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ちょっと残念な郵便局での出来事

風景印を押してもらおうと思って、郵便局に行ってきました。

風景印とは、その郵便局でしか押してもらえない特殊な消印です。
その土地の名所や特産物などがデザインされていて、普通の消印とは一味違った特別感があります。
郵便物を出すためではなく、ご当地スタンプを集めるように風景印をコレクションする方もいらっしゃるみたいです。

私が風景印を求めたのは、海外にポストカードを送るためです。
ちょっと変わった消印だと喜んでもらえるかなー程度気持ちで「風景印を押してください」と窓口でお願いしました。

が、ここからが想定外の展開でした。

「風景印を押すスペースが少ないので、切手と文字に被ります」とのこと。
普通の消印感覚でお願いしていたので、被っていても問題ないと、伝えたのですが……
「少々お待ちください」と、言われ職員さんが四人集まって、ああでもないこうでもないと会議が始まってしまいました。


消印一つ押すためにめちゃくちゃ申し訳ない気持ちになりました。
慌てて問題があるなら普通の消印でもいいので……と、言ったけれど、なかなか会議が終わらない……。
ええ、本当に申し訳ない気持ちになりましたよ。
とても軽い気持ちだったのに、四人の職員さんの手を煩わせてしまった……


そうこうしている間に、別の問題が発生しました。
海外にポストカードを出す場合、【AIR MAIL】等々の空輸でお願いしますという意味合いの一言を書くか、シール貼らなければいけません。
私は自作のエアメールシールを貼っていたのですが……
郵便局のエアメールシールを貼らなければいけませんと言われてしまいました。

「エアメールだとわかるシールを一応貼ってるんですけど……」
と、言ってみましたが、駄目ですと言われてしまいました。

シールのサイズが2.5cm✕2.5cmと小さかったからか……
それとも私が知らないだけで、ポスト投函後とかに職員さんがエアメールシールを貼ってくれているのか……
そうだとしたら、今まで私が出したポストカードは自作+郵便局のエアメールシールが2つ貼られて届いてるの?
それは嫌だなぁ……

と、オロオロしている間にエアメールシールを貼られてしまいました。
しかも、アメリカに出すポストカードだったので、バーコード用(アメリカは右下に細長いバーコードが打たれる仕様)にわざと空けておいた右下の空白に……
他に貼る場所がないから仕方ないのかもしれないけれど、そこか……


無事に届くと良いなぁと思っていると、4人会議していた男性が、「ちゃんと重さ測って」と最初に対応してくれた窓口の女性に言われまして、ハガキの重さを測られました。

一般的な厚さのポストカードにマステ(上の縁取り)とエアメールシール(小さめ)とシール一枚なので、それほど重くないと思うんですが、なぜ測る??


「重さは大丈夫です」という窓口さんに対して、「ちゃんと100円分の切手貼ってある?確認して」という男性……

さっきまでそのポストカードを手に持って見てたやん。自分で確認しへんのかーい!と、めちゃめちゃツッコみたくなりました。

もちろんそんな事言わないけれど……
カスハラって言われたくないし……
すでに色々困らせてるし……

そんなこんなで、結局、普通の消印で送ることになりました。
目の前で、消印を押してもらって「これより風景印は大きいですからね」と、切手貼ってあるか確認して男性に説明されました。
そして、風景印を押す場合はしっかりスペースをあけてくださいと言われてしまいました。

他の郵便局で風景印を押してもらったときは、被ってもいいよと伝えたら何事もなく押してくれたので、その時と全く対応が違ってちょっと複雑な気分です。
全体的な対応もモヤモヤだけど……

こっちがモヤモヤしてしまったように、郵便局の中の人もモヤモヤしたんだろうなぁと思います。
切手貼ってある確認してくれ男性は特に面倒な客だなぁと思って対応したんだろうなぁ……。
こっちは面倒事を言うつもりはなかったけれど、向こうにしたら面倒なこと言ってるかもわかんないし。
私が常識なかったのかしら……
いや、そこまで難しいこと言ってないと思うけど……


と、自分の常識非常識さで悩んでみても、過ぎたことは仕方ない。

とりあえず、今回のことからスムーズに風景印を押してもらうためには、スペースはそれなりに空けた方が良いということを学びました。

エアメールシールのことはダブルエアメールシールで届いていたら嫌なのでちょっと確認してみようと思います。