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阪神2022 雑感とドラフト考察① 〜先発投手編〜

春先から戦力分析を行おうと考えていたのですが、今シーズンは主力選手のポジションが日々変わることで、自分のやり方では戦力分析がとても難しい状況になり進みませんでした…。さらに、多忙と体調不良も重なる状況が続いていましたが、ドラフトが迫り、新監督も岡田さんに決まったのかな?というところで、2022ドラフト考察を行います。

まずは、投手編からスタートです。
先発陣・中継陣に分けて考察してみます。

今回は先発投手編です。

※在籍選手に関しては、2024年3月末までに到達する年齢で表記しています。(同じ年齢は同学年になります)

※ドラフト候補選手は、今年度到達する年齢で表記しています。

強力な陣容で投手王国と呼ばれるまでになりました。最優秀防御率・最多勝・最高勝率で3冠の青柳(30)投手。防御率2位の西勇(33)投手。6完投を記録した伊藤将(27)投手。
この三本柱はかなり強力でした。
4番手以降が実は流動的で、

春先〜夏場頃
🅰️ 秋山(32)ガンケル(32)ウィルカーソン(35)

夏場頃〜
🅱️ 西純(22)藤浪(29)才木(25)

の3投手が主にローテーションに入りました。

🅰️の投手たちが抜けても🅱️の投手たちが出てくる辺りが強力ですね。

特に、🅱️の投手たちは来シーズン、フルシーズンローテを守って柱に成長してくれるとチームとしてはかなり大きいですね。

しかし、現実的には西勇投手にFA、藤浪投手にポスティングの話題が出てきて先行きは不透明になりました。
2人合わせて215イニング。特に西勇投手は一年間ローテを安定して守り続けて(しかもほぼ、カードの頭!) 148回2/3を投げています。

2人とも抜けてしまうと…

2人抜けローテ

ということで、"一年間"と考えると3番手以降がかなり不確かな状況…。自分が首脳陣なら"計算"はできません。"楽しみ"はかなり大きいですが😏

2人の穴を埋めるということになると、現有戦力では秋山(32)ガンケル(32)両投手が筆頭になるかと思います。
秋山投手は進化を目指す過程でゲカもあり、調整がうまくいかなかったのかなと思いますが、一昨年まで2年連続2桁勝利の投手。年齢的にもこのまま終わる投手ではないと思います。また、ガンケル投手は夏場に調子を崩す傾向にありますが、それまでは充分な投球でしたし現状を鑑みると契約しないという選択はしにくいかと思います。

また、若手に目を移すと桐敷(24)投手がファームで74回2/3を投げて防御率0.72と驚異の投球を見せており、第一候補に挙がります。開幕当初のコロナ禍で苦しい中、小川(26)投手とともに奮投してくれたことをファンは忘れていません。西勇・藤浪両投手が残ったとしても早い段階でのローテチャレンジに期待しています。

また、村上(25)投手も昨年度のような無双感はありませんが、他チームなら一軍で試されてもおかしくない成績を残しており、何か一つ掴めば!という状況(が続いている?)にみえます。
同学年の佐藤蓮(25)投手は、まだまだ修行中のようですが、奪三振率がかなり高く中継との両睨みでかなり楽しみな投手です。

さらに下の世代では、一昨年に中継ぎでプチブレイクした及川(22)投手が先発再挑戦。ドラ1ルーキー森木(20)投手が、順調に経験を積んで成長中という状況です。

🐯ドラフト考察🐯

それでは、年齢層を表記してドラフト考察をしていきます。
短期的な視点と中長期的な視点で考察していきます。

◎短期的視点◎
大前提として、いわゆる"即戦力"というのは個人的にはいないと思っておいた方が良いと思っています。プロのシーズンで一球も投げていない投手をローテの計算に加えるのは危険すぎます。稀にルーキーからローテーションを守る投手が出てきますが、ドラフト前からかなり話題になっていることがほとんどです。

近年でいうと、

隅田投手    (2021年西武1位 西日本工大)
早川投手    (2020年楽天1位 早稲田大)
伊藤大投手 (2020日本ハム1位 苫小牧駒大)
森下投手    (2019広島1位 明治大)

なんかはそのイメージで、1位競合もしくは一本釣りの大学生投手たちですね。
ちなみに、1位入札以外でローテを守った2020年2位入団の伊藤将投手(JR東日本)は、かなりのレアケースだと思います。阪神編成の大手柄です🐯

今年はそこまで話題になっている投手はいないように感じていますが、西勇・藤浪両投手の動向によっては、先発候補自体の人数が2人も減ることになります。
"阪神は野手やろ!"みたいな雰囲気になっていますが、上位での投手指名は充分考えられますし、むしろ上位指名した方が良いようにも思います。
開幕からローテで一年間は難しくても、来シーズン中盤以降〜2024年のローテ候補なら今年も割と揃っているように思います。

また、2人の動向次第という不透明な状況から、先発中継どちらでも(先中)というタイプが望ましいかなぁと思っています。2人とも残留となった場合(その方がもちろん良い❗️)、蓋になってしまう可能性もあるからです。リリーフ編でも書きますが、強力な中継もほしいですよね🐯

ど素人の個人的なリストより抜粋

2位・3位でこの中から1人指名できると嬉しいですね。
もちろん、2人(西勇・藤浪)が残留してくれれば優先度は少し下がると思います。

少し違う角度から考察をもう一つ。西勇・藤浪投手が残留するのであれば、野手で上位を固めようという方針も出てくると思います。
その場合、中位(できれば下位)で、現在ケガ等で本来の実力を発揮できておらず、治癒すれば大戦力という感じの投手。または、いわゆる地方の大学で評価が定まりにくい実力派を上手く指名できたら面白いなぁ…とも密かに思っています。
下記のリストで挙げる選手たちは、中継色の方が濃いような気もしますが…個人的には、かなり気になっています。秋季リーグでの内容やドラフト当日の流れよっては上位もあるかも?な投手たちだと思います。

ど素人の個人的なリストより抜粋

◎中・長期的視点◎
西純(22)投手が一足飛びに来シーズンは一軍で戦うことが濃厚ですので、ファームの22歳以下が、及川(22)森木(20)の2投手だけとなります。今年の高校生投手は、絶対に上位で!という雰囲気はあまりありませんが、3・4位辺り以降でならかなり魅力的な投手が多くいるように思いますので、中位辺りで森木投手を追いかける高校生投手の指名が考えられます
今年は、高校生左腕候補が例年より多めに挙がっていますので、そちらにいくかもしれませんね。

※ど素人の極個人的なリストから抜粋
上位で抜かれる可能性のある投手も…


以上のことから、先発候補を指名する可能性は高いのかなと思っています。
状況によって指名順位は変わると思いますが、
高校生1人・大社1人の指名はあると思います。

※ちなみに、左腕優先というよりは、基本的には力のある方優先でいいと思っている派です🐯

長くなりましたが、読んでいただいた方ありがとうございました😊

次回は、リリーフ編の予定です。

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