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文字が思い通りに書けない原因は無意識のせい?

大嫌いな自分の手書き文字から少しでも好きになれる字が書けるようになりたいと、試行錯誤を始めて2カ月が経ちました。

ペンの持ち方は、Youtubeで動画を見たりして一ヶ月くらい練習して人並みになりました!
が……

真っ直ぐ線が引けない!
文字の幅を同じにして、並行になるように線を書く?そんなの無理っ!
中心が揃わないし、高さも文字間の間隔もバラバラよ!

と、直すところしかないです。
知識はYoutubeやら本から学べるけれど、実際に文字を直すのは難しい。

直そうと思っても直らない中で、ちょっと気付いたことがある。

文字を書くとき、ああしなきゃ、こうしなきゃと思う所がたくさんあります。
指先の力の入れ方だったり、姿勢だったり、線の幅を均等にするにはどこにペンをつけるか、そしてどこに向かって線を引くかとか……とにかく気をつける事ばかりです。

しかし、世の中それが出来れば苦労はしません。
きれいに書かないと意識しすぎて、【きれいに書かなきゃ!!】に脳が支配され、結局気を付けるところが意識できず、手癖で書いている。
他にも気を付けるところを意識しているつもりで、書いている瞬間に気を付けることがすっぽ抜けて手癖で書いていることもあります。

手癖というか無意識に書きやすいように文字を書いている。
無意識って凄い。
人間の思考や行動の9割は無意識だって言うけど、私の場合文字を書くことがほぼ無意識下の行動らしい。

直す気があっても、無意識に支配されていたら直すのは難しい。
すべて自分の意識しないところで勝手にやっていることだから、認識もできない。
今まで何度も挑戦して、きれいに書きたいと気持ちでは思いつつ無意識で書いて、結局書けないから諦めるの繰り返しだったのかも。

その事に気付いたので、
文字を書く時は無意識に書いている
いうのを意識するようにしました。

無意識に手が動くから、線をまっすぐ書くために指先の動きに注意!と、認識を変えたら、線が真っ直ぐ書ける率が上がりました。
綺麗に書かないと!という抽象的な事より、無意識が働くからここをこうする!と具体的に考えた方が、しっかりと認識ができて効果があるみたいです。
まだまだうねっとしてしまうことがあるけれど、毎回うねうねしているということはなくなりました。

無意識に手を動かさないマインドを取り入れて、最近ひらがなの練習を始めました。

カーブの多い字や、直線がくねっとなっていたり、バランスが悪かったり、気になる所は多々ある。
だけど、私史上ではなかなかいい感じの文字です。

知識を得ることは大事だけれど、それ以前に無意識に支配されている認識と具体的な動作の認識が私には必要だったのかもしれません。
一つわかったところで、この調子で自分が見て不快にならない文字を極めていこうと思います。


もし、成功したら万年筆を買おうかなと思っていたり……
報酬のために私の脳には頑張ってもらいたい。