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【DTM】音作りは凡俗的になったら負けだと思ってる

メディアアーティストのウズです。

今年一発目に今年の目標を書いて以来2度目の投稿となりますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は変わらず動画作ったり音楽作ったり、。
とりわけ前回記事の目標にも書いた通り、音楽制作は毎日しています。

強いて違うところと言えば今いる場所が海外の実家だというところでしょうか。隔離生活ではありますが、楽しくクリエーションしてます。

上述の通り、音楽は毎日何かしら新しいものを作っています。
やはり環境が変わると、とりわけ海外に来ると音の感じ方とか少し違うのかなと感じたりしますし、いつもとは違ったアプローチで制作してみたり、普段使わないような音を使ってみたり。。

今回は従姉妹の結婚式で来たわけですが、こういったアプローチができるだけでも十分来て良かったなと感じています。

毎日音楽を作る。という試みは去年したことがなかったので新鮮な反面色々と思うこともあり。。

まだ音楽をちゃんとコンペに出したりしたことがないので大きな口ではいえなのですが、これからDTMを始めたい方や私のように音ともがいている方へぜひ読んでもらえたら幸いです。もちろん、暇つぶしにでも。

・好きな音を軸に取り組む

私の記事を読んでくれている方ならお分かりかと思うのですが、私の主な稼ぎはモーショングラフィックス制作(以後は動画制作と呼びます)です。

仕事として制作することと、自分のために制作することの違いは動画制作でなんとなく理解しているつもりであり、ある意味脳の使いどころとしては動画でも音楽でも大きく大差ないと思っています。
※どちらも絶対的なプロフェッショナルではありません

誰かのために価値提供する行為を仕事、自分軸で価値創造する行為を活動だと私は思っているのですが今の社会に生きる上で、仕事は私たちに圧倒的な存在感を放ち常に意識せざるものとなります。とりわけ、社会で働くということを覚えた大人ならばなおさらだと思います。

例えば動画制作だと仕事をしたい!と思った場合動画制作アプリを学び、そこからポートフォリオを作り営業し、仕事を勝ち取っていく・・・

金銭的収入を目的としているならば別ですが、動画に感動してこんなものを作ってみたい!という気持ちから始まっている場合、そうやって仕事を勝ち取っていくだけではいつか虚しさが訪れます。
⇨私は経験しました。。

ある程度の常識を持つ限り、私たちは基本的に仕事しなきゃ!という意識が働きます。でなくとも、周りがあなたに社会復帰を持ちかけたりもしてくれるでしょうし、選ばなければ仕事をすることはそこまで難しくないと思います。それはとりわけ、自分が興味のある分野に対しても一定の努力を行なってしまえば同じだと思います。

私はむしろ、活動に継続的な時間を使う方が難しいと思います。

活動をしても報われる保証はないですし、孤独に感じたり周りへ劣等感を感じたり・・・何よりも自分が作りたいもの・制作したいものが何なのか見つけるのも意外と難しかったりします。

ちなみに私が好きな音は完全に打ち込みな音かつ固い音で日常的な雰囲気が入っているサンプル音源が好きなのですが、それらを組み合わせて音楽を作っていくと完全に自分独自で好きな音が形成されて嬉しいつ思いつつ、孤独を感じたりする時もやっぱりあります。

でもそうやっていくつか自分の音を何とか形にして、周りへアウトプットしてみて徐々に自分の音が広がっていけたらすごく気持ちいいんだろうなと思ったりします。それこそアーティストだと思いますし、そうやって認めてくれる人がいれば自分への活力もより大きくなるのかなと。

・目指す音に近い人・技術がすごい人の動画を視聴

Youtubeで「DTM 作曲」と調べればとりわけたくさんのチュートリアル動画が出ます。とりわけDTMを動画で勉強している人にとって、sleepfreaksさんの動画をみたことがない人はいないでしょう。笑

しかしたくさんある動画をじゃあ全て参考にする!のは意味がないと思います。

・自分はR&Bが好きだけど、オケの作曲も満遍なくみてる
・コード理論についての動画を複数みる
・メロディーラインはあんま気にしないけど、とりあえずみてる

こういった流れ視聴はあんまり意味はないのかなと。

先述の通り活動をする上での糧になる時間は大切だけど、仕事だけのために学ぶ理論はことクリエーションにおいて大きく意味を成すことはないと思います。とりわけ、アーティストとしての意識が強い方は尚更だと思います。

制作でなくとも、最初はものすごくやる気があったけど段々とそのやる気が消えていった経験ってありません?

あれと一緒で結局自分が興味のないことにダラダラと時間を使ってしまうと最終的にやる気って失われてしまうと思いますし、下手をすれば嫌いになってしまうこともあるので注意です。

・音のキャッチアップは24時間出来る

ずっと音楽制作してると「あれ?なんの音が自分にとって気持ちいいんだっけ?」となったりします。割とアルアルだと思います。

私も基本は家でずっと仕事してますし、何より機材が全部家にあるのでつい閉じこもって音楽制作しがちなのですがこうやって海外に来てみると例え隔離期間でも日常的な音がいろんな角度で新鮮に聞こえたりすることに気づきました。

あ、音って常に聞こえるんだな。

すごく当たり前ですが、当たり前すぎて素通りしてしまう事実No.1かもしれません笑

特にR&Bやちょっとエモい系の音楽を作る際に環境音を入れて音をミックスすることもあるのですが、ちょっとした日常生活の音を取り入れるだけで味が出る楽曲に変わったりしますし、何よりも日常の音っていろんな音がすでにミクシングされているから2度と聞けない音であって・・・

そう考えると音楽活動って常にどこでもできますし、仮に機材がなくとも録音はスマホがあれば後でEQで整えてある程度の調整はできますし、まさに無限に音サンプルがあるようなもんです。もちろんずっとそんなことしてたら頭いかれちゃいそうですが・・・笑

私は仕事として音楽をした経験はまだ数件しかありません。

ただ活動として音楽を作ることの素晴らしさは段々と感じていますし、今の時代PCひとつでも音楽が作れる環境も本当に感謝してます。そうやって自分が楽しい感じる音を作って、いつかいろんな人と自分の音をシェアできたらもっと楽しいのかなと思いますし、こんな音の使い方もあるのか!と相手の感情が動いたら尚更嬉しくなると思います。

まとめ

色々と書いていきましたが、最終的に私が言いたいことは凡俗的になったら負けということです。

サブスク真っ最中の今の時代量産的に音楽は生まれていますしフルで音楽を聞く習慣もどんどん無くなっていますが、音楽がどの時代でも人に何かしら影響を与えるのは歴史を振り返れば明らかですし環境や時代が変わってもそこは変わらないと思うんです。

だからこそ自分の音を創造して人にシェアして、人に理解されていく。

こういった流れを掴んでいくことが大事だと思いますし、廃れないように凡俗的な音楽にならないよう木を配ることも大事だと思います。働き方の上でフリーランスでいることと少し似ていますが、常に挑戦の日々だと考えて音と向き合うといった感じでしょうか。

孤独を感じることもあると思いますが、DTMerの皆さんがんばりましょう!












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