
#厚労省は職場の女性用トイレをなくすな
⭕️今後も私たちはこの件に引き続き注視し、
抗議の声をあげていくべきだと考えています。
2021年10月11日、厚生労働省は、職場のトイレは男女別と定められてきた事務所衛生基準規則に「従業員10人以内の小規模事業所は男女共用トイレひとつでも可」とする例外規定を設けることを決定しました。
この件をめぐっては当会が成立する前、7月末に、Twitter上で抗議のハッシュタグ「#厚労省は職場の女性用トイレをなくすな」が盛り上がり、反対意見のパブリックコメントも1500件以上集まっていました。
それにもかかわらず、こうして押し切られてしまったことは非常に残念ですし、強い憤りを感じています。
しかしながら、多数寄せられた反対意見のパブリックコメントを完全に無視することは流石にできなかったようで、厚労省は今回の省令施行に先立ち「特例はやむを得ない場合に限った例外規定であり、便所は男女別設置が原則である旨を広く周知する」ということを強調しています。
私たちの抗議の声は、まったくの無駄ではなかったと言えるのではないでしょうか。
とはいえやはり、こういう例外規定ができてしまえば、小規模事業所での女性トイレ縮小の流れを回避することは難しくなるでしょう。
男女別トイレが必須と定められている今でさえ、それが守られていない事業所が多数存在するのが実情ですから。
今回の省令の公布、施行は12月上旬を予定しているとのことですが、今後も私たちはこの件に引き続き注視し、抗議の声をあげていくべきだと考えています。
厚生労働省への意見送信フォームは以下になりますので、是非とも皆様もご自身の声を届けていきましょう。
⭕️参考記事
この省令改正で原則と例外が入れ替わり、8割を超える事業所は、共用トイレ1個で足りることとなりました
— 白井のりくに(司法書士/酒々井町議会議員・立憲民主党) (@shirai_norikuni) October 11, 2021
女性活躍が叫ばれ、女性が働きやすい環境が求められている今、何故、こんな改悪をするのだろう
「職場のトイレ、男女共用1つだけ容認 反対コメント多数でも省令改正」https://t.co/XyOIFlYrIT
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⭕️厚労省
・事務所衛生基準規則及び労働安全衛生規則の一部改正に係る周知内容等について(令和3年10月11日 労働基準局安全衛生部労働衛生課)
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