これで儲かるよ!」とお金儲けの方法を教える。

このような、一度稼げたら人に教えるといった文化が広がっていって、稼げる方法の劣化コピーがどんどん増え続けていくんです。

例えば、集客の仕組み化、起業コンサル、セールス強化、高単価商品の販売などはこの傾向が顕著です。

この仕組みって、まるでネズミ講みたいですよね。

それもあって、マーケター側というかコンテンツを販売する人自体のモラルが下がっているという問題もあります。

成果への確証は持てないけどとりあえず売れるから売るという心理、本当にひどい話ですよね。

ここまでをまとめると、ビジネスを発展させようとする人たちを食い物にする業界の闇としてこのようなものがあります。

◆業界の闇習慣まとめ

・そもそも必要じゃないものを必要と思わせる文化
・より多くの人を助けるという大義名分の陰に隠された金儲け主義
・自分が信じている方法が一部の人にしか通用しないのに、それに気づかず、無責任に売りまくるコンテンツホルダー
・これで最後!という言葉に洗脳された依存症患者の増加
・教えるというマーケットがネズミ講のような構造になっている

業界の闇によって起きている現状を1枚の図にもまとめてみました。

業界の闇

乱暴にまとめると、

◆ノウハウ・テクニック系は扱いを間違えれば全部詐欺

くらいの勢いです。

そして、ことさらたちが悪いのが、これらの闇が存在することに気づかず、矛盾を抱えたままお金儲けを続けているマーケターが数多く存在することです。

◆マーケター自身がノウハウ系ビジネスの闇に洗脳されています。

洗脳されたマーケターが誤った方法でその先の消費者を洗脳するという負の循環が繰り返されているのです。

そんな状態ですから仮に成果が出ても、
・長続きしない
・疲弊する
・すぐに頭打ちにあう

ということが前提になっています。

そして、またこのような状況を打破するために新たなノウハウやスキルを身につけようとして新たな学びに手を出すという学びの泥沼にはまっていくのです。

そもそも、あなたはなぜ学ぶのでしょうか?

学ぶのが楽しいから?
お金を消費したいから?
であれば、学び続けるのはいいことかもしれません。

ですが、手に入れたい結果があるからそのために何かを学んでいるはずです。

なのに、学びに振り回されていては本末転倒です。

◆一生血ヘドを吐きながら頑張り続けたいですか?

そんな訳ありませんよね?

でも、ここまで説明した通りで、ノウハウを学び続けることで成果が出なくなる業界の闇が存在するんです。

この流れは、

◆ずる賢い銭ゲバマーケターが仕組んだ小規模ビジネス界の負の遺産

とも言えるでしょう。

集客、セールス、生産性アップなどのノウハウを学ぶことそのものがビジネスの発展を妨げていると発言したのはこれらの理由からです。

むしろ、集客、セールス、生産性アップなどに興味を持ってること自体がヤバイ思考だと言うことにそろそろ気づいてください。

まだまだ業界の闇は深そうですが、今日は一旦このくらいで。

では、どうすればこの闇から抜け出せるのか?

結論としては、「誰かの手法ではなくあなた独自のスタイルを構築すること」なのですが、この方法論や考え方については現在、整理中なので、また別の記事でまとめていきますね。

と言うことで、ここまで読んでくださった方は、まず、あなた自身が闇にハマっていないか?ハマっているとしたらこれからどうやっていくか?を考えてみるのがおすすめです。

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