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副業・法人設立・裏切り・懲戒解雇・復活…までの記録_その①

少しでも「人の為」になればと思い、自分自身の経験をnoteに残します。
経験のみならず、当時、どう対処すべきだったか等も補足して記載させていただきます。

懲戒解雇になった理由は…
会社の許可を得ず「副業と、法人を設立、引き抜いたと思われた?」のがバレた為です。それまでの経緯、そこから復活した出来事などを記させていただきます。

まず、きっかけとなったのは、数年前冬頃にとある”副業”を行うことになりました。知人の仕事を手伝う事となったのですが、自分自身、”本業”だけでは貯金も出来ず、未来が不安で、少しでも楽しく豊かに過ごしたいという思いから”副業”を始める事にしました。

副業を行うにあたり、もちろん、本業では手を抜かず、支障は出ないように対応しておりました。よくある事かもしれませんが…副業を行う内に”独立”をしたいという思いが沸々と湧いてきました。

副業を始める以前より、元々、営業職を経験しており、外の世界(他社や同業の方々等)を多く見て接する機会があり、その時から、独立した方がいいのでは…という感覚だけはありました。ただ、”後押し”するものが無くズルズルと時間が経ってしまっておりました。

そして、春頃に、社長をやっている友達に思い切って独立の相談を行いやり方等”サポート”をしてくれるという事なので、サポートを受けつつ、独立の準備を行っておりました。その間も、副業も行いつつ”事業化”も意識しながら進めておりました。

これは私の落ち度なのですが、”独立する!法人設立するぞ!”と決めてから、とても気が大きくなってしまい、当時は”信用できる同僚や同業の方へ”独立について話してしまっておりました。

当時の会社では、”パワハラが横行して軍隊のような体育会系の会社”だったのですが、皆が皆、会社の事をよく思っておらず、皆「早く辞めたい!」「会社が嫌だ!」と言っておりました。
そういうのものあり、少しくらいならと思い”絶対に内緒の前提”で、「独立を考えているんだ!」「会社辞めようと思っている」という話しをしても大丈夫だろうと思っておりました

ある日、同僚が「私も会社を辞めて、●●さんが立ち上げようとしている会社で頑張りたいです!」と相談をしてきました。とても嬉しい申し出ではあったのですが、進め方によっては”引き抜き行為”として取られてしまうので、
慎重に事を進めることになりました。あくまで”同僚の自由意志”の元、私の会社に参画したいという事です。

その後、特に問題もなく、順序良く法人の設立を進めていきました。

会社名、会社の住所、定款、法人印鑑(角印、代表印、銀行印)など対応をし進めておりました。定款については、知人の司法書士を紹介していただき作成し対応していただき、めでたくその年の夏に会社を設立いたしました。

その事をもちろん、付いて行きたいと言っている同僚とも状況を共有しております。また、「この事は会社には内緒で、明るみになったら大変な事になるから、絶対に他言はしないように」と念押しし釘は刺しておりました。

盆休み前に差し掛かり、副業でお金を貯えつつ、完全に今の会社を離れる状態まで持っていくのに来年の春あたりを目途にしよう…と狙いを定めておりました。あと少しで夏休み、家から近所ではあるが、実家でゆっくり過ごしながら新しい会社でどういった展開をしていこうか計画しようと考えておりました。この時は、本当ワクワクしておりました。

いつも通り、会社のデスクで仕事をしていると、社長から会議室に呼ばれ
私としては面談かな?くらいで、気楽な気分でおりました。

呼ばれて席に着くなり…
社長「お前、何かやってるだろ」と急に高圧的な態度で攻められました。

私「いえ、何のことかさっぱりで、訳がわかりません」

まさか…バレたのでは!?と内心ドキドキしてしまい、しかもとてもパニックになり、冷や汗ダラダラ流しながら、頭の中では(なぜ…まさか、バレたのか…!?)(バレたとしたら…なぜ!?)(誰かが喋った…!?)というように、グルグルグルグル回っておりました…。最悪な状況です。

社長は普段から強面なので、より高圧的でまるで、ドラマで出るような刑事の取調べみたいな脅しも混ざりながらグイグイ追い詰めてきました。
私自身、情けないことに脅しやハッタリ等にとても弱く(もう、ここまでか…)(どうやったら助かるんだろう…)とか思うようになっておりました。

黙秘を続けていると…

社長「本当に何にもしてないんだな」

私「はい、何もしていないです…」

社長「嘘だったら、どうなってもしらないぞ!」

私「え‥、どうなるって、どうなるんですか?」

社長「社会的な制裁に決まっているだろ。ただ、もし、本当のことを今話せば情状酌量の余地があるかもしれん」

と言われ、正直に話すように促されました…。

(話してしまったら、終わってしまう…でも、話さないと、大変な事になる…)ここで、あろう事か…私は”助かりたい”と思ってしまったのです。関わっている人たちは全く罪に問われない前提でと念押しして、話してしまったのです。まるで、刑事犯罪の自白の強要です。

※冷静に考えれば、社長はただのハッタリだった可能性が高かったのです。脅される体験なんてほぼ皆無でしたので、どうしよも出来ず社長のペースに乗せられたまま、丸裸な状態になってしまいました。

話しが終わると開放され自宅へ帰るように促されました。
自宅で会社から連絡が来るまでは”自宅待機”という命令が下ってしまいました。

※その②へ続きます…

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