真逆のことを頑張って想像してみる

もう俺がどうこう言わなくたって「オリンピック中止を！」と多くの人が言うようになってきた。そして相変わらず政府は「開催」しか口にしない日々。

お、じゃあいっそ俺が思ってたことと正反対の、この夏に本当にオリンピックを開催しちゃうとしたら？そしてそれもまさかの大成功になるとしたら？と言う想像を頑張ってしてみよう。

■1 新型コロナは世界で収束とは言い難い状況の中、ワクチン接種や消毒対策をきちんと準備して無事多くの選手団が来日、変異株が持ち込まれる例は数例見られたものの、その後の対策が迅速で感染拡大を防ぐことが出来て無事終了。
(これまでとは違うちゃんとした対策を日本政府がしてくれた！今までは何だったんだ！となるほどの)

■2 来日する選手団が泊まる場所には、これまで営業自粛を余儀無くされていた日本食料理店を中心に出店、振舞われて大好評。一部ではあるものの、苦しんでいた飲食店へ手を差し伸べたことがニュースに。

■3 世界記録こそいつもほどでなかったが、感動的なシーンがいくつも生まれた。

■4 何より話題になったのは選手団が入場しない形の開会式閉会式。ここ数ヶ月であつらえたとは思えないプロジェクションマッピングと、オンラインで選手団を国立競技場に映し出す方法が美しくて、コロナ禍における最上で最先端の開会式閉会式だ！と世界中で感動を呼んだ。そしてこの式を2ヶ月で作り上げたアーティストX氏が大きく世界で取り上げられることになる。

、、、、もし、もし本当にオリンピックを開催するならば、「今までは何だったんだ！」と皆が口を揃えるほどのしっかりしたプランと行動力のある人が政府内および政府が声をかけた人の中から出てきてくれることが必須。「自分はオリンピックの夢と希望を忘れてはいけないと思ってるんです！」と言う熱意と企画力を持ってる人が出てきてくれることが必須。そんな、現在の世論にめげずに、熱い気持ちですでに準備中のX氏が何人いるか？にかかってると思います。

それでもし無事やりきったならば、グッと日本の空気がポジティブになるはずです。新型コロナ禍自体はもちろんオリンピック後もしばらく続くでしょうが、「そうだ、こうやって協力して、こうやって対策していけば最小限の被害で社会を止めなくても済むんだ！」と言う一例にもなるでしょう。まさに政府が言っている「コロナに打ち勝つオリンピック」になるでしょう。

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、、、とここまでは精一杯の想像で頑張ってみたオリンピック開催＆成功シナリオ。実際のところ非常に厳しい状況であることは確かで、でも中止になったらこのままだと5000億近くの負債が発生すると言われていて、それは東京都が負担しなきゃいけない。最終的には我々に金額的なしわ寄せは税金なり何なりの形で来ます。コロナだけを軸に考えるならば中止が最適解だと思いますが、その負債がそのまま契約通り日本が払わなければいけなくなるんだとしたら、、、こうした、無観客開催のシナリオの想像も必要なのかもなぁ、、、とは思うようになって来ました。

中止論者はいくらでも今いらっしゃるので、
そう言う時は真逆のことを想像してみることも必要だと思うオリンピック2ヶ月前でした
一体どうなるんでしょうねぇ、、、
X氏はいるんでしょうかね？？

PS:まぁ俺の本音は、これを機に、IOCは解体、一旦オリンピックという形は無くなってもいいんじゃないか？くらい思ってます。スポーツの祭典自体はいいと思うんですが、ここまでビジネス、利権、金にまみれてしまうと胡散臭さしか目につかないですからねぇ・・