2022年2月21日〜28日まで

2月21日
 本日は日本橋亭昼席で楽屋見習い。初めての太鼓の稽古会に参加しました。前座の兄さん方と談洲兄さんに聞いてもらい、改善点を教わりました。
太鼓以外にも、寸志兄さんより楽屋の立ち振る舞いや、目線の高さについても色々教わりました。明日の楽屋見習いで活かせるようにしたいと思います。

2月22日
 本日も日本橋亭昼席で楽屋見習い。志のぽん兄さんに太鼓の稽古をつけて頂きました。前座の上がりが上手く叩けなかったことが悔しかったので、出囃子も早くできるよう頑張りたいです。
本日トリの里う馬師匠より、「落語の本はいっぱい読みなさい。落語に関係なくても本を普段から読みなさい。」というお言葉を頂きました。
本日は前座の兄さん方を含め、二つ目の兄さん方、師匠方にお声をかけて頂きました。

2月23日
 本日は大学の先生が脚本・演出を務めた総合実習作品をYouTubeで視聴しました。オウム真理教の信者たちを追ったテーマで、かなり緊張感のある演劇です。演劇は去年大学の中ホールで行われたもので、現在YouTubeで公開しています。(日芸演劇学科公式チャンネル 川村毅作・演出『ノート』)

私も大学の課題で戯曲を書きましたが、演劇という形に一度もすることなく、大学生活を終えることになりました。このような状況になるのでしたら、色々な考えをもっと早く行動に移すべきだったなと、卒業間近に感じてしまいます。

2月24日
 本日は阿佐ヶ谷での落語サロンにご一緒し、私の稽古もつけて頂きました。
師匠より「声がこもっている。口を思い切り開けてやってみなさい。」とご指導頂き、帰りの電車で口パクでやってみました。口を開けすぎて顎が痛くなる事はありましたが、初めて〝頬が痛くなる〟という体験をしました。自分の顔の硬さを思い知らされました。

2月25日
 本日は下丸子らくご倶楽部で楽屋見習い。白酒師匠一門のあられ兄さんと初めてご挨拶をし、帰る際に前座としての心構えなどについてお話を聞きました。
電車を待つ師匠と談吉兄さんに追いつき、師弟関係についてのお話を聞きました。特に談吉兄さんのご意見は、とても貴重なことばかりで、忘れないようにします。

2月26日
 本日は、師匠の雪駄袋を作るためユザワヤへ生地を購入し、家に帰って針と糸と生地に向き合う1日でした。
私は中学の家庭科の授業をキッカケに、裁縫が好きになりました。全て手作業でもあまり苦に感じず、楽しいと感じます。
しかし縫い目はミシンの方が美しいですので、お金を貯めていつかミシンを買いたいなと思います。

2月27日
 本日は豊洲ワシツアーで見習い。その後、文化堂でのスーパー打ち上げに参加し帰宅。電車内で師匠に、今までの価値観が変わったことを伝えると、「世の中を舐めてただろう」と。本当にその通りでした。今までいかにお馬鹿学生だったか、今年に入ってより身に染みました。
スーパー打ち上げでは、自然解凍で食べれる冷凍ポンデリングを買って頂き、そのまま相模原の自宅まで持ち帰りました。家に着く頃にはちょうど良く溶けていて、美味しく頂きました。

2月28日
 本日はマゴデシ寄席で受付と楽屋見習い。
寄席終わりに、笑えもん兄さんより、着物の畳み方・見習いとしての在り方についてご指導して頂きました。
「できるようにするためには、失敗を忘れない事と数をこなす事。前座になったらこれは鉄則。」と、ご自身の失敗談を交え話して頂き、身が引き締まりました。
また私の心配事も聞いて頂きました。笑えもん兄さん、本当にありがとうございます。

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