NieR:Automata Ver1.1aの補助資料っぽい奴

 Steamでセールの時に入れて画質上げてやり直したいな~~って思ってるのと、オタクにアニメ見ててもわからんって言われたし、他媒体の資料見てンホるために今のうちに個人用兼ねたまとめとして。


すぐ理解できる現状の方法

アニメ見る → youtubeの解説動画めっちゃ見る
ゲームやって補完するのはまず無理。

ゲーム版の大まかなプレイ概要

A~Zまで、アルファベットの数分エンディングがある。
A~Dは正規エンディングでF~Zは小ネタっぽいバッドエンド。

よく言われてる「最低4週はプレイする」ていうのは厳密には嘘。
実際は
・A,Bエンドはほぼ同じルートを別視点でプレイする(1ルートだいたい10時間ぐらいでクリアできるボリュームを2回やるって感じ)
・C,Dエンドは最後の選択分岐で発生する
ので、「エンディングを4回見る」ていう意味では4周するってことにはなるけれど、厳密には「1周分のプレイを二分割して、前半部分を2回プレイしてもらう。後半は選択によって2通りの結末が見れる」ていうのがゲームでの体験になる。
ので、小ネタエンドになるF以降は見なくてもOK。Eエンドは頑張って。

オープンワールドを唄っているけれど、モンハンワールドみたいにシームレスに移動できるマップ一個にいろんなフィールドがある様な感じ。デカさはDLCない状態のパルデア地方ぐらい。

操作はスタイリッシュな無双系ってぐらい気持ちいいモーションで攻撃するので戦闘が楽しい。道中の移動自体も2BやA2の見た目性能のおかげもあって、苦にならない。これがあるからゲームやってほしいって思えるぐらい。

ただアンドロイドが武器ぶん回す以外の戦闘はダルイし強制でやらされるので尚更ストレスになる。
難易度下げれば簡単に突破できる難易度だけれど、「こういうのがやりたくて作った」だけあって大事な場面でよく出てくるのでめんどくせぇ~~ってなるのは間違いない。
最初の難関は開幕始まるシューティング、第二の壁はBルートの作業感。これを乗り越えると一気に波に乗れる。はず。

スゲ~~大雑把な進みになるけれど、狩野英孝がプレイしてる動画を見るのが一番速いと思う。製作陣の解説も入るのでちゃんと概要を知れるのがデカい。

ゲーム版とアニメ版での比較

・サブタイトルが全部A~Zまでのエンディング名
ED後の人形劇がそれに該当するだけで、あんまり知ってても意味ない。
けどこの感じからしたら2クールやると思う。全26話で。

・基本ゲーム準拠、たまにアニメ用にチューニングしてるシーンがある
例えば6話。ゲーム内ではテキストオンリーで見ることになるところを、1話使ってやってる。しかもゲームでの展開とは若干違う。
詳しくは安元さんが冒頭でしゃべっている部分を参照。キャストかつゲームやり込みマンなのでかなり整理した状態かつ全容に触れた形でしゃべってくれるのでわかりやすいと思う。

こんな感じでニーアシリーズだとテキストでしか説明しない重要な情報というか場面が結構あるので、こういうのに尺を割きつつ2クール使ってやるんだろうなって思ってる。
ちなみにオートマタの前作『ニーアレプリカント』も関わってくるキャラがいるんだけれど、アニメ5話でもちらっとレプリカントのキャラが出てきたしちゃんと映像化してそれなりに説明はしてくれると思う。

・視聴者に優しい導線を作ってくれている
ゲームだと6話がないので5話の次に7話を見るようになるんだけれど、察しの通りA2について初見で疑問以外何も感じることなく終了するのでかなりキツイ。
ゲームの性質上仕方ないんだけれど、サブクエ無視して本筋だけを拾っていくと道中の会話も無視かキャンセルしまくるから全然細かな描写や説明が頭に入らないまま進むし、それをやるとこの小面倒なヨコオ作品は一気に意味不明な言語で展開される映画のような何かになるので実質理解が詰む。
Bエンドは特にかっ飛ばしていきたい気持ちはあるんだけれど、それをやると本当に理解に阻害が生じるレベルで大事な描写が多いので、サブクエも絡めつつ本筋をわかりやすくしてくれているアニメは救世主に近い存在かもしれない。

前作『レプリカント』とのつながり

全然知らなくてもいける。

知っているとちゃんと理解できるシーンはあるけれど、先述の通りアニメで補完はすると思う。
1ルート分は公式で狩野英孝プレイで見切れるのと、補足でちゃんと知っておきたい情報は十分知れるのでちょうどいいと思う。

一応リメイクは出ているけれど、オートマタ以上に面倒な操作が増えているので安易にゲーム自体を勧められないのが正直な話ではある。

ほかの媒体作品での展開

「ゲーム楽しんでくれてありがとうな!じゃあ舞台も小説も漫画も設定資料も全部読んでくれたらもっとわかるぞ!前作もだいたい同じぐらい設定資料があるし、実はほかにも3作のゲームとつながりがあるぞ!」
という正気で追うのは無理な物量になってる。
ニーアシリーズとしてならともかく、世界観のつながりは『ドラッグオンドラグーン(DoD)』シリーズという、ぱっと見(というか実質)別物のゲーム、しかもPS3やPS2がないとプレイすらできない過去の遺物を遊ぶ必要がある。
しかも上の流れが全部明確に繋がっているわけじゃないので、知ったとて文句が溢れ出る人が大半だと思う。
だから(自分も)つべの動画でDoD3作の話を頭に入れたし、正直そうでもしないと見れない部分があるのでなりふり構ってる場合じゃないっていうのもある。



ゲームのアマゾンレビューだと真っ先に「1周目をクリアしたけれど、」てのが出てきた覚えがあるんだけれど、あれは本当に大嘘だったなとクリア後に思うぐらい的外れなレビューになるので無視して買ってよかったなと思ってます。
高校数学の各定義や定理、公式を習うのがゲームだけやってる状態。定義定理公式がいつどうやって利用や証明されたかとかを豆知識感覚で教えてもらいながら授業を受けているのがアニメを見てる状態。設定資料や舞台を見るとその豆知識の全貌がわかる、ていうような感じ。

実は7話時点だと微塵もエンジンがかかっていない状況なのでまだ面白ポイントに何も辿り着いていないんだけれど、4月頭ぐらいになる13話終了時点で好きになってたらゲームやってくれると嬉しいな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?