見出し画像

スイミーで、実現したいこと。

どうして、古本と日本酒の店を作るの?
どうしてスイミーなの?
その理由を、クラウドファンディングの本文に詰め込みました。
おかげさまで目標を達成したので、これ以上多くの皆さまにクラウドファンディングのページをお送りする必要はないかと考えているのですが、
この文章だけは多くの人に読んで欲しくて。
こちらに残すことにしました。
よかったら読んでみてください。



スイミーで、実現したいこと。




「上越なんもないしなぁ」

地元について話そうとすると、ついぽろりと出る言葉です。
これを、なんかもっと誇らしい気持ちになれるように、変えていきたいのです。

自分にできる、小さな一歩。
それが、「ちっちゃい好きを集める店」を作ることです。



スイミーは、小さいけれど、可愛らしくて、やさしい空気の流れる店です。

壁いっぱいの本棚に古本が並び、カウンターで日本酒を飲んだり、ソファでくつろいだりできます。
もしかしたら、お隣の人とお友達になれるかもしれません。

そうしてゆったり過ごす中で、見つけてほしいのです。


この本のこの言葉、いいな。

あ、このお酒、おいしいな。

もしかして、近くの映画館も、いいかも。

少し先の居酒屋さんにも、行ってみようかな。

あれ、こんなところに古い神社、あったんだ…
そんなふうに。

「ちっちゃい好き」を見つけて、集めて、そしたらどんどん増えていって…
そんなサイクルを作りたいのです。

上越に、ディズニーランドとか清水寺みたいなおっきいものはないです。
でも、ちっちゃい魅力がたくさんあります。

ちっちゃい魚が集まって、大きな魚を追い払い、じぶんたちの居場所を守ったように。
ちっちゃい好きが集まったら、いつのまにか、上越をもっと好きになっているかも。

そんな、変化のきっかけになる店にします。



お店をやろうと思った理由。

地元民が地元を愛して楽しんでるまち。
外から来た人も地元の人も、立場に関係なく交わる場所があるまち。
それが、地域政策学部なんていう
不思議な大学で学び、あっちこっちへ一人旅をした自分なりの、「活性化」の答えです。

自分の地元上越市は、景色も綺麗で食べ物の美味しい、素敵なまちです。
でも、移住するひとは少ないし、同級生も都会へ出て行ってしまうし…。
いったい何が違うんだろう?と考えた結果です。

ないなら、作ろう。肩書きも年齢も、地元の人も旅の人も関係なく、気楽に話せる場所。
古い建物を活用し、素朴ながらもかっこよくて、ちょっとした自慢になる場所。

そして、この場所をきっかけに、

周りにあるもっと素敵なお店の数々も、
味のある路地や、綺麗な空も、もっと楽しめるようになったら…。




多くの人が自分のまちを好きで、楽しんでいる。

外から来た人も気楽に関わって過ごせる場所がある。

そうしたら、上越も誰かの憧れのまちになって、若い人達も帰ってきちゃったりして…?!
とおい先の妄想かもしれませんが、そんなふうに考えています。
このお店が、小さな一歩です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ひとりで切り盛りする小さな店ですので、
こっそりと少しずつ営業していくつもりでおります。
お近くを通ることがあれば、ちょっと覗いてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?