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阪神2022 雑感とドラフト考察④ 一・三塁、左翼手編

前回の捕手編に続き、今回は一・三塁手、左翼手編です。
現状のタイガースでは、この3ポジションの親和性が高いので、まとめて考察していきます。

まずは、一塁手からスタートです。

※在籍選手に関しては、2024年3月末までに到達する年齢で表記しています。(同じ年齢は同学年になります)

※ドラフト候補選手は、今年度到達する年齢で表記しています。

※表が入りきらず…。育成中はいません。

シーズン最終盤に、原口(32)選手が怒涛の大活躍。レギュラーシーズン終了まで12試合連続で5番ファーストでスタメン出場しました。それまでは大山(29)選手が中心でしたが、来シーズン新監督はどういう判断をするでしょうか。
助っ人がつくことも多いポジションですが、今年は(も?)マルテ(32)選手が早々に離脱…。そもそも、それがあったために開幕サードスタメンの大山選手がファーストに移ったという経緯があります。
また、途中加入のロドリゲス(32)選手も出始めは活躍してくれましたが、対策が進んだこと+死球の影響?もあってか以降は活躍ならず…。しかし、ファームで結果を残し、CSに帯同しています(退団報道は何だったのか…?)。
両助っ人とも、来シーズンの去就は不透明です。

ファームでは、両助っ人の調整に加えて陽川(32)・原口(32)選手、または他のメインポジションをもつ選手がファーストで出場していました。
面白いと思うのは小野寺(26)選手です。昨年も触れましたが、実際に一・三塁で出場する機会があり(一軍でも少しファーストを守ったような記憶が…)、コロナ禍でファームが野手不足の際には遊撃を任されていたことからも、首脳陣が内野守備に一定の可能性を感じていたのだと思います。
まだまだ打撃(メンタル?)にも課題のある選手ですが、有事の際には一軍でも一・三塁でチャンスがあるかもと思っています。陽川選手に近い役割のイメージです。

🐯ドラフト考察(一塁)🐯
元々、助っ人のポジションというイメージがあることや、UZRの落ちてきた主力が務めることが多いポジションです。
ドラフトではファースト専門の選手はよっぽどでない限り(清宮選手のような感じ)指名されませんので今年も指名はないかと思います。可能性は0ではないので、リストを載せておきます。

ど素人の個人的なリストより抜粋

続いて三塁手です。

大山(29)選手でスタートした今シーズン。先述したように、マルテ(32)選手の離脱により、大山選手はファーストへ。糸原(31)選手がセカンドから移ってきました。その後は佐藤輝(25)選手が中心となりましたが、また途中から糸原選手と併用状態になり、最終盤には糸原選手とかなり目まぐるしい起用が続きました。
佐藤輝選手をサードに固定できればもちろん良いとは思うのですが、個人的には、脚の問題がクリアできれば大山(29)選手が筆頭かなと思っています。というのも、ライトがいないんですよね…。またライトのところで詳しく書きます。

糸原選手について、長くなってしまったので分けて書きます。昨年も触れましたが、チームとしてとても大事な戦力です。2020年シーズンまでは、チーム内では出塁率(.350前後)や勝負強さ(得点圏.300超え)が際立っていました。しかし、昨シーズンから翳りがみえており、今シーズンは出塁率(.300程度)、得点圏(.200程度)と強みが消えており、.0700を超えることもあったOPSも.600程度になっています。元々、守備範囲や送球時のタイムロスに課題があるところに、打撃の強みが消えてしまってはレギュラー確約は難しい状況です。このような状態で試合に出続けることは、本人もかなり苦しかったように思いますし、本当に酷すぎる批判には辟易しました。プロ野球選手として、首脳陣に信頼されスタメン表に名前があれば、全力を尽くすのみですよね。
一方で、チームでは数少ないボールを見ながら対応できる待球型であったり、強いストレートへの対応力があったりという部分は、今だに強みとして残っています。外からは分かりませんが、首脳陣にスタメンで使いたいと思わせるキャラクター含めた何かがあるのかもしれません。
今後は、こちらも昨年書きましたが、堅実な守備と打撃を磨いてイメージとしては、左の関本選手のようなプレーヤーを目指してほしいです。ここ一番の勝負強さと緊急時のスタメン出場ならいつでもお任せ!なんならやっぱりレギュラーで!というところまで再度躍進してくれることを期待しています。

考察というより、思いの丈を書いてしまったようにも思いますが…、本題の一つであるドラフト考察に移ります。

🐯ドラフト考察(三塁)🐯
現状、大山(29)選手・佐藤輝(25)選手とサードを守れるスラッガーが2人もいるのはかなり贅沢な状況です。最近は2人ともスタメンサードはありませんが…😓
一方、ファームではサードがメインポジションの選手はおらず、二遊間の選手が入れ替わり立ち替わりで務めていることが多いという現状です。
気づけば大山選手も30歳目前。佐藤輝選手にはメジャー志向もあるようなので、良い選手がいれば、是非とも指名してほしいです。
スラッガー候補となると上位指名でないと難しいと思いますし、なかなかドラフト戦線にも現れません。
それでも、ファームでスラッガー候補がサードを守っている姿を見たい!長年の個人的な願いです。

※ドラフトの話ではありませんが、ソフトバンクを退団することになった松田宣浩(40)選手。阪神に来てくれないかなぁ…。と妄想しています。子どもの頃はタイガースファンという話も目にしたので、是非、タイガースに勝者のメンタリティを植え付けてほしい!です🐯
三塁手候補
ど素人の個人的なリストより抜粋

最後に左翼手です。

開幕は、先日引退を表明をした糸井(42)選手でした。以降はロハス(33)選手・大山(29)選手を中心に、島田(28)選手も数多くスタメン起用され、最終的には大山選手に落ち着いています。
3〜6番で長打を期待したいポジションですので、来シーズンも大山選手が中心となるのか助っ人に任せるのかが基本線になると思います。
ここにきて陽川(32)選手が座ってくれたらなぁ…なんて思いますが…。妄想です。
少ない打席数ながら.300を超えているとはいえ、まだまだ打撃は不安定で淡白な打席も目立ちますし、元々は内野手なので守備面も不安があります。原口選手同様、シーズン通しての実績がなく、助っ人などとの競争は必須になりますが筆頭に位置付けて自覚を促してほしい…なんてど素人が偉そうに…🙇‍♂️
そこに、豊田(26)・小野寺(26)の同学年コンビ。井上(22)前川(20)の若手組。何なら、復活を期す髙山(30)江越(31)といった選手たちが刺激を与え、競争のレベルアップを期待したいです。

🐯ドラフト考察(レフト)🐯
左翼手メインの指名は、ファースト同様ほとんどありません。こちらも助っ人やベテランになった外野手、内野では厳しいと評価されたスラッガーなんかが移ってくるイメージです。
タイガースの現状としては、決め手に欠けるポジションではあるので、昨年度、豊田選手の指名(ライトができると判断?)があったように、これは!という選手がいたら指名してくることはあると思いますし、思い切って上位で!なんてことも可能性は0ではないと思います。

左翼手候補
ど素人の個人的なリストより抜粋

…今回はどうも想いの方が出てしまって良くありませんね😓長くなってしまいました。

個人的には、基本線として

が現状では理想かなと思っています。
そして、サードのスラッガー候補は是非とも指名してほしい!です。

次回は、二遊間編の予定です。

今回も読んでいただいた方、ありがとうございました😊

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