環境変わると新しい事に気づけるかも

自分のお仕事現場では、ヘッドフォン越しに自分の音を聴いて演奏することが多いです。

ここのところ、大きめホールで、スピーカーからの音を聴きながら演奏する機会がふえました。

さて、演奏上の微妙な悩みといいますか。。

あれですよ、ポジション移動するときのキュッっていうノイズ。

できるだけ次の音にレガートしたいプラス、できる限り音を次の音に繋げたい!

これをヘッドフォンの環境で、実現しようとすると、自分の音のフレットに弦が当たる音、指が滑る音、音を止めるときに、フレットから弦が離れようとする音すべてが明確に聞こえてくるので、結構な悩みの種だったんです。

ところが、スピーカーの環境になると、他の楽器の音、ホールの空気感などにマスキングされて、露骨に弦から指を離してポジション移動しても、ノイズもなければ、音楽的なつながりも維持できているんです。

あっいやちがうな、ばれないから切っちゃっても平気平気

ていう開き直りの方が正解

安心して音を止めて、移動して次の音をだしちゃう。

しばらくこの環境が続いた後に、ヘッドフォンでライン直の音で演奏する機会があったときにびっくり、あれ、今までさんざんノイズを気にして気を遣ってひいてたのに、遠くへのポジション移動、ノイズレスで弾いてる。しかも気を使ってない。

おやおや、なぜでしょう。



そんなことがあって思ったのが

あえて、環境を変えてみて演奏すると自分の演奏がどんな風に変わるかなあなんて観察してみるのおもしろそうだなとおもったわけです。

アンプのequalizerをめっちゃくちゃなあり得ない設定にして、只弾いてみる

いつもの音色を目指して弾いてみる

いつもの音色は諦めて弾いてみる

さかてにとって、このセッティングだからこそできることを積極的に探してみるとか



ああ!なんかおもしろそう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?