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阪神2022 雑感とドラフト考察⑥ 中堅手・右翼手編

前回の二遊間編に続き、今回は中堅手・右翼手編です。

まずは、問題の右翼手から。
少し長くなります。

開幕から主に佐藤輝(25)選手が務め、途中でしばらく島田(28)選手が入り、最後はまた佐藤輝選手に戻りました。

ライトがタイガース編成のポイントです。
佐藤輝選手サード待望論がありますが、サードで起用するためにはオーダー構成上強肩強打のライトがもう1人必要になるかと思います。

3番〜6番は、ある程度の長打力を求めたいところだと思うのですが、1・2・7・8番に守備力重視のセンターライン(捕・二・遊・中)を置くとしたら、3〜6番は 一・三・左・右 になります。

例えば、2003年と2005年の優勝時は、

2003・2005年優勝時の基本スタメン

と、上記の通りのオーダー構成になっています。そこを基準にすると(基準にする意味があるのか分かりませんが…)、今のタイガースで強肩・強打を期待できるライトは佐藤輝(25)選手という結論になるのも頷ける話なのです。

今年の首脳陣としても、

というオーダーが実は理想だったのでは?と思います。

一方で、今年ブレイクしかけた島田(28)選手は、個人的にも昨年から早く一軍で試してほしい!と思っていたとても好きな選手です。肩を含めた守備も脚力も申し分ないのですが、"強打"の部分は強みではありません。それは、島田選手の実力云々の話ではなく、適性の話です。
元来、島田選手は脚力を活かしたセンタータイプで、なんなら肩は近本選手よりも強いです。

少し個人的な想いを。
一時、タイガースの売りとなっていた
①遊 中野 
②右 島田 ※レフトでもスタメンあり
③中 近本 

という快速トリオは魅力充分で盗塁好きな私としてはワクワクするのですが、やはりパワー面での怖さがなく、優勝するチームのオーダーではないのかな…とも感じました😢
初回に必ず回ってくる打順ですし、やはり、よーいどん!で長打という怖さも必要なのかなとも思います。
とは言うものの、やっぱり1〜3番が走りまくれるのはかなり魅力的で見ていて楽しかったです😊

そもそも、タイガースは2020年ドラフト時から、佐藤輝選手を糸井選手の次としてライトで考えていたと思います。
想像以上にサードが上手かったこともありますが、本人の内野手志向に、OBもマスコミも乗っかって今の雰囲気ができているところがあるように思います。(少し嫌な言い方ですいません🙇‍♂️)

しかし、現状としてはチームでNo. 1のライトは佐藤輝選手で間違いないと思います。肩もかなり強いですし守備も上手くなりましたよね。

本来のチーム構想では、ここには髙山(29)選手が入って全盛期を迎えているいるはずだったと思います。来シーズンは30歳ですが、新監督内定報道のあった岡田さんも期待しているような発言がありました。
復活して、開幕戦で「 6番 ライト 髙山 」なんてことになれば胸熱ですし、編成的にもかなりハマると思いますので、とても期待しています。

また、板山(30)選手は、まさに内外野どこでも守ってくれるユーティリティ性を武器にチームに貢献してくれています。"超"ではないですが肩も強いですし、スタメン奪取を目指すならライトだと思います。大捲りを期待しています。

ファームでは、井上(22)選手が大きな期待とともにライトメインで起用されています。しかし、現状ではまだまだ一軍でスタメン起用される程の姿を見せられていません。脚の状態から守備やコンディション悪化の不安もありますので、左翼や一塁へのコンバートも考えられます。

また、小野寺(26)選手や豊田(26)選手も個人的にはライトと言うより、どちらかと言えばレフトで長打に期待(1985年佐野選手のようなイメージ)のタイプに見えます。脚力も魅力の豊田選手には、少し可能性を感じますが。

少しど素人の個人的考察を。
将来に向けてなんですが、二遊間・三塁起用で伸び悩んでいる遠藤(22)選手の右翼コンバートはアリなのではと思っています。高卒3年目ですが、二遊間を守るというよりも、肩がありますので外野で打撃を活かす方にも可能性を感じます。

🐯ドラフト考察(右翼手)🐯
以上のことから、編成的には佐藤輝(25)選手をサードに回せるような選手がいればベストということになります。
強肩+中距離以上の良い選手がいれば指名してほしいところです。ルーキーでいきなり!は難しいところですが、井上(22)選手や髙山(30)選手との競争を制するぐらいの選手がいればなぁ…と思います。
しかし、強肩強打のライトというのは、実はかなり希少な存在なのではないかと思っています。候補がいれば、いの一番に入札しても良いのではと考えています。

右翼手候補
ど素人の個人的なリストより抜粋

最後に中堅手です。

今やリーグを代表するセンターになった近本(29)選手が君臨しています。離脱した際には、島田(28)選手が控えていることがチームの強みの一つになりました。控えにいるのもかなり勿体無く感じます…。
一方で、近本選手には肩の不安があり、将来的には左翼手へのコンバートも考えられます。また、上記の2人以外にセンター守備を安心して任せられる選手が江越(31)選手のみというのは、編成的に弱みになっているところです。

ど素人的な考えでは、昨年のフェニックスぐらいから髙寺(21)選手なんかをコンバートできたら面白そうだなぁと思っていましたが、セカンドでCSスタメンも果たしました。
基本的には、来季も内野勝負になりそうな雰囲気ですが、来シーズン以降の編成と本人・首脳陣次第では、一考の余地が残っているように思います。

🐯ドラフト考察🐯
弱い部分ではありますが、絶対的な選手がいるポジションですので、ドラフト最上位での指名は考えにくいところです。
しかし、そもそも現有戦力の人数自体が少ないですし、肩が強ければ問題のライトとの互換性も高いポジションですので、中位以降、何なら上位での指名も十分に考えられます。

中堅手候補
ど素人の個人的なリストより抜粋

かなり長くなってしまいましたが😓、今回の考察はここまでです。

次回以降は、今年のタイガースドラフトの本格的な考察を…と思っていますが、時間が…😓


今回も読んでいただいた方、ありがとうございました😊

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