Ecamm Liveが3.8にアップデート
macOS向けのライブ配信ソフトウェアEcamm Live(イーキャムライブ)が3.8にアップデートされました。
“痒いところに手が届く”素晴らしいアップデートです。
リリースノートをざっくりと翻訳し、ジャンルごとにまとめてみました。
操作性
✓ シーン切り替えのキーボードショートカット設定の自由度が高まる
✓ 「Preview」モードが追加。これによって、配信しながら画面を作り込める
✓ Main Windowのコントロールを非表示にできる(キーボードショートカットは⌘ + `。またはfnキーを押している間のみ非表示)
カメラ
✓ カメラの設定に「Black & White」が加わり、1クリックでモノクロに切り替え可能に
✓ クロマキーに「Blue」が加わる
オーバーレイ
✓ オーバーレイの位置調整に矢印キーを利用できるように(Shift + 矢印キーで10倍の移動)
✓ WebM動画をAnimated Overlayとして利用できる
✓ Keynote.appからのドラッグ&ドロップで画像のオーバーレイを設定できる
✓ 「次のオーバーレイ」「前のオーバーレイ」をメニューから実行できる(キーボードショートカットはcontrol + shift + ←/→)
✓ [Overlay]ウィンドウに「Show in Background」(背面で表示)オプションが追加
✓ 右下だけでなく、どの角をドラッグしても、オーバーレイのサイズ変更が可能に
✓ 画像、カメラ、アニメーションなど、オーバーレイをウィンドウサイズよりも大きくできる
✓ テキストオーバーレイの背景に角丸やマージンの設定が可能に
✓ テキストオーバーレイに「Fly-in」(右から出現/左から出現)のオプションが追加
✓ オーバーレイの移動時に中央のガイドにスナップ
✓ WidgetがWebKitベースからChromiumベースに変更。これによってパフォーマンスが向上するだけでなく、WebM、WebGL、CSSアニメーションに対応
動画
✓ 動画の再生中に「30秒スキップ」のボタンが追加
✓ 動画の再生時、ホストとゲストが配信されずに会話できる(ちょっとした打ち合わせなど)
その他
✓ M1にネイティブ対応
✓ LinkedInへのライブ配信が可能に
✓ 環境設定に「Show Picture-in-Picture in New Video File and Screensharing Scenes」が追加(シーンの追加時にPicture in Pictureを表示するかを決定するオプション)
✓ 「Sharing Window」を使っているときの遅延問題、フリッカーの改善
✓ ISOオーディオ機能がさらに効率的に
✓ Stream Deckプラグインの新バージョンにてプレビューモードに対応
✓ Ecamm Live Virtual Camera pluginが新バージョンに
✓ Ecamm Live System Audio pluginが新バージョンに
バグフィックス
✓ カウントダウンタイマーを中央揃え/右寄せに設定しているときに座標がズレてしまう問題を解決
✓ ISO audioで録画を実行中、Pauseボタンが効かない問題を解決
✓ マイクが接続されていないMac miniではじめて起動したときの不具合を解決
まとめ
Ecamm Liveの魅力はオーバーレイ。次の機能強化によって自由度や操作性が大きく向上し、ワクワクしています。
・位置調整に矢印キーを利用できるように
・移動時に中央のガイドにスナップする
・テキストオーバーレイの「Fly-in」オプション
・どの角をドラッグしてもサイズ変更が可能に
・ウィンドウサイズよりも大きくできる
New in Ecamm Live v3.8.0
オリジナルのソースはこちら。
こちらの動画、英語ですがわかりやすいです。
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