Nizi project

最近、TVでNiziUの名前をよくみかける。

NiziUと言えばNizi projectというオーディション番組をしていたことを思い出した。それで、T VでNiziUを観る前にオーディションの過程を観たいなと思ってNizi projectを全部見ることにした。あとはJYparkさんのフィードバックが凄いとも話題になっていたのもある。

全部観た今、ぱっと思いつく感想は、「１年でこんなにも変われるんだ」ということ。東京合宿に行く選考のオーディションでも十分上手いなと思ったのに、東京合宿、韓国合宿を通じて、どんどんどんどん上手くなっていく。素人目にはもはや上手くなりすぎて、最後はみんなデビューでと思っていた。成長した一人一人がフィードバックで褒められている姿を観るとこっちまで泣きそうなくらい感情移入してしまった。

例えば、東京合宿での２日間で課題曲を振付まで覚えてやるのなど私にはできない。それも全く知らない韓国語の歌詞を覚えて歌うなどすごすぎる。

そして、韓国合宿。半年という長い期間でどんどん成長していく。ミッション１でもう上手すぎると思っても、それを超えてくる。なんというか同じ人間とは思えないくらいに。こんなにも頑張れる人たちだからこそ、ガールズグループでデビューすることができるんだと思った。

そして、それぞれの成長のストーリーを知ることができたので、単純に‘‘NiziUというグループを応援したくなった。もう一人一人のメンバーは覚えたし、選考での成長過程も知っている。多くの人がそれを踏まえたうえで観てるのは、このグループが日本で活躍するための大きなアドバンテージだ。

そして、もうひとつの見所だったJYparkのフィードバックだが、これもすごかった。オーディションの審査となると怖い人が見ている感じであまり審査員を好きにはならないのだが、ＪＹparkは好きになれた。この番組の見所の半分はJYparkだ。なぜJYparkが好きになれたかと言うと、メンバー一人一人を好きな事がすごい伝わってきたからだと思う。好きだからこそ褒めれるし、指摘もできる。心あるアドバイスもできる。

基本ポジティブで、でも深い洞察力から指摘もする。そして、終始期待していることが伝わってくる。

褒めるときはすごい褒める。でも、指摘されたところはしっかり成長しないといけないと思わせる正確な眼も持っている。そして、成長したところを褒める。

どんなフィードバックがいいかは、直接Nizi projectを観るのがいい。このフィードバックを解説している動画も何個か見たが、解説だとどうしてもJYparkのやっていることの本質が濁った形に見えて、結果としてJYparkのフィードバックとは全く違うものになってしまいそうな感じがする。

人の頑張りと最高のフィードバック。なんというか普段の社会生活で濁ってしまっている部分を戻してくれるようなストーリーだった。