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女性に対して、加害的・差別的にならない為に絶対に必要な49の認識

A_S(ヤドカリ:釣り餌にしないで下さい)様(Twitter ID@zzz_as_zzz )のツイートツリーを、ご本人の承諾を頂いた上で転載致しました。

引用元:https://twitter.com/zzz_as_zzz/status/1545772603519995914?s=21&t=2EhEIrT2yfPga2jyhscfMQ

1.女性の多くは、主に男性からの加害・暴力に対して、ほぼ常に警戒している。


2.警戒していてさえも、加害や暴力の被害に遭うので、自他の被害経験に基づき、警戒せざるを得ないのが現実。

3.継続的な警戒は心身の大きな負担になる。金銭的・時間的な負担や、行動範囲や実行可能な行動の制限もある。


4.警戒している事を気付かれると、非常に加害的・暴力的になる男性が割りと多いので、基本的に警戒していないかのような笑顔対応が習性として身に付いている場合が多い。

5.笑顔は、加害を避ける為の自衛手段でもあり、警戒していない事、不安や恐怖が無い事、拒絶していない事を意味しない。


6.笑顔は、好意、同意、快楽、友好性を意味しない。
笑顔は、主に男性が加害的過ぎるので身に着けるしかなかった防衛バリアの一つ。


7.同様に、言葉による同意、好意も、必ずしも同意や好意などを意味しない。


8.上司と部下の様な、権力構造がある場合はもちろん、単に男性と女性というだけで、警戒の必要があるので、自衛手段の一つとして、同意や好意の表明をせざるを得ない場合がある。

9.男性を警戒しなくてはならない理由の一つは性暴力であり、男性の性的な眼差し、言葉、接触、仕草などは、不快であるだけでなく、不安や恐怖や、人によってはパニックやトラウマ反応などの瞬間的な心身の反応を起こす場合があるから。
警戒しないと、危険だから。

10.家族や親族や身近な男性、いつもは優しかった男性が、いきなり加害者になる経験をした女性も多く、基本的に男性は全て警戒対象。


11.「親密な間柄」でもないのに、急に「目の色が変わって」性的な行為を求めて来る男性が、多数存在する。
それは、性加害、性犯罪、性暴力。

12.態度を豹変させて性的な加害をする男性は、比較的まともな男性が思うよりもかなり多い。


13.また、日常的な態度のままで性的な加害をする男性も居る。
従って、豹変するかどうかを頼りにする事は出来ず、「常時の警戒」が必要となる。

14.性暴力は、顔が分からなくなるくらいの酷い暴力や他の加害行為を伴う場合があり、死亡する女性もいる。


15.性暴力を伴わない女性を標的とした暴力も多数発生している。

16.性暴力や、その他の暴力、恫喝、威圧などは、一回だけでもトラウマとなり、PTSDになる事があり、繰り返されれば複雑性のcPTSDになったりする。


17.しばしば、日常生活も困難になったり、自責の念や辛い現状から自死に至る例もあり、回復が難しかったり、非常に長い年月が必要だったりする。


18.この様な原因で、男性や男性器、男性的な行動、加害性に対しての不安や恐怖やフラッシュバックなどの反応を持つ女性が沢山居る。


19.これらの反応は、視覚などの情報が入るとほぼ瞬時に発動し、予防が困難で、心身の制御が出来なくなったり、失神したりする場合もある。

20.PTSDなどの反応が起きると、心身の負担で、症状が悪化する場合がある。


21.治療を受ける場合でも、その場所に辿り着くだけで大変だったり、治療の質に問題がある場合や、被害者を食い物にする犯罪者も居たりするし、支援はまだ少なすぎる。


22.警察などへの届け出や告訴、損害賠償などの訴訟、裁判などにも、実に様々な問題点があり、被害者にとって非常に辛い苦しい思いをする面も多い。


23.法曹界は、ここに書かれたような認識が欠けている人が多過ぎて、結果的に二次加害の巣窟になっている。

24.女性に対して、もっと自衛しろ、警戒しろ、等と言うのは、既になんらかの被害を経験している多くの女性にとって、二次加害になる。


25.女性がこれらの様な現状を訴える時、それを矮小化するのは、二次加害になる。


26.これらの点をよく認識していないと、ほぼ必ず二次加害になる言動に繋がると思っていた方が良い。


27.これらに加え、女性は生理の苦痛、生理用品の費用、妊娠・出産・育児の苦痛や疲労や心労、更年期の問題など、女性の体ゆえの負担が非常に多く、女性として生きる事は男性の性妄想と異なる。

28.女性でも、若い人、恵まれた人などは、性暴力被害の経験が無かったり、女性差別の経験が少なかったりして、これらの点を認識できない人が少なからず存在する。

※女性スペースの会より注釈:若い女性は性暴力被害や女性差別の経験が無いのではなく、自分が受けた性被害や差別をそれと認識できていないことも多いと思われます。


29.性暴力などの被害だけでなく、女性差別は多くの面で多大な負担を強いている。


30.女性の中にも、女性からのいじめ、加害を受けたりした結果、他の女性への共感性が低くなった人も居て、これらの点を認識できない場合がある。


31.金銭、学業、資格、容姿などの点で自分が優れていると思う女性が、優れていないと見なす女性に対して共感性が欠けて居たり低い場合もある。

32.男性でも、女性親族からの虐待、女性からのいじめ、失恋、女性に対する支配や加害の失敗からの逆恨みなどから、女性に対する共感性が著しく低下した人たちが居る。


33.日本の社会全体が、女性に対する共感性が低い状態なので、日本人は女性に対して加害的・差別的な傾向がある。

34.LGBTQ+の他のマイノリティーの人でも、女性のマイノリティー性を認識しない人、認識したがらない人が存在する。


35.他のマイノリティーの人でも、特に男性的な加害性がある場合は、女性は警戒せざるを得ない。


36.女性の警戒は、加害性に対する反応であり、物理的な男性の身体だけでなく、男性的な言動、特に男性が軽いノリで行う様な粗暴な言動でも、警戒態勢の強化を招く。


37.一度警戒対象になると、余程の事が無い限り、信頼を得る事は無い。

38.女性からの警戒対象になる様な言動を無自覚に行ってしまった後で、仲良くなろう、とか、隣に存在する、などと言うのは、警戒感を強める効果しかない。


39.潜在的な加害者として認識した人が、自分の方に寄って来る、既にそこここで共存しているとしたら、恐怖でしかない。


40.もしも、女性と共存する事を本当に望む場合、ここに書かれた事全てやそれ以上の注意をした方が良い。


41.既に、信頼を得ている場合でも、それを失わない様に、注意した方が良い。

42.これら以外にも、女性達がツイッターを含め色々な所で声を上げているので、「黙って読み続けるべき」、と言うのが女性たちが良く言う事。


43.私は、まだ読み始めてまだ3年ちょっとで、間違っている点があると思うので、女性たちの声を聴くのが一番。


44.女性が声を上げている時、ほとんどの場合で女性たちの方が正しい面が多いと私は思いました。


45.特に、ツイフェミと呼ばれる人たちの、主に男性の加害性についての検出能力は、多くの場合非常に優秀。

46.差別や加害性の検出能力が非常に優れているのは、差別され続け、加害され続け、自衛の為に警戒し続けてきて、検出能力が常にアップデートされ続けてきたから。


47.検出用AIで、常に強化学習を行ったのと同じなので、信頼性が高い。


48.これに対し、学者などの「学んでフェミニストになった」人の中には、恵まれた人や運の良かった人や若い人の割合が多めなので、検出能力が低い人も多め。


49.よく学んで、正統的なフェミニストになったつもりの人は、野良フェミニストの人達を快く思わない人も多く、共感性も低い場合が多め。

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