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すいっちの読書日記

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ビジネス書・小説・エッセイなどを読んで、僕自身が感じたことや僕の経験とリンクした部分を伝える記事をまとめています。数個のポイントに絞って書くように心がけているので気軽に読んでくだ…
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2021年9月の記事一覧

表舞台と裏方へのリスペクト【又吉直樹:東京百景】

僕は人前に出る表舞台の仕事か、 陰で支える裏方の仕事をしたいのか決まっていない。 ただ、表舞台では裏方への 裏方では表舞台への リスペクトを忘れないようにしようと決めている。 ”忘れない”という表現は正しくないかもしれない。 忘れてしまうのは重要だと思っていないからだ。 どの表現がぴったり当てはまるだろうか。 ……”根付いている” かな。 もっと良い表現もある気がするけど、ひとまずこれで勘弁してください。 とにかく「いつでも当たり前のように傍らにある」状

挨拶は人間関係を円滑にする【挨拶をする4つのメリット】

こんにちは、すいっちです。 以前、挨拶についての記事を書いたのだが、 小林賢太郎さんのエッセイ「僕がコントや演劇のために考えていること」の中でも挨拶についての記述があり、 「やっぱりな」と膝を打ったので、改めて挨拶の効能について紹介したい。 ■サインとしての機能返事や挨拶をはっきり大きくすることは、現場にとってとても大切なことです。「おはようございます」には、「私は来ましたよ、ご用がある人はどうぞ」というサインとしての機能があります。 引用元:小林賢太郎「僕がコントや

本は杖やビート板

本を読んだら人は変われるか? 結論を言うと、 本を読んで”行動すれば”変われる。 ただ、本を読んだだけでは変われない。 本は本気で何かをしたい人間にとっては杖やビート板のような役割をすることはあるけど、本だけの力で人間を変えることはできないと思う。 だから、とめどなくダイエット本が出ては売れるし、自己啓発本も売れる。本当に変われるのなら、一冊出版されたらその一冊以降売れない筈。 やっぱり本人の意思と行動ありき。本は杖やビート板。 引用元:若林正恭「完全版 社会人大

自分に同情するな

「自分に同情するな」 村上春樹の小説「ノルウェイの森」で僕が好きな一節だ。 生きてりゃいじけたくなるときもある。 「こんなに頑張っているのにどうしてうまくいかないんだ…」 でもそれって自分の主観でしかなくて、他人がどう思うかは他人次第だったりする。 だから、周りから見たらたいしたことないことで自己憐憫に浸っているように見えるかもしれない。 本人にとっては辛いことだって言うのもわかる。 でも、その自分は他人の視点から見てどう映るか?を考えてみてほしい。 辛いから