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ざっくりとした「2年前に書いた初心者指導メモ」

Facebookって、何年か前のその日に書いた投稿がぴょこん!と出てきますよね。
今日、ぴょこぴょこ出てきた2年前の記事を一部手直しして掲載します。
前回(ハンドブック)が4時間かかったので、今回は3分でバランス取ります!

ここから、2016年3月30日の投稿

最近の入門者への教え方。(ざっくりとメモ)
・将棋は2人で対戦するゲームです。
・駒は四角の中にまっすぐ入れます。
・さかさま向いている駒は相手の駒です。
・かわりばんこに動かしていきます。
・玉はこんなふうに動きます。
・玉がつかまったら負けです。相手の玉をつかまえたら勝ちです。
・じゃあ、実際に試合をしてみましょう。
・将棋の試合のことを対局と言います。
・玉はいちばん手前の真ん中におきます。
・今回は先攻、後攻はじゃんけんで決めましょう。
・本当は先手、後手って言うんだよ。
・では対局を始めるときは、あいさつをします。じゃあ手はひざの上に置いて~、背筋を伸ばして~、よろしくおねがいしまーす。
(ここまで10分弱)
(たいてい引き分け)
(たまに終わる)
(5分くらいやってる)
・ありがとうございましたー。
・気づいただろうけど、これ、終わらんよね?
・ではここで、相手の玉をつかまえるための駒を紹介しまーす。
・金将でーす。
・金はこんなふうに動きます。
・金がつかまっても対局は続きます。もし相手の金をつかまえたら、この緑の台の上に載せてください。これは駒台って言います。駒台の上の駒は、自分の番になったときに、空いている四角の中に置くことができます。
・では玉と金を使って対局をしてみましょう。
(ここまでで20分弱)
(これは結構勝負っぽくなる。というか見える)
(余裕があれば頭金を教える)
2日かけて教える場合、1日目はこれプラス歩の動きを教えておしまい。
歩を教えると成りが出てくるので急にめんどくさくなる。
でも成らないルールでやるとか、もっとややこしいことになるので。
玉と金だけなら存在しないルールを作らなくても対局ができます。
この順番で教えるメリットは。
・開始20分で対局をしているので、見にきた親御さんがびっくりする。
・本人ももうできている気分になる。
・間違えがちな金の動き方をすり込める。
・これくらいなら、後ろで見ている親御さんも覚えられる。
・家に将棋盤があれば、家でもできる。
・なんなら必殺技その1「アタマキン」を教えられる。
・なんなら必殺技その2「数の攻め」も教えられる。
・金の動き方をすり込ませるので、と金、成銀etcを教えるときに話が早い。
・このあと歩を教えて、玉金歩で指すともうほとんど将棋。
・このあとは歩→飛→角→香→桂→銀の順で教えている。最初に金、歩と地道に動く駒が出てくるので、飛が登場したときのこどもたちのテンションの上がり方がすごい。
・(これは今のところ、ですが)金を徹底的にすり込んでいるからか、金銀の動き方の間違いがこれまでより少ない気がする。
デメリットは、「引き分けが多い」ですね…。
ていうか、駒の動かし方の順番とか、そろそろ台本(セリフ)付きでマニュアル化されないんだろうか。なんなら腕の動かし方もマニュアル化できると思うんだけどなぁ。

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