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富山市篁牛人記念美術館
富山遠征2日目は、富山市の富山市民俗民芸村にある篁牛人記念美術館です。館蔵品展「牛人と小さないきものたち」をやっていました。こちらの美術館は、なんと入館料が大人100円で(高校生以下無料)館内は撮影自由ということで、たくさん撮影させてもらえました。
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入口で靴を脱ぎスリッパに履き替えて入館するようになっています。入館料を支払うと、パンフレット類をいただけて記念スタンプを押す場所もありました(もちろん押しました)。
牛人の絵には、シャクトリムシやカタツムリなどの小さないきものが描かれていることが多いです。そういう小さないきものが描かれた作品約40点を展示した館蔵品展でした。
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上の「ナルホドタイシタモンダノー」は、よく見ると新聞紙に描かれていることが分かります。牛人は絵が認められず生活に困窮していた時期が長く、麻紙が買えず渇筆画を中断していたことがあります。質の悪い紙に水彩画を描いたりしていたそうですが、私はこの時期の絵も面白いなと感じます。この「ナルホド…」もそういう時期に描かれたものだと思われます。
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絵のテーマとして、坂田金時が描かれているものは多いです。昨日、高岡市美術館で見たものの中にも山姥と金時を描いたものがありました。今日見た中にも、この絵の他にも金時を描いたものが複数ありました。
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金時さん以外にも、たとえば寒山拾得や西王母、老子なんかも良く描かれるテーマだと思います。
上の西王母は渇筆画ではあるものの細い輪郭線のみで描かれた部分が多く、ちょっと他とは違った雰囲気があります。今日見た中では、三蔵と弟子を描いたものと、この西王母がとても気に入りました。
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午後からは富山県美術館へ。昨日購入していたアートのまちめぐりパスポートの残りチケットで入館してコレクション展を鑑賞しました。ピカソやミロ、ロートレックの絵画や、たくさんの椅子のコレクションもあって面白かったです。
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こちらの美術館の屋上は「オノマトペの屋上」と言って、オノマトペから考えられた遊具がたくさん並んでいる庭園になっています。この屋上は入館料なしで上がることができます。
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ひとつ上の写真の黄色いポールの束は、ベンチに座って見ると大きな「あ」の文字が浮かび上がりました。
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屋上からは立山連峰や環水公園を眺めることができます。今日は昨日とは違って良いお天気でしたので、かなり綺麗な景色を見ることができました。
今回は篁牛人を中心に2日間見て回りましたが、富山県内には面白そうなミュージアムがたくさんあることが分かり、機会があればまた来てもっとあちこち見て歩きたいと思いました。
富山に入ってからの交通費をあらかじめ計算してICOCAにチャージしていたのに、バスも電車もICカードの使えるところが少なくて現金ばかりが減っていった2日間でした。ちょっと調査不足だったのは反省点です。
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