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君はもうなんとも思っていないこと、私は分かっているんです。多分。何も無いと知っているんですよ。なのにまだ思い出してしまう。朝が来るとあの日もこんな朝だったとか、1年前の今日にこんな話をしたなとか、貰ったもの、あげたものにこんな思い出が詰まってるなとか、まだ思い続けてしまうんです。けれど君はきっと気にしちゃいないな。
もしも僕らに続きがあったのなら、。
まぁ、ほんとうのことなんて何も知らないのだけれど。
だって僕じゃ頼りなかったからね。何も知らずに終わっちゃったから。
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