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逆ニッチェがなんで面白いのか考察してみた【真空ジェシカ】

すいっち｜読書×お笑いnote

愛知県で行われた「爆笑！お笑いライブin半田」 でニッチェを見てきた。

真空ジェシカで言うところの「正ニッチェ」を目の当たりにした。逆ニッチェが存在するからこそ生まれる「正ニッチェ」という概念。

逆ニッチェとは、江上さんの顔と、顔と同じくらいの大きさがある髪を逆にしたお面。真空ジェシカ川北さんが「ラヴィット」初登場でいきなりかました”アレ”のこと。

僕が今回見た江上さんは、髪を後ろで縛っていたのでトレードマークの髪が見れなかったのが少し残念だけど。

ネタを見てても、「正ニッチェを見ている」という別の面白さが生まれてきてしまう。もはや素のニッチェを見ただけで面白い体になってしまった。

なんで僕はこんなに「逆ニッチェ」が好きなんだろう？
考えた末、6つにまとめて”みました草薙”。


シンプルなビジュアルの強さ

今まで生きてきて見たことがないパワフルな”何か”。
自然界では決して見ることのない人工的な”何か”。

江上さんはそのままでも画力(えぢから)あるのに、逆にすることで増す威圧感。尋常ならざる配置の違和感に引き込まれてしまうんだなあ。

江上さんを分解して捉える発想

江上さんを

髪、顔、髪

のパーツに分解して考えたことが無かった。ましてやそれを逆にするなんて発想も。やっていることは単純だけど、思いつくのは難しい。
まさに「コロンブスの卵」だ。やはり非凡なる才能…。

実際にカタチにする行動力と度胸

思いついても実際にやるかどうかはまた別の話なんだけど、そこをやってしまうのが真空ジェシカ。

最近も「ラヴィット！」で尖ったボケを連発し、Twitterで大叩かれしていた。しかし、めちゃくちゃにしてやろうとしたわけではなく、ただ「面白くしよう」としただけとのこと。

「逆ニッチェ」を思いついても、実際に人前に出すのは勇気がいる。
だけど、面白いを追求した結果、「逆ニッチェを実行する」という答えが導かれたんだろうな。そんな真空ジェシカが好き。

真空ジェシカとニッチェの関係性の薄さ

真空ジェシカとニッチェの関係性として、

他事務所 かつ ニッチェのほうが先輩

である。この関係性で「逆ニッチェ」をやってるの肝据わってる。
「関係性ないのによくやるなあ」という面白さがじわじわくる。

逆江上じゃないんかい

江上さんの顔と髪が逆なので、本来「逆江上」になるはずのところをあえての「逆ニッチェ」。

「近藤さんは？」というツッコミが入り込む余地があるのが良い。しかも、「逆ニッチェ」の響きも良い。
論理よりもセンスが優先されている感じが好き。

派生が豊富

・逆ニッチェ
・インフィニッチェ
・無ッチェ
・小ッチェ

…などなど派生が多い。気になった人は調べてみてください。
説明すると長くなるので、ここでは省略。
ちなみに「逆江上」ではなく、「逆ニッチェ」にした選択がここで活きている。

突然だが、「オズボーンのチェックリスト」はご存知だろうか？

考えるための方法を記した「考具」という本で紹介されている思考法だ。

転用、応用、変更、拡大、縮小、代用、置換、逆転、結合

この9箇条を要素に当てはめてみて、新たなアイデアを出す。

これをニッチェに当てはめてみると…

・逆転→逆ニッチェ
・拡大→インフィニッチェ
・縮小→無ッチェ、小ッチェ

派生がオズボーンのチェックリストに則っている。意識的か無意識的か分からないが、アイデアの思考法が備わっている川北さんはやっぱすごい。

まとめ

これからも逆ニッチェが見れる。
それが生きる希望。明日からもまた生きていくための僕の活力。

「スキ」を頂けると、さらに僕の生きる活力になるのでお願いします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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