このセンスに嫉妬する
今日も引きこもり、明日も引きこもり。次に家から出ないといけない仕事の予定は来週月曜日。その次は7月中旬。
リモートワークが定着しすぎて、家から一歩も出なくても仕事ができるようになってしまった。
結果、僕は引きこもり。
生活圏は近所のスーパー2件と近所のジム、いずれも半径500m以内である。
そんなこんなでPCの前で1日を過ごすことが多いからか、最近深刻な悩みを抱えている。
眼精疲労。そして、それに伴う目の充血。ふと鏡を見ると、「今日も目が赤いな」と思う日が年々増えているのだ。
充血を抑えるのに効きそうな目薬を調べていたところ、素晴らしいコンテンツに出会ってしまった。
国内目薬市場最大手の参天製薬の「SanteFX」の特設サイトである。
つべこべ言わずにまずはこちらを見てほしい
OGPで軽くネタバレしてるけど、まずは開いて一番下までスクロールしてほしい。
これ、本当に目薬のサイトなのか?と錯覚するような攻めた仕上がり。
さすが国内最大手。やることが違う。
「冴えわたる一撃」ってなんだよ。
めっちゃ痛そうじゃないか。
その後も素晴らしいコンテンツが続き、最後はこう締めくくられている。
この目薬を使えば、疲れ目に悩む僕の目もきっと戦う男の目に生まれ変わるのであろう。
厨二病をこじらせ気味の僕にはこのサイトはとてもグッときた。
そして、これを見ながら思い出した。
『24時間戦えますか』
1989年の流行語大賞にもなった、時代を象徴するキャッチコピー。
今の時代、「24時間戦えますか?」なんて他人に言われたらコンプラ的に大問題である。
しかし、自らの意志で戦い続ける人生を選ぶ人はいて、そんな人たちのことは誰も止められやしない。
かの時代のリゲインの「24時間、戦えますか」ほど分かりやすくはないかもしれないが、目薬「SanteFX」からは、戦い続ける人を奮い立たせようとする強い意志を感じた。
「そうだ、その目だ。」
この言葉も大好きだ。とてもかっこいい。
目薬・点眼薬という「薬」のサイトなのにこの仕上がりに正直、嫉妬した。
市場の覇者だからこそできる取り組みかもしれないが、これくらい強烈なインパクトを出せる仕事がしたい。
ひとまずSanteFXを買ってきて、冴えわたる一撃とやらをくらってみることから始めます。
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