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スベったっていいじゃない、人間だもの

有吉さんの記事に感銘を受けた。

「スベりと友達になれると、楽しくなるよね現場が。じゃんじゃんスベりにいかないと。『今日もスベりに行こうかな』なんて。楽しいですよ」

ぜひ、有吉さんの境地にまでたどり着きたい。

突き詰めれば、スベったって死ぬわけじゃないのだ。

芸人だったら、スベってそれが続くと仕事が無くなって生活に困るということはあるかもしれないが、

スベってその場で即死という場面はないと思う。

スベったことに対して「自分はダメだ」と思い詰めることが、悪い状況を生み出すのだと思う。

D・カーネギー著の「道は開ける」にもこう書かれている。

シカゴ大学の教授ナサニエル・クリトマン博士は睡眠の研究にかけては世界の最高権威であるが、不眠症が原因で死んだという例は聞いたことがないと断言している。確かに人間は不眠症について悩み、次第に生命力が衰えて、病菌のために命を失う。しかし、それは悩みが原因であって、不眠症そのものが原因ではない。

つまり、

睡眠不足では死なない。→睡眠不足を思い詰めることで精神が病む。

ということ。

これって、「スベる」ことも同じことが言えるのではないか。

スベっても死なない。→スベったことを思い詰めることで苦しくなる。

に置き換えられると思う。

また、

ちきりんさんの「マーケット感覚を身に付けよう」では、

「失敗経験がない」→「これまでの人生において、チャレンジをしてきていない」と見なされる

とある。

スベったひとはそれだけ笑いにチャレンジしてきた証拠なのだ。素晴らしいじゃないか!!

なんなら、スベったことがむしろ面白くなる人もいる

春日さんとかパンサー尾形さんとかスベり方が見事にキレイなので、その美しさが面白くなってしまう。

「スベる」とか「失敗」なしに生きられる人なんていないんだから、さっさとスベることに快感を覚えたほうがいい。

あー、スベるの気持ちいいーー!

でも、書いた記事がスベるとそれはそれでダメージでかいんだけど…

(訳:「スキ!」押してください!!)


☛お笑い芸人が書いたエッセイをまとめたnoteはこちら



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