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想いを形にするための「データドリブン」

「支援」と「データ」。
みなさんは、支援や普段の活動の中で「データ」を意識することはありますか?

福祉や支援に触れる時に大切なものの1つに「エビデンス」があります。
さまざまな統計法をつかって、一定条件のもと、研究結果を解析した結果が有意な場合に「エビデンスがある」とされます。技法の効果、施策の有効性、現実を数字にすることで分かりやすく客観的なものになります。

それが公的な施策に反映されたり、支援の研修の中で技法として学んだりしていますね。

また、よく言われる「業務効率化」。
まだ今は一般化は先だと感じますが、AIが私たちの仕事に大きく影響してくる未来もそう遠くはないでしょう。

内閣府

どのようなツールをどんなやり方で導入したときに、具体的に「何分効率化したのか」把握することで「この浮いた時間分、支援にあてられる」と考えることができます。もし、何らかのツールを導入してもやり方が変わっただけで効率化できていなかったらあまり意味がないかもしれません。

得てして、人は「だ~いだい」な人間だと思います。笑
だいたいこれくらい、勘でこれくらい、みんな言ってるからそうだろう、というような。日本では、そのような判断が時に政治の場や企業などでもなされているようです。

支援の文脈では数値化できないもの、しにくいもの、してはいけないものもありますね。だからこそ、頭でクールに判断すべきポイントにも目が向かなかったり、向け方がわからなかったり、それって必要?と考えたりすることも…あるように思います。

何かものごとを前に進める時、周囲を巻き込むとき、訴えていく時、そこに客観的な「データ」があることは私たちの背中を押してくれます。


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