Into the Unknown ~生きる活力としてのポップカルチャー〜 Swimmer Missy 2020年11月22日 21:16 去年の今ごろ、私は仕事で行き詰まっていた。SEという仕事は、プロジェクトベースで働くのだが、そのプロジェクト内容やプロジェクトメンバーによって、職場環境のカラーがだいぶ変わる。去年アサインされたプロジェクトは、メンバーも雰囲気も私には水が合わなかった。尊敬できる人がいなかった。(上から目線に思われてしまうと思うが・・・)ワクワクする職場ではなかった。私は腐っていた。毎日、満員電車に揺られて職場に行くのが苦痛で、仕方なかった。直感的に、「何か違うな」、「ここじゃないな」と思っていた。そんなタイミングで、私はPanic! At The Discoの「Into the unknown」という曲に出逢った。この曲は、「アナと雪の女王2」のエンディングテーマである。本編内で流れる「Into the unknown」は、イディナ・メンゼルが歌っているが、エンディングのノリノリなバージョンは彼が歌っている。この曲を初めて聴いた時、私はガツーンと頭を殴られたような衝撃を覚えた。憂鬱な通勤電車が一気に華やいだ。アメリカのエンタメ、ポップカルチャーはこれだからやめられないと興奮した。ロック調にアレンジされた楽曲にPanic! At The Discoの高音が気持ちよく鳴り響く。イディナの歌う神秘的なバージョンも、もちろん素敵だが、男性ボーカルでここまで高いキーを自在に操れる人は、なかなかいないのではないか。イントロのワクワク感も半端ない。この曲のおかげで私は気付くことができた。「今のプロジェクトをやめよう!」私が求めているのは、「ワクワク」だ。大事な人生の時間を腐りながら過ごすのは、もうやめよう。「Let it go」だ。日々の生活は、良いこともあれば、悪いこともある。人生を少しでも彩って、明日への活力を生み出す一端を担えるのは、間違いなくポップカルチャーであるだろう。私自身、スターウォーズやマーベル作品の最新作の公開日を楽しみに日々仕事を頑張れていた。これだけ私にとって、心躍ることはない。だからこそ、どんな形でもいいから、アメリカのポップカルチャーに関われる仕事がしたい。エンタメの力で誰かの人生を応援したい。そのことに気付かせてくれたPanic! At The Discoには本当に感謝している。 もし何かピンとくるものがあれば、よろしくお願い致します! サポート