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阪神2022 雑感とドラフト考察② 〜中継・抑え投手編〜

今回は、先発編に続いてリリーフ編です。

※在籍選手に関しては、2024年3月末までに到達する年齢で表記しています。(同じ年齢は同学年になります)

※ドラフト候補選手は、今年度到達する年齢で表記しています。

※下線は育成契約

開幕当初のカオス状態が嘘のように、12球団随一のブルペン陣になっています。素晴らしいの一言です。最後の1人に若干の不安は残りましたが、岩崎(32)投手・ケラー(30)投手で1年間闘いぬきました。そして、なんと言ってもセットアップですね。湯浅(24)濱地(25)と若い2人が大躍進して、岩貞(32)投手も30歳にして自己最速更新の154km/hをマークするなど大活躍でした。湯浅投手、来シーズンはクローザーかも⁉️😁
また、ビハインド組の成績も素晴らしく、復活した加冶屋(32)投手や島本(31)投手に苦労人の渡邉(32)投手、2年目の石井(25)投手の4人は、勝ちパターンでも試したい活躍でした。ここまで紹介した9投手が、全て防御率2点台以下という良い意味で異常事態と言っても過言ではない状況です。さらに、登板数は少ないものの小林(31)投手も1点台ですし、ファームで好投しているルーキーの岡留(24)投手(32回2/3 防御率1.67)や支配下を勝ち取った岩田(25)投手(29回 防御率2.17)には出番が回ってきていない状況になっています。

一方で、期待されていた齋藤(29)馬場(28)両投手は一軍で結果を出せず、巻き返しに期待です。
ドラフト2位ルーキーの鈴木(24)投手はプロの壁にぶつかり、フォームの修正から再スタートしています。鈴木投手は先発もいける素材だと思いますし、まだまだ大卒2年目です。自分の形を見つけて飛躍してほしいですね。
また、アルカンタラ(32)投手は中盤以降不安定な投球が続きました。年俸のことを考えると動向が微妙な状況ですが、力のある投手ですので復活に期待したいです。

育成契約の望月(26)伊藤稜(24)川原(23)の3投手は、とにかくコンディション❗️

望月投手はある程度の実績(一軍で合計62試合登板)もありますし、意外と少ないパワー系の投手ですので復活に期待です。

伊藤稜投手はファームでも登板なしに終わりました。報道がなく、なかなか状態が分からないのですが、ドラフト時の情報からは期待のもてる投手です。まずは投げられる状態までもってきてほしいですね。

川原投手も、一昨年のフェニックスリーグで抜群のストレートを投げていました。ポテンシャルの高さは疑いようがないので、それを発揮できる身体づくりに励んでほしいです。

🐯ドラフト考察🐯

それでは、先発編に倣い年齢層を表記してドラフト考察を進めていきます。

湯浅(24)濱地(25)両投手の大躍進はありましたが、32歳世代のボリュームがすごいですね…😅
島本(31)ケラー(30)両投手を含め、主力のうち5/7人が30代に突入しています。
その次の、27〜29歳のゾーンが薄めなのは気になるところです。
次の世代の石井(26)投手が今年かなり良く投げてくれました。かつての渡辺亮投手(現スカウト)のような存在になってくれるとブルペン陣が厚くなります。
その下の世代(25歳以下)は、先発も目指してほしい年齢になりますので、まずはリリーフでも出場機会を得られるように精進あるのみです。

何にせよ、中継投手は疲弊が激しく継続的な活躍が難しいタフなポジションです。
昨年度も書きましたが、タイガースは毎年のように中継も可能なタイプの選手を中位・下位で獲得しており、その方針が今の強力ブルペン陣を形成した一つの要因になっていると思います。
なぜか右腕ばかりで、左腕は育成指名という傾向はありますが、今年も中継ぎ候補の指名はあると思います。主力の年齢層を考えると、当日の流れによっては上位もありかも?と思います。
また、今年はすでに守屋(30)尾仲(30)小野(29)牧(24)という4投手の退団が発表されていることから、指名は確実かと思います。

※ど素人の個人的なリストより抜粋
※一部、先発かな?という投手も混じっています


今年も中継ぎ候補の指名は確実かと思います。
基本は、中位・下位での指名になると思いますが、今年に関しては上位で狙う可能性もあると思います。

今回の考察は以上です。

次回以降はカオス状態…の野手編の予定です。

読んでいただいた方、ありがとうございました😊

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