2022年2月11日〜20日まで

2月11日
 本日は上野広小路亭夜席にて楽屋見習い。縄四楼兄さんと二番太鼓を打ち、改善点や色々なアドバイスを頂きました。一番・二番・追い出しは何とか体がリズムを覚えましたが、仲入りがまだもたついてしまいます。また練習の時とお客様がいらっしゃる時で、微妙にズレたりしてしまいます。きちんと叩けるように精進しようと思います。

2月12日
 本日から雪予報とのこと。前回雪が降った際は、最寄りの電車が運行休止になっていたため、念のため都内でビジネスホテルを確保いたしました。
が、ただ今天気予報を確認しますと、雪から雨予報に変わっていました。お泊まり会になってしまいましたが、帰宅時間が短縮できる分、やるべき事ができる時間が増えました。この時間を使って「人情山口家四代目」のチラシを完成させてしまおうと思います。

2月13日
 本日は、初めて渋谷らくごでの楽屋見習い。小せん師匠門下のひろ馬兄さんより、楽屋仕事について色々教えて頂きました。
会終わりに、師匠とお蕎麦を食べに行きました。食べながら落語界特有の気遣いや、チラシの工夫方法等のお話をしました。師匠とご飯を食べに行くのは本日が初めてだったため、心に残る時間だと思いながら上野広小路亭へ向かいました。

2月14日
 ホテルで落語会のチラシを作っていましたら、朝になっていました。10時にチェックアウトをし、そのままカラオケへ向かい軽く睡眠、起きて自分の稽古。

 その後上野広小路亭で楽屋見習い。その際、出番終わりの師匠より、ハート型の玉子焼きを頂戴しました。形が崩れないよう、慎重に持って帰りました。

2月15日
 本日は、それぞれの一門会が行われるため、前座のいない楽屋見習いでした。そのため、音響とお茶出し、うぃん兄さんにご指導して頂きながら二番太鼓、師匠に見て頂きながら志獅丸師匠の着物を畳ませて頂いたりと、前座の予行練習のような時間を過ごしました。とても貴重な楽屋見習いでした。緊張して終始手が震えてしまいましたが、無事に終えてホッとしました。

2月16日
 本日は、上野広小路亭昼席で楽屋見習い。出番終わりの談吉兄さんより「羽織で良ければ、たたみ方の練習する?」と声をかけて頂き、練習させて頂きました。

 寄席終わりに師匠宅での稽古会に参加しました。先程まで男性しかいない空間から、今度は女性が多い自宅稽古会。休憩時の会話の内容や、話すテンションが、楽屋と自宅稽古会で全然違うものを感じ、なんだか興味深かったです。

2月17日
 本日も、上野広小路亭昼席で楽屋見習い。私はよく楽屋口と階段の上り下りで、躓いたり転けたりしてしまう事が多いです。焦りと不安から足元が疎かになると思っておりましたが、二つ目の兄さん方より「スリッパが大きすぎるのでは」というご意見を頂戴しました。物理的な理由ならすぐに解決できそうですので、前座の兄さん方に相談してみようと思います。

2月18日
 師匠より勧めて頂いた山本五郎さんの絵画解説動画を視聴しました。美術を通して世界史の授業を受けているようで、とても面白かったです。また、動画を視聴してオトメカイのチラシ構造も浮かびました。浮かんだものの恐ろしく時間がかかりそうなので、早く取り掛かります。
その後、師匠宅での稽古会。山口勝平さんとご挨拶をし、竜之介さんと勝平さんの稽古を見学、私が覚える子ほめの手本稽古をつけて頂きました。

師匠よりマヨルカ島の塩(ハーブ入り)を分けて頂きました。ハーブの香りが強く、味も濃いため、何に利用するか悩み中です。

2月19日
 本日は新高円寺で行われました、こはる姉さんの独演会にて、音響と受付のお手伝いをしました。こはる姉さんより、立ち回りや狭い所での着物のたたみ方を教えて頂き、とても勉強になりました。
高円寺演芸まつりには、各大学落研と冷凍食品会社がタッグを組み、気象神社で有名な氷川神社で寄席を行なっていた思い出があるため、見習いという身分ですが、また高円寺演芸まつりに関われたことは嬉しかったです。

2月20日
 本日は「人情山口家四代目」の公演日でした。会場入りから撤収までバタバタしてしまいましたが、笑えもん兄さんの支えのもと、無事に終えることが出来ました。

竜之介さんのデニム生地の着物を初めて目撃し、ポケットまで付いていることに気付き感動しました。茜さんの緑の着物も花柄で、髪飾りと合っており、とても綺麗でした。着物も個性を出すアイテムなんだと改めて感じました。

会終わりにライフでスーパー打ち上げにも参加させて頂き帰宅。濃厚な午後のひと時でした。

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