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【節約】予算を守る読書習慣〜メルカリ読書術のススメ〜

はじめに

言葉の魔法で新しい世界を体験できる読書の魅力。文字が紡ぎ出す世界に身を委ね、知識と感動に触れる時間はまさに人間としての成長に不可欠です。しかし、この喜びと現実の予算との戦いは誰にでも共通するもの。しがないサラリーマン。毎月の書籍代すら贅沢に感じられる今日この頃です。このジレンマに悩まされながら、新しい本に触れる喜びを求めていました。

そこで私が実践しているのは、節約と読書の融合、今回ご紹介する「メルカリ」を活用した方法です。手軽に手に入る一冊で誰もが知的な冒険への扉を開くことができます。もしも金銭的な理由で読書のハードルが高かなっている人がいれば一度試してみてはいかがでしょうか?


メルカリ読書の魅力

方法は至ってシンプル。

①読みたい本をメルカリで購入。(定価よりも安く手に入ることが多いです。)
②読む
③読み終わった本をメルカリで売却。


私の場合は購入価格と売却価格が同じくらいになることが多いので、かかる費用はこの通り。
手数料:150円前後(価格の10%)
送料:210円(らくらくメルカリ便を使用)

もちろん、手元に残らないため図書館で借りるのと変わらないのですが、図書館だと最新の本はないし、人気の本は順番待ちの列。それに比べてメルカリではより手軽に本を手に入れることができます。特に私は本屋さんの店頭に平積みされてるような人気の本を手にすることが多いのでこの方法がぴったりマッチしているのかもしれません。
しかし、こうやって読みたい本を安く手に入れられることで読書のハードルが下がり、月に2〜3冊の読書を継続できている。本当にありがたい仕組みです。

梱包や発送がめんどくさいという声も聞こえてきそうですが、私は売る前提で購入しているため梱包資材などもそのまま再利用しちゃうこともあり(しー🤫)、一から梱包するよりはハードルが低いかなと思ってます。

読書は知識の宝庫。新しい本を手にするたびに異なる世界や考え方に触れ、様々な分野での知識が広がります。ビジネス書から実用的なスキルを得たり、小説や歴史書から過去の出来事や異なる文化に学んだりすることで、日常の様々な状況に対処する柔軟性や問題解決能力が向上します。同時に、良い本は心のオアシスであり、日常の喧騒やプレッシャーから離れ、物語の世界に没頭することで心身がリフレッシュされます。ページをめくる度に、作者の想像力や物語の奥深さに引き込まれ、日常のストレスが軽減され、心に余裕が生まれます。読書はまさに心の瞑想であり、その効果はリラックスや安心感として感じられます。

メルカリ読書のデメリット

ただし、この方法にはもちろんデメリットもあります。

1.本を手元に残せないこと

この節約手法のハンデは、手元に本を残せないことです。特にこうやってnoteの発信や体系だった学びの過程で本を引用したい場合に制約が生じます。本を手元に保管できないため、必要な箇所を再度確認することが難しくなり、引用や参照の際に制約を感じてしまいます。また、本を所有することでできるアクティブリーディングの手法も制限されます。マーカーを引いたり、メモを取ったりすることが難しくなるため、自分の意見や感想をアクティブに本に記すことが制約されます。

2.著者への貢献が難しいこと

さらに大きなデメリットとして著者への直接的な貢献が難しいことが挙げられます。基本的には中古本を利用するため本の売り上げに貢献できません。これは著者にとっては厳しい一面であり、貢献度が低い状態と言えます。特に本の売り上げが次回作につながるという背景がある中で、購入者として著者を応援したいという気持ちが強い人にとっては葛藤を生むことでしょう。私自身もいつも声を聞いているVoicyパーソナリティの方が本を出版する時にはあえてこの方法をとらないこともあります。

魅力とデメリットを踏まえて感じること

金銭的なことを考えると、圧倒的にメルカリを活用した読書はありがたい仕組み。しかし、金銭的なことを考えなくても良いのなら、理想はKindle版の書籍を購入し、スマホがあればいつでもその本を読める状態にしていきたいと思います。

この葛藤に直面した時思い出すのは、
Voicyパーソナリティの尾石晴さんのお話です。

晴さんは、発信開始当初3万円の書籍代を捻出したいと思って発信を始めたと語っていました。そしてさらに、現在は書籍代が経費となっているのです。一冊の本を読むことが仕事としてマネタイズに繋がっているというのはさすがとしか言いようがありません。

ですが、私にだって参考にできる部分はあるはず。ただただ趣味で好きに使ってる支出をいかに経費に置き換えられるか、これは今後の人生を変化させる大事な視点なのかもしれません。まずは月に1冊何の躊躇いもなく本を買えるようなそんな人生にしていきたいものです。

おわりに

節約と読書の融合、私が実践する「メルカリ読書」。書籍代の制約を感じる中、手軽に本を手に入れることができるメリットは大きい。しかし、手元に本を残せないデメリットも認識しています。金銭的な余裕があればやはり本を購入し、いつでも手軽に読める状態にしたいものです。急に生活は変えられないし、お財布の紐も簡単には緩められない。しかし、生活を変えていくためには読書習慣は欠かせないことだと思います。これからも私はメルカリ読書を活用しつつ、新しい知識と経験を得ながら成長していきたいと思います。

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