将棋ニュース2021年3月7日
みなさんこんにちは。2月28日から3月6日の将棋ニュースです。
渡辺明王将に永瀬拓矢王座が挑戦する第70期王将戦七番勝負第5局は、3月1日・2日に佐賀県三養基郡上峰町の大幸園で行われ、永瀬王座が110手で勝ちました。
これで七番勝負の成績は渡辺王将が3勝、永瀬王座が2勝となりました。第6局は3月13日、14日に島根県大田市「さんべ荘」で行われます。
第32期女流王位戦挑戦者決定戦は3月2日に行われました。対局は、紅組優勝の山根ことみ女流二段が192手で白組優勝の伊藤沙恵女流三段を破りました。
勝った山根女流二段は初めてのタイトル挑戦を決めました。
里見香奈女流王位に山根女流二段が挑戦する第32期女流王位戦五番勝負の日程はご覧の通りです。第1局は4月27日に兵庫県姫路市「夢乃井」で行われる予定です。
第34期竜王戦ランキング戦4組準々決勝、中村修九段 対 村田顕弘六段は4日に行われ、中村九段が勝って準決勝に進出しています。
ランキング戦6組は57人の棋士と4人の女流棋士、4人のアマチュア、それに奨励会三段が1人参加して行われていて、ベスト8が決まりました。
女流棋士枠で出場している西山朋佳女流三冠と、アマチュア代表の小山怜央さんが準々決勝に進出しています。
3日に行われた宮本広志五段 対 折田翔吾四段の対局は、折田四段が勝ちました。
第79期C級2組順位戦最終10回戦が5日に一斉に行われました。
出口若武四段と大橋貴洸六段が勝って、C級1組への昇級を決めました。出口四段は昇級により五段に昇段しました。
降級点は長沼洋八段、近藤正和六段、富岡英作八段、塚田泰明九段、堀口一史座七段、村田智弘七段、田中寅彦九段、福崎文吾九段、中座真七段、大平武洋六段につき、このうち村田七段、中座七段、大平六段は3回目の降級点で、フリークラス行きが決まりました。
お~いお茶杯第62期王位戦挑戦者決定リーグが進行しています。2日に白組1回戦の羽生善治九段 対 長谷部浩平四段、4日に木村一基九段 対 片上大輔七段、6日に豊島将之竜王 対 斎藤慎太郎八段が行われ、それぞれ羽生九段、木村九段、豊島竜王が勝ちました。
第92期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント1回戦、永瀬拓矢王座 対 屋敷伸之九段と、森内俊之九段 対 菅井竜也八段は5日に行われ、永瀬王座と菅井八段が勝ちました。
第70回NHK杯将棋トーナメントは準々決勝の4局が行われました。
準決勝の組み合わせは、佐藤天彦九段 対 稲葉陽八段、山崎隆之八段 対 斎藤慎太郎八段になりました。3月に準決勝と決勝が放映されます。
第29期銀河戦は本戦が進行中です。
伊藤真吾六段、瀬川晶司六段、服部慎一郎四段、星野良生五段、斎藤明日斗四段、石川優太四段、黒田尭之五段、八代弥七段が勝っています。
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