エコインクカートリッジって本当にエコ?
■パソコンプリンターの寿命は突然に
最近、我が家の電化製品が次々と寿命を迎えてきた。
とにかく、授業料やスクーリング代金などの授業料や交通費などを捻出しなくてはならないので
つい
『純正カートリッジ』だとコストが高いので
『エコカートリッジ』を購入していました。
確かに、パッケージには
リサイクルされたインクカートリッジが使わてているので
「地球環境にやさしい」
ということなんだそうです。
しかし、純正インクではないためプリンターが故障しやすくなるリスクもあります。(結構、ちっちゃな字で注意書きにされている)
とりあえず
「今までも使っていてどえらい故障をしたこともないし、貧乏学生の財布にも優しいし・地球環境にもやさしいからまっ、いいか」
ぐらいに思って
コストが安いエコインクカートリッジを使用していました。
ところがどっこい
今回はかなり悲惨な壊れ方をしたので
とうとう買い替えの寿命が想定外にも早くやってきて
結局高い買い物になるはめに…
■悲惨だけに飛散
なんと、コピーをするたびに
黒いインクなどがコピー用紙に飛びり
ギャー
「飛散だけに悲惨だわー」
と
おもわず親父ギャグが飛ぶ
いう結末になることを誰が想像したことだろうか…
いやいやいや
「これ、赤インクだったらめっちゃホラーだよな…」
だって飛び散り方が尋常じゃない‼
よく、時代劇の殺陣で悪役の俳優さんがぶった斬られた後に
ドヒャーと
血しぶきをあげるシーンがあります。
まさに、こんな具合でした。
たかだかA4用紙程度なので、決してそこまでひどい訳ではありませんが、ちょっとそれを想像させるようなインクの飛散具合でした。
こんあ悲惨な壊れ方をしては、消費者として一言もの申したくもなる訳です‼
これを今読んでくださっている中にもこのような経験された方いませんか?
「おいおい、そんな大惨事になるならばしっかりとデカい字で明記してほしいものだ」
と声を大にして言いたい。
■これってエコなの?
ところで、
「なぜそんな悲惨な壊れ方をしているにもかかわらずインクエコカートリッジが大量に仕入れられて世の中に流通しているのか?」
皆さんそんなことを考えたことありませんか?
私はそれが気になって仕方がありませんでした。
「確かにお値段が安いのは助かるのですが、こうやってあちらこちらでプリンターが悲惨な壊れ方をしていたら機械を廃棄するにも地球環境に悪いしそれって本当にエコなの?」
「これって二酸化炭素めちゃくちゃ排出していることにならないの?」
ということに気がついてしまったのです。
■恐るべき行動経済心理学効果
あるとき、パソコンメーカに勤務していた友達にこの話をしてみた。
すると、こんな答えが返ってきた。
私のように大学生活をしていたなどでプリンターをあまり酷使しない一般家庭では、安いプリンターを購入して壊れたらまた安い新しいものを購入される人が多い。
さらに、あまりコピーはしないから安くてリーズナブルなインクエコカートリッジで済ませる。
パッケージに「インクエコカートリッジ」と記載されていれば、誰だって
「おー、地球にエコならいいじゃん」
という「自分もエコに活動していますという安心感」
と「リーズナブルなお得感」
になびいていくってもんだよなと説明された。
「おー、恐るべき企業の行動経済心理効果」
そしてまんまとそのからくりにはまってしまった私でした。
そして、最もなるほどと感じたのは
もしかしたら、エコカートリッジの方が純正インクに比べて必要とされる消費者が多く、しかも売り上げ利益も純正インクと比較して高いのではないだろうか?
だったら、店側としてもエコカートリッジの販売区画を拡大してじゃんじゃん売ろうということになるだろう。
という見解であった。
これまた、みょうに納得する回答であった。
さすが、蛇の道は蛇だ。
この発想は私にはなかった発想でした。
■進化したパソコンプリンター
しょうがないので、またまた急遽パソコンプリンターを家電量販店に買いにいくはめになった。
すると、やはり私とおなじようなことを考えていた方がいたらしく今はエコタンク型のプリンターが主流になり企業も地球環境を意識した製品を開発して販売されていることを知った。
その分エコカートリッジ型のものよりも少しお高くなったが、地球環境のことを考えたらやはり納得いく値段でもありました。
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