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エモロジカルライティングBOOK発売の裏話

会社を共同設立したパートナーのMANAが、会社設立キャンペーンとして、”エモロジカルライティングBOOK”(以下、エモロジBOOK)という名のファンブック(?)を発売しました。

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↑こちらの画像はテイちゃんが作ってくれました。インスタをはじめとし、世界観をビジュアルで表現することにとても長けてる素敵な方です。インスタはこちら→https://www.instagram.com/inst_teiko41/

実は昨年11月のMANAの誕生日にも"自己紹介BOOK"なるものを無料配布しており、今回のエモロジBOOKはファンブック第二弾となりました。

7月29日現在、エモロジBOOKはフリーランス、経営者の方々を中心に87名の方が受け取ってくださってます。

受け取ってくださったみなさま、ありがとうございます!

・・・

ふー、ひと安心…。無事に日の目を見てよかった…。

・・・

実はこのエモロジカルライティングBOOK、「緻密なプロモーションですね!」「この販売方法すごい!」なんてお声もいただいてますが、販売はおろか、販売する1週間くらい前まではお蔵入り寸前だったんです。

興味を持ってくださった方への限定販売という形でしたが、多くの人に手にとっていただけて本当にほっとしています。

ということで、そんなお蔵入りしかけたエモロジカルライティングBOOKが無事に日の目を見るまでの経緯を、すぐ横で見ていた僕の視点からまとめたいなと思います。

そもそもの誕生経緯。

時は2020年1月、それは僕が1月頃に積極的にチャレンジしていた、エッセイの文章について話し合っていた時のことでした。

↑やまもと作のエッセイ

「やまもと氏の文章って固いよね」

僕が文章を書くたびにMANAからのフィードバックは辛辣でした。

しかし、事実として僕の文章にはエモさが不足しています。(エモさ=感情、情緒といった心の機微に触れるような表現と定義しています)

”淡々と事実が紡がれた文体が回り回ってむしろエモい”という捉え方も無理やりできなくもありませんが、まあエモくない。どうにもエモくない。っていうかエモって何。(定義はさっき書いたけど)

それに対してMANAの文章はとてもバランスが良いんです。

繊細で豊かな感性から生み出される感情表現と語彙力によるエモさ。

エモさだけでふわふわする事ない地に足ついた正統派感。

そんなMANAの文章を見て、僕はいつも「MANAみたいに文章書けるようになりたい!」と言っていました。

エモロジカルライティング誕生

そうこう話している中で、

「MANAの文章術知りたい人いるかなー?」とMANA。

「絶対いるでしょ!」と僕。

こうやってあっさり、エモロジカルライティングは誕生しました。(誕生は本当にあっさりw)

エモロジカルライティングの名前の由来は文字通りで

エモさ(情緒)とロジカル(論理)をバランスよく使って、人の感性と思考を両方刺激するライティング術

という意味です。

このネーミングもMANAがふと「エモロジカルな文章」って言葉を放ったことに対して、ネーミングにうるさい僕が「エモロジカルいい!」って反応したことがきっかけで決定。

二人で話しながら、これコンテンツ化したら欲しい人たくさんいるはず!と盛り上がり、MANAがコンテンツ作りをはじめました。

徐々に立ち込める暗雲 Part1

コンテンツ作りは順調でした。

数日で原案ができあがり、充実したコンテンツにするために資料作成のプロに仕上げと配布用の体裁調整を依頼。

無事に仕上がってきた資料が届いたとき、異変が起きました。

MANAが一言。

「これ…ちゃんとしすぎてる…。」

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僕から見ると、この資料はとても分かりやすく、エモロジカルライティングという技術を学ぶには良いものだと感じましたが、どうもMANAは100%満足していない様子。

さらにMANAが一言。

「エモロジカルライティングなのに、資料にエモ要素が足りないかも!」

こうなるとMANAは動きません。

MANAは自分が気乗りしなければ、いくら収益が上がる事が見込めても動かないんです。

僕はこれでもいいんじゃないか?とダメ元でなだめてみましたがやはりダメ。

MANAは自分のこだわりを反映すべく自力でパワポ資料を作りはじめました。

昨年11月にMANAが誕生日企画として配布した自己紹介BOOKが、見てて楽しいエンタメ要素たっぷりの、読んでて楽しいファンBOOKだったことを思い出したようです。

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↑MANAがデザイナーいわたま氏とタッグを組み作成した自己紹介ブック

とはいえ、ほぼ一からのやり直し。

資料の仕上げを依頼したプロの方とも連携し、MANA自身は覚えたてのPhotoshopでの画像切り抜きをこれでもか!というほど多用し、資料をどんどん作り込んでいきます。

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↑切り抜きの奮闘の様子

いよいよ完成!

MANAの多大なる労力とプロのお力添えもいただきながら、見事111ページにものぼるエモロジBOOKが無事完成!

これが6月初旬のこと。

「これからどうやって販売するか計画を立てよう!」

そんな話をしていたときでした。

徐々に立ち込める暗雲 Part2

MANAにとってコンテンツとは教材ではありませんし、参考資料でもありません。

MANAにとってコンテンツとはアートであり作品なのです。

内容がエモロジカルライティングという実用的なものでも、このスタンスは崩れません。

そのスタンスもあり、MANAは作品を完成させたことで満足してしまったようです。

「〇〇して売ればいいんじゃない?」「**したらいいよ!」という僕の意見はどこ吹く風。

先ほども書いた通り、MANAは自分が気乗りしなければ動きません。

僕は危機感を感じていました。

「お金も時間もかけて作ったのに、これはお蔵入りになるやつかもしれない…。」

そうこうしてる間に会社設立

エモロジBOOKが完成して1ヶ月以上が経過し、株式会社EXSENSEを共同設立しました。

しかし、2人ともこれまでの仕事を淡々と続けていたので、会社設立記念イベントなどはやりたいと思いつつも、そこまで手が回りません。

「やっぱり、何かしたいね。」と2人で話し合いましたが、これと言って決め手は出ず。

エモロジBOOKのことはちょこちょこ話には出るものの、これを売ろうとはなりません。(主にMANAが)

やっとその日が…!!

会社設立の手続きがひと段落し、2人で外食に出かけ、「これから会社をどうするか?」なんて話をしていたときのことです。

ついにエモロジBOOKをどう売るか?の話に。

会社設立記念で販売しよう!ということに決定。

売り方についてのアドバイスなども求められましたが、MANAは自分自身が気乗りしていることがとても大事です。

僕もMANAの生態系を理解した結果、「MANAが良いと思う売り方をしよう!」というアドバイスのみ。

結果的にMANAは限定販売ということで、大々的には販売せず、Facebookを中心に興味を持ってくれた人にのみご案内することになりました。

エモロジBOOK無事に販売開始!

↑のような形でMANAが自分のタイムラインで7月22日にアンケートを行い、7月24日の23時59分までに興味を持ってくれた方にだけご案内しました。(※今は販売を終了しております。)

この一連のプロモーションの流れも戦略的なものではなく、その時々の反応を見ながらMANA的にベストだと思う方法をとっただけとのこと。

僕から見るとめちゃくちゃ戦略的ですがw

_3__高西愛美___Facebook

↑無事にご案内完了したときの投稿

会社設立企画ということで、応援シェアなどもお願いしたのですが、多くの方がエモロジBOOKのシェアもしてくださっています。

Facebookを中心にプロモーションを展開しましたが、MANAのタイムラインがプチお祭り状態!

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↑シェア投稿の一部です。

再販希望も20名以上にいただいている状態で、求められれば動くタイプのMANAは、再販を前向きに検討し準備を進めているところです。

これはまた準備が出来次第、MANAから案内がある予定です。(限定販売には間に合わなかったけど気になっている方はぜひMANAのタイムラインをチェックしていてください。)

無事に販売された今思うこと

"ほっとした"

これが僕の本音ですw

ガチでお蔵入りになっていたらどうしようかとw

なんやかんや多くの方にエモロジBOOKを手に取っていただけたイベントではありましたが、今回の件を通して僕のMANAに対するスタンスがとてもはっきりしました。

僕がやるべき仕事は、MANAが気持ちよく仕事ができる状態を作ること。

これさえやれば、MANAは元々何でもやり遂げてしまうタイプなので、十分な結果を出せるんです。

MANA自身が気持ちよく動けていればそれでOK。

僕はそのために必要な関わりをするのが良いという感じで、これからのEXSENSEを支える方針が見えたのは大きな収穫です。

ここから先は、再販も無事に進み、多くの方にエモロジBOOKが届けばいいなと願いながら、このnoteの締めとさせていただきます。

引き続き、MANA、そしてEXSENSEをよろしくお願いします。

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