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映画「リスペクト」見てきました

はい、見てきました!
#JenniferHudson 主演の #ArethaFranklin 伝記映画「リスペクト」

個人的にはこういう、役者を立てて描かれる伝記映画(最近だと「ボヘミアンラプソディー」のような)はそんな好きじゃないが、まぁ、Aretha Franklinだったら見ないわけにいかないなと言うことで見てきました。

うん、いい映画だと思う、ってのが率直な感想かな
(他人事のようですが。。。その理由はこれから記します)

アレサ演じるJennifer Hudsonを筆頭に、配役が本物とそっくりで笑っちゃう程だったね、特に最後のAmazing Graceのシーンに出てくる #JamesCleaveland 役の人がそっくりで笑っちゃうほど。プロデューサーの #Jerry Wexler もそっくりだったしなぁ。あ、#SmokeyRobinson は似てなかったな。クララ役の形で久々に #HeatherHeadley を見れたのも良かった。彼女のアルバム好きだったからな。

あと、知ってる人には「おっ」と思うシーンがちょいちょいあった。例えばプロデューサーのJerry Wexlerがアレサと喧嘩してるとこで「ビートルズからの楽曲提供の話」がセリフでチラッと出てきたりしてたね。そう"Let It Be"はポールがアレサのために書いた曲とされるのだ。

あ、その話はすでに記してます
「Let It Beはアレサのために書かれた曲だった?」

あと姉妹喧嘩をした後にアレサがピアノに向かって歌ったのがNina Simone"Young,Gifted and Black"だったりしてね、そこから"Daydream"の話とかまでにはいかなかったけれど、、、、、、

そう、伝記本も読んでたしおおよそ彼女のキャリアを知っていてこうした映画を見ちゃうと、
「あれはどう描かれてるんだろう?」
「時間軸はちゃんとしてるだろうか?
ボヘミアンラプソディーみたいにリリース順番がバラバラにされてないだろうか?」

ってチェックするような目線になっちゃうんだよねぇ。。。

でもやっぱり"I Never Loved a Man"誕生の瞬間とか妹が書いた"Ain't No Way"を形にしていく瞬間とか名曲誕生の瞬間ってのはもうキュンとしまくりでした。そう、名曲、名演って、知っていてもキュンとしちゃう。それが音楽の力、ソウル魂の力だよねぇ

その極みがエンディングで使われた、
本物のアレサ最後の名唱とされるこの"A Natural Woman" ↓


これ何度見てもウルウルしちゃうんだよなぁ。。。今見直しても。。。あ、ヤバい😭

*****

といろんな思いが交錯して見ちゃうわけですが、俺にとって大事な視点が
「これはアレサを知らない人にも伝わる映画なんだろうか?」
「ソウルマニアが喜ぶ・批評するだけの映画になってないだろうか?」

個人的には昔「歌えロレッタ愛のために」ってカントリーシンガー #LorettaLynn の伝記映画を見て感動して、彼女のレコードを探したことがあるからね。興味のなかったジャンルでも、音楽・歌の力が素敵に描かれていると、興味を持てるようになるからね。そう言う意味でちゃんと「アレサを知らない人にも伝わる映画になってるのか?」って気になる訳。SOUL PIANISTを自称してる俺からしたらね。

その点も大丈夫だと思う。と言うのも偶然俺が見た回に後輩女性シンガーが見にきてて、彼女はそんなにアレサは通過してない人だったけど、目をウルウルさせて映画館から出てきたからね(笑)

11月現在、大手大作映画と同様に全国的に大きく展開され、宣伝もされている映画「リスペクト」。個人的には「ボヘミアンラプソディ」以上にヒットして欲しいなぁ。。。と思いながら俺もウルウルしながら映画館を出ましたとさ。

映画「リスペクト」HP。
あなたの街でもやってるよきっと


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